ĴŠ-33 Pašnoĵmi(フモクツィ・アヅネヅニーツィ・バシュノフニ)または
KH-33(khmokzi'd 33/フモクツィド・アンドクヮ・ドクヮ)はPMCFのフモクツィ社が設計したレシプロ戦闘機/偵察機。
KH-33は
連邦の機体型番である。
概要
充分な運動性と積載量を有しつつ、戦闘機としては優秀な航続距離や安定した高高度性能により、爆撃機や対ケートニアーガンシップの護衛やケートニアー迎撃任務で活躍した。
リナエスト生産型はPMCFが島国である都合上洋上迷彩を行っている。
特徴
ドロヅネ社製10気筒空冷エンジンを採用。良好な整備性と量産性を兼ね備えていると評判であった。排気の煙がコックピットの視界を奪う可能性を考慮して触媒処理されたものを排出している。
機体内部の燃料タンクには約1000Lの容量を持ち、他機を大きく引き離す航続距離を誇る。長距離を連続で飛行するパイロットへの負担軽減のために初めてオートパイロット装置(高度維持機能、方位維持機能、水平維持機能)が搭載された。
操縦席後方は飛行機材と燃料タンクで防御されており、後方から射撃されても乗員が死傷する可能性は低いとされていた。
巡航速度は280km/h。ロール方向の旋回能力が高い。フラップ未搭載。
機銃は20mmクラスを2丁搭載し、装弾数は少なめの100発。
問題点
試験段階から離陸時に機首が下を向いてプロペラを破損する事故が頻発し、頭を悩ませた開発陣は主脚を前方に再配置したりより長くしたりして対応したがついに根本原因を突き止めることはできず、各国での運用が始まってからも度々そのような事故が発生した。
ĴŠ-33を操縦するパイロットには離陸時にブレードピッチの過度な操作をしないことが訓示された。
ドロヅネ社製10気筒空冷エンジンは大出力ながら大きいエンジンであり、操縦席が主翼の後方に設置せざるをえなかったため、離着陸時の下方視界が悪かった。
後に後方と下方に死角が多く、視界を確保するため、機体前方下部と機体後方にカメラが取り付けられ、操縦席のモニターから見ることができるように改良された。
現場では低空侵入時の墜落事故が原因で低空ピッチ性能があまり良くないという評価であった。
ギャラリー
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リナエスト機のコックピット。左上から順番に速度計、人工水平儀、高度計、メーター4個セット(左上から時計回りに燃料、ブレードピッチ、バッテリー、回転数)、球体型コンパス、表示灯4個セット(パーキングブレーキ、ランディングギア、燃料警告灯、オートパイロット)、フリップスイッチ4個セット(着陸灯、モニター電源、モニター切替、暖房装置)、着陸/後方確認用モニター、エンジンキー。手前には装備品。左から順に双眼鏡、懐中電灯、救急キット。左側面のボタンは風防の開閉。 |
最終更新:2023年10月03日 22:43