ヴィテールの教育について取り扱う。
概要
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諸外国と比較すると特殊な学校が多い。例を挙げるならヴィテール国立大学校は小学校の時点から設計や化学、理科など、理系に偏った科目が多い。ヴィテール国立大学校・大学では学士、特殊課程では専門、大学院では博士が取得できる。また、このような 教科(連邦教育課程)も必修とされている。
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入試
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入試は大きく分けてValとLivasがあり、Valは中学〜高校、Livasは高校〜大学の入試となっている。また、この枠組みから除外されるものとしてヴィテール国立大学校国立大学、商業専門学校、工業専門学校、軍事大学校があり、小学生から社会人に至るまで、幅広い人材を教育、支援している。普通学校とは一風変わった学校である。
また、大学の入試と同レベルの問題が出題される高校入試では、如何に内容を先取りできるかで合否が決する。
ヴィテール全土入学志願者二次選抜
通称をLijevaという。
一次試験(Livas)で不合格となった受験者への救済措置かつ、空いた定員を埋める制度。
まだ希望はあると信じてやまない入学の意思が強固な受験生諸氏への、志望校や志望する大学校からの少しばかりの気遣いである。
ヴィテール特別選抜(Eiva)
成績優秀者へ学力を免除し面接のみで入学を認める制度。
この制度を利用して飛び級も可能。
国立大学校系独立試問
国立系の大学校・教育機関が独自作成を行う難問。
毎度のように正答率は1~2%という、あまりにも狭い門である。
しかし、この独立試問において30問のうち約20問を正答した受験生には特待枠が用意される。
だが、今までこの特待枠を得た人物は1人しかおらず、相応に難易度は高い。
専門課程試験
一般科目を抜きにして専門科目(理数系)のみで受験可能な制度。
面接や書類選考、各種態度や成績が重要視される。
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課程
区分 |
課程 |
年齢 |
特殊課程(義務教育から除外) |
特殊課程履修時間 |
任意教育 |
幼稚園 |
1~3 |
なし |
なし |
義務教育 |
小学校 |
6~12 |
ヴィテール国立大学校・技術者課程 |
小学校から数えて17年間 |
中等学校 |
13~15 |
高等学校 |
16~19 |
任意教育 |
国立大学 |
16~23 |
国立商業専門学校 |
16~23 |
国際物流学科 |
4年5ヶ月 |
国立工業専門学校 |
16~21 |
生産・設計システム学科 |
3年 |
国立軍事大学校 |
16~25 |
ヴィテール国立大学・将校課程 |
5年 |
16~25 |
ハレ国立医学大学校・軍医課程 |
3年 |
16~28 |
国立軍事大学校・操縦課程 |
6年 |
大学院 |
21〜 |
総合探求学科 |
大学院高等研究機関 |
20〜 |
高等・根幹研究学科 |
基礎科目
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ヴィテール独自の課程 |
分野 |
内容 |
公的資格 |
数式利用Ⅴ |
理系 |
数値計算などで多方面的な視点を養う。小学レベル。 |
第Ⅴ種数式技能証明 |
数式利用Ⅳ |
より高度な数式を扱う。中学レベル。 |
第Ⅳ種数式技能証明 |
数式利用Ⅲ |
数式利用Ⅳより高度な数式を扱う。高校レベル。希望者はⅡ〜Ⅰの数式利用の学習ができる。 |
第Ⅲ種数式技能証明 |
数式利用Ⅱ〜Ⅰ |
数式利用Ⅲより高度かつ専門的な数式を扱う。大学レベル。高等学校〜中等学校生はⅡ〜Ⅰの学習は任意。大学生は必須。 |
第Ⅲ種数式技能証明 |
物理利用Ⅴ〜Ⅲ |
物体に働く力や機械に働く応力の予測、計算を主体とする。 |
物理実用検定 |
物理利用Ⅱ〜Ⅰ |
大学レベルの物理。高等学校〜中等学校は任意。大学生は必須の課程。 |
化学利用Ⅳ〜Ⅰ |
中学から高校レベル。高等学校〜中等学校生はⅡ〜Ⅰの学習は任意。大学生は必須。 |
取扱要注意物専門者 |
設計製図Ⅳ〜Ⅰ |
中学から高校範囲の設計製図を学ぶ。高等学校〜中等学校生はⅡ〜Ⅰの学習は任意。大学生は必須。 |
機械設計者のための試験 |
機械力学Ⅳ〜Ⅰ |
機械の動作する仕組みを学ぶ。高等学校〜中等学校生はⅡ〜Ⅰの学習は任意。大学生は必修。 |
機械工学概論 |
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教導(Leftu)
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教導とは、被教導者に技能を身につけさせることであり、教導者と被教導者の最高尊厳は国家によって厳格に守られる。
教導者は自らの技能を公式に証明する必要があり、技能証明には試験・監査・書類選考・経歴精査など様々な条件がある。
また、教導は国家への申請、およびヴィテール国立教職大学/大学院の修了には行えず、不正な教導、特に被教導者の最高尊厳を虐げる行いが判明したならば、国家憲兵はその行いを停止させ、その行為を主導した人物を勾留・尋問出来る。
また、教導は人によって多種多様であり、「体術」もあれば、「言語」もある。
なお、教導に際してはそこで学んだことをヴィテールの公的な教育機関の単位として変換できるものとする。
過去の事例としては、軍における空挺降下の技能を「パラシュート降下」の教導(教導者はフィシャ・レーテ。元ヴィテール軍軍曹、最精鋭とされる空挺襲撃部隊に12年間勤務)で免除された例があり、教導の内容より軍の方が難易度的には易しいとの事があった。
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ヴィテールにおける専門特化教育の問題点
ヴィテールにおける課題点の一つとして「専門科目に特化しすぎた故の全土の学生の学力低下」が挙げられ、これを防ぐためにヴィテール全土の学校においてはSafes(ザフェズ)という学生支援システムを設けている。70:70の比率で、合格最高点は170。
実習と座学で70点ずつ取得すれば進級や単位認定が可能な制度である。
なお、座学のみでは満点を120とし、そのうちの80点取らないと認定が不可能となる。通称:(reva)と言い、救済措置は多めだが留年しやすい。
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補修や課外講義は本人が希望するならば可能であるし、その行動に伴う手当や臨時の休暇が教員には保障される。
また、課外講義において、体験を熱烈に希望する学生については特例の措置が施行され、学生は講習・試験を任意で自らの知的好奇心の赴くまま受けられる。そして、講習や試験に合格し、当人の資格が認定されたならば単位として加点される。
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最終更新:2024年02月21日 15:26