本項ではヴィテールの文化について解説する。
ヴィテールの文化
このページではヴィテールの文化について総合的に取り扱う。
ヴィテール人とはどのような形態か?
競争心が強く、主体的であるが、協調に関してはあまり得意ではない。
いわゆる一匹狼スタイルであるが、他者への節度や礼儀、人徳や未知に怯えず足を踏み出す勇猛果敢さは並外れたものである。
また、個人差はあるものの、甘い匂いを好まない。
失敗した際は、自らの過失を良く考え、行動で挽回するのが常識である。
ヴィテール人の共通認識を言語化するならば、「人は失敗する物であり、それを叱って何になろうか」になるだろうか。
総じて失敗を許容する風土ではあるが、人命に関わってくると話が異なってくる。 また、ヴィテール人は全てにおいて尊敬しているものの名前を付与する癖がある。
長い歴史と、国家と共に生きて来たヴィテール人の誇り高い態度は、他国民にとっては時に苛立ち、喧嘩の要因になることもあるだろう。しかし、ヴィテール人は必ず相手の立場を尊重する。
そうしなければ、ヴィテール人として名乗る資格すらないからである。
特に彼らがそうなった理由の一つとしてヴィテール第一内戦が挙げられ、ヴィテール人は自己主張のみでは争いの元であるということを身を以て知った。
権利保証や国際的警察力の協調姿勢も特に際立っており、彼らヴィテール人の共通の認識として『新しいものと古いものの融合』が挙げられるだろう。
ヴィテール人は時に喧嘩っ早いが、そうなる理由として考えられる要因が、自らの誇りを蔑ろにされたと感じた時や、国家や自ら、あるいは隣人、親しい人などを侮辱された時などである。
彼らは他人を思いやり、他国民であろうと寛容に受け入れるが、自国・連邦法や文化を尊守しない人間に対してはその態度が嘘かのように、冷徹無慈悲に扱う。
彼らは良い隣人であるが、同時に『手強い敵』でもある。ヴィテールに赴く際はきちんと、彼らヴィテール人がそうであるように、礼節を重んじなければならない。
ヴィテールの食文化
ヴィテールにおける食事
基本的に器は置くが、小さい器は持って食べる。
北部はフォークオンリーで食べるが、南部ではフォークとスプーン、特定の地方では串を使う。
肉などは南部は一部の部族(ハルゼナ)が生で食べる.しかし大抵は蒸したり煮る.北部系部族は焼いて食べる傾向がある.
料理一覧
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Karupe カルペ
生地で肉と野菜と果物を包んだトルティーヤ似のものである。
基本的に南部で食されることが多く、北部ではValuhanisaが主に食されている。
Valuhanisa ヴァルハニーザ
肉を焼いてハーレ(薬草)と共に皿に添えたもの。ヴィテール人の誇りの原点にして頂点である。
Jakavasanti ヤカヴァザンティ
小麦粉を水と酒で練って乾燥、味付けしたもの。パンとは違って、かなり硬いためスープなどでふかして食べることが多い。北部で主に食される。
Ftuje auti フトゥイェ・アウティ
魚と肉を共に塩で味付けし、穀物のスープに具として添えたもの。北部発祥。
Saraxa ザラハ
果物を空洞にし、そこに甘味やお菓子を入れ蓋をする料理。もとは硬い木の実を割り、そこに入れていた。南部発祥。
Fala ファーラ
炒めご飯。米と卵とタレをぶちこんで34分くらい炒めて水分を飛ばしパラッパラにしたもの。芳醇かつ濃厚な味わいがあなたをヴィテールの世界へと誘う....
Qeas クェアズ
野菜を肉を焼くためのタレで焼き、これでもかというほど塩をふりかけ、北部人を困惑させんとする香辛料で彩ったとても辛い物体である。
Tuku トゥーク
FalaとQeasを共に盛り付けた南部の誇り、かつ ゲテモノである。
とてつもなく塩。塩。塩。とにかく辛い、塩分たっぷり。
Fajati ファヤーティ
ヤカヴァザンティを塩や細かく切った薬草でアレンジしたもの。
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食材
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Olua sulu(魂の実)
酸っぱく、後味は甘味が強い。主に北部で食されるが、干すと酸っぱさが消えて甘みとほのかな香りのみになる
過去に魂だけとなったヴィテール人がこの実を見つけてかぶりついたところ、生者に戻れたという伝説から名前が由来している
ヴィテールにおける魂化とは、いわゆる「グラケア」への変異の途中の容態であり(人型を呈する)
日本で言うような実態のない青い火の玉とは異なる概念である。
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最終更新:2024年08月15日 07:45