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白騎士メルザ<White Knight ‘Melza’>
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プロフィール
性別:女性 | タイプ:ナイト | 種族:人間 |
英装:白騎士 | 職業:騎士 | 武器:霊装剣マリウス | 出身:モルダナ大陸 |
誕生日:9月7日 | 年齢:19歳 | 身長:165cm | 体重:ヒミツです… | 3サイズ:83/52/85 |
趣味:料理(味は不明) | 特技:動物に懐かれやすい |
癖:自分のダメな点を口にする | 長所:一度決めたことをやり抜く強い意志 | 短所:落ち込みやすい |
エピソード
心優しき王国騎士
モルダナ王国の貴族の娘にして同国の騎士。
彼女の名は圧政を敷く破神に挑んだ希望の名でありまた後に人々に忌み嫌われることとなる名でもあった。
彼女の名は圧政を敷く破神に挑んだ希望の名でありまた後に人々に忌み嫌われることとなる名でもあった。
メルザの名前がモルダナ王国の記録に初めて出るのは、
彼女が弱冠14歳で王が率いる砂漠の魔獣討伐隊に付き従った時といわれている。
本来であれば、少女であるメルザではなく彼女の父が従軍するべきところではあったが、彼は生来病弱であり、代わりに彼女は出陣することになったというのが通説である。
その際、砂嵐がもとで孤立した王の本隊が魔獣に急襲されたところをメルザが救援。魔獣を撃退する。
彼女が弱冠14歳で王が率いる砂漠の魔獣討伐隊に付き従った時といわれている。
本来であれば、少女であるメルザではなく彼女の父が従軍するべきところではあったが、彼は生来病弱であり、代わりに彼女は出陣することになったというのが通説である。
その際、砂嵐がもとで孤立した王の本隊が魔獣に急襲されたところをメルザが救援。魔獣を撃退する。
王は自身を助けた者が、まだ年端も行かない少女であったことに驚くと同時に、若いながらも卓越した戦いぶりに感心したという。
彼は救援に対する感謝の意と、メルザの実力を認める意味を込めて、彼女の貴族階級を引き上げたとされる。
彼は救援に対する感謝の意と、メルザの実力を認める意味を込めて、彼女の貴族階級を引き上げたとされる。
メルザは自身の出世を鼻にかけず、一般民衆に対しても分け隔てなく接したため、多くの人から好かれていたと伝わる。
だが、口数は少なくおとなしい性格で、自分が思っていることを表に出すことはあまり得意ではなかったという。
そのため、彼女の人物像を正確に把握することは困難だったとされるが、その行動からは心優しく正義感の強い女性であったことが読み取れる。
だが、口数は少なくおとなしい性格で、自分が思っていることを表に出すことはあまり得意ではなかったという。
そのため、彼女の人物像を正確に把握することは困難だったとされるが、その行動からは心優しく正義感の強い女性であったことが読み取れる。
グランゼリア全体が破神の圧政に統治されていた当時、メルザは苦しむ人々に対し、できる限りの救済を行っていたという。
だが、他の国に漏れずモルダナ王国も破神に従う姿勢であったため、彼女の行動にも限界があったのが現実だったようだ。
だが、他の国に漏れずモルダナ王国も破神に従う姿勢であったため、彼女の行動にも限界があったのが現実だったようだ。
そんなある時、彼女が懇意にしていた者達の暮らす村が破神によって無理難題を突き付けられ、それに応じられなければ村を破壊すると、破神の眷属を通じて脅迫される。
メルザは破神の要求に応えるため奔走し、村を救おうとした。
だが彼女の尽力もむなしく、村は魔獣の手によって消滅することとなる。
メルザは破神の要求に応えるため奔走し、村を救おうとした。
だが彼女の尽力もむなしく、村は魔獣の手によって消滅することとなる。
この事件の後、彼女はある決意を胸に秘める。
炎の剣士との出会い
メルザと親しかった村が消滅した後、彼女は突如モルダナ王国から姿を消したと記録されている。
今でこそ、彼女は理不尽な破神の圧政から世界を解放することを目的に旅に出たことは知られている。
だが当時、メルザの目的を知る者はおらず、彼女の出身である村や、その周辺の者達の動揺は小さくなかったという。
今でこそ、彼女は理不尽な破神の圧政から世界を解放することを目的に旅に出たことは知られている。
だが当時、メルザの目的を知る者はおらず、彼女の出身である村や、その周辺の者達の動揺は小さくなかったという。
その後しばらくのメルザの消息は不明だが、各地を旅していたようで、地域ごとの記録から彼女の痕跡を確認することができる。
その中のひとつとして、ランゼリア大陸において彼女がある剣士と出会った記録が残されている。
どういう経緯であったのか、今となってはその詳細は謎だが、剣士は破神から世界を解放するというメルザの旅の目的に賛同し、彼女に付いてくるようになったという。
以降のメルザの足取りを辿っていくと必ず、炎の力を宿した剣を握る剣士が傍らにいたという記録を確認できる。
その中のひとつとして、ランゼリア大陸において彼女がある剣士と出会った記録が残されている。
どういう経緯であったのか、今となってはその詳細は謎だが、剣士は破神から世界を解放するというメルザの旅の目的に賛同し、彼女に付いてくるようになったという。
以降のメルザの足取りを辿っていくと必ず、炎の力を宿した剣を握る剣士が傍らにいたという記録を確認できる。
メルザと剣士が共闘した記録はいくつか残されているが、中でも特に有名な戦いは「グランドウォールの戦い」であろう。
この戦いは、かつて剣士に散々に打ち負かされたランゼリア王国の有力者が、彼に対する復讐心から起こしたものであり、メルザはそれに巻き込まれただけだったという。
メルザ達はグランドウォールにて有力者の軍に包囲されるが、彼女はその状況でも冷静に、まずは話し合いによる剣士と有力者の歩み寄りを提案する。
だが両者は聞く耳を持たず、彼女の説得もむなしくグランドウォールは乱戦状態となってしまう。
この戦いは、かつて剣士に散々に打ち負かされたランゼリア王国の有力者が、彼に対する復讐心から起こしたものであり、メルザはそれに巻き込まれただけだったという。
メルザ達はグランドウォールにて有力者の軍に包囲されるが、彼女はその状況でも冷静に、まずは話し合いによる剣士と有力者の歩み寄りを提案する。
だが両者は聞く耳を持たず、彼女の説得もむなしくグランドウォールは乱戦状態となってしまう。
戦いの最中、ふたりは離れ離れとなり、メルザは孤立したところを軍隊に囲まれてしまう。
万事休す……その時、軍隊の前にひとりの男が立ちはだかった。
万事休す……その時、軍隊の前にひとりの男が立ちはだかった。
認め合う仲間
グランドウォールにてメルザの窮地に駆け付けたのは、かつて彼女に仕えていた騎士であった。
彼はメルザが王国内にいた時から彼女を厚く慕い、王国を黙って飛び出したメルザの後をひそかに追い続け、ようやくここで追いついたとされる。
騎士は彼女を庇いながら、氷の剣で軍隊を一掃。
圧倒的な強さを示したという。
彼はメルザが王国内にいた時から彼女を厚く慕い、王国を黙って飛び出したメルザの後をひそかに追い続け、ようやくここで追いついたとされる。
騎士は彼女を庇いながら、氷の剣で軍隊を一掃。
圧倒的な強さを示したという。
そのままメルザを救出し、無事その場を離脱……すれば事は荒立たず収まったのかもしれない。
だが騎士の矛先は、軍隊からメルザと行動を共にしていた騎士に向かってしまう。
どうもこの時点で騎士は、メルザが王国を飛び出したのは、この剣士が彼女に何かを吹き込んだからと勘違いしていたらしい。
騎士と剣士、炎と氷の剣が激しくぶつかり合っていたが、その真っ只中にメルザは割って入り、二人の攻防を止め、戦いをやめるよう彼らを説得したという。
だが騎士の矛先は、軍隊からメルザと行動を共にしていた騎士に向かってしまう。
どうもこの時点で騎士は、メルザが王国を飛び出したのは、この剣士が彼女に何かを吹き込んだからと勘違いしていたらしい。
騎士と剣士、炎と氷の剣が激しくぶつかり合っていたが、その真っ只中にメルザは割って入り、二人の攻防を止め、戦いをやめるよう彼らを説得したという。
「あなた達は私にとって大切な友人です。友人同士で争うのは、やめてください!」
彼女の声にふたりは我に返り、一時剣を収める。
その後、騎士と剣士はメルザにそれぞれの言い分を主張。
その際、メルザは双方の言葉が尽きるまでじっくりと話を聞き、それから丁寧に騎士の誤解と剣士の戦意を解きほぐしていったとされる。
その後、騎士と剣士はメルザにそれぞれの言い分を主張。
その際、メルザは双方の言葉が尽きるまでじっくりと話を聞き、それから丁寧に騎士の誤解と剣士の戦意を解きほぐしていったとされる。
メルザの尽力をもってその場は丸く収まり、騎士は王国で仕えて以来の忠義をメルザに尽くすため、剣士はこれまで通り、それぞれメルザと行動を共にするようになったとされる。
だが、騎士と剣士はお互いの第一印象に加え、もとからの性格が合わなかったらしい。
グランドウォールを離れた後も、ことあるごとに衝突したという。
もしメルザと行動を共にするという共通の目的がなく、ふたりがであってしまっていたら……
道中3人が立ち寄った村の人の中には、二人の関係をそのように不安視していた者もいたという。
だが、騎士と剣士はお互いの第一印象に加え、もとからの性格が合わなかったらしい。
グランドウォールを離れた後も、ことあるごとに衝突したという。
もしメルザと行動を共にするという共通の目的がなく、ふたりがであってしまっていたら……
道中3人が立ち寄った村の人の中には、二人の関係をそのように不安視していた者もいたという。
メルザはどちらのことも信頼していたようで、口数は少ないながらも「自分が旅の目的を見失わずに頑張れるのはふたりのおかげ」という言葉を残していたという。