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宝剣エリュード<Treasure Sword of Eliud>
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エピソード
神と神の戦い
宝剣エリュードは、かつて白騎士メルザとともに破神に挑んだゼイリオスの愛剣として知られている。
その刃は、数多くの破神の眷属たちを打ち倒してきた。
そんなゼイリオスと共に戦った華々しい記録が残る剣であるが、元は彼の剣ではなかったという。
その刃は、数多くの破神の眷属たちを打ち倒してきた。
そんなゼイリオスと共に戦った華々しい記録が残る剣であるが、元は彼の剣ではなかったという。
この剣は、ランゼリア山脈の中にある洞窟に安置されていたものだったと伝わっている。
寒さ厳しいその山脈に、なぜ宝剣エリュードは眠っていたのか。
その眠りの秘密を解き明かすには、破神の圧政時代よりさらに昔、古の神々の戦いがあった時代まで遡らなければならい。
寒さ厳しいその山脈に、なぜ宝剣エリュードは眠っていたのか。
その眠りの秘密を解き明かすには、破神の圧政時代よりさらに昔、古の神々の戦いがあった時代まで遡らなければならい。
かつてグランゼリアでは、氷の神と炎の神が覇権をかけて争っていたという。
双方の実力が伯仲し、戦いは長期化の様相を呈していた。
このままでは決着がつかないと考えた両者は、一撃にもてる力を注ぎ、相手に致命傷を与える手を模索する。
ふたりの神が考えた末に辿り着いた結論は、己の力を宿した神剣を作り出すことであったとされる。
こうして氷の神と炎の神はそれぞれ、氷の剣と炎の剣を作り出した。
双方の実力が伯仲し、戦いは長期化の様相を呈していた。
このままでは決着がつかないと考えた両者は、一撃にもてる力を注ぎ、相手に致命傷を与える手を模索する。
ふたりの神が考えた末に辿り着いた結論は、己の力を宿した神剣を作り出すことであったとされる。
こうして氷の神と炎の神はそれぞれ、氷の剣と炎の剣を作り出した。
互いの渾身の一振り、まともに受ければどうなるか両者ともによく心得ており、決め手を欠いたまま戦いは苛烈さを増したという。
剣と剣がぶつかり合う度、その反動でグランゼリアの大地は揺れ、環境が破壊されていく。
戦いが世界の自然に影響を及ぼし始めたことから、ついに大地の神々がふたりの神の戦いの仲裁に入った。
そこで両者はやむなく停戦。和睦の証として、それぞれが鍛えた神剣を封印したという。
剣と剣がぶつかり合う度、その反動でグランゼリアの大地は揺れ、環境が破壊されていく。
戦いが世界の自然に影響を及ぼし始めたことから、ついに大地の神々がふたりの神の戦いの仲裁に入った。
そこで両者はやむなく停戦。和睦の証として、それぞれが鍛えた神剣を封印したという。
剣の使い手
大地の神々の仲裁により、氷の神と炎の神は停戦し世界は一時の平穏を得ることとなる。
だが、ふたりの神は互いを滅ぼすことを決して諦めたわけではなかった。
両者は停戦した後も再戦の機会をうかがったが、大地の神々の監視の目は厳しく、身動きが取れない状態が続いたという。
だが、ふたりの神は互いを滅ぼすことを決して諦めたわけではなかった。
両者は停戦した後も再戦の機会をうかがったが、大地の神々の監視の目は厳しく、身動きが取れない状態が続いたという。
そこで氷の神は、自身が動けないのであれば他者を動かして目的を果たせばよいと考え、ひとりの人間に目を付ける。
その人物を武に秀で、強い魔力の行使にも耐えうる肉体を持っていたとされる。
氷の神はその男に自身の意思を宿らせて行動し、大地の神々の目を欺いて神剣を開放させ、炎の神を滅ぼそうと目論む。
その人物を武に秀で、強い魔力の行使にも耐えうる肉体を持っていたとされる。
氷の神はその男に自身の意思を宿らせて行動し、大地の神々の目を欺いて神剣を開放させ、炎の神を滅ぼそうと目論む。
神剣の開放と炎の神の討伐、このふたつを人の足で成すには道のりは厳しく、果てしないものであったという。
長き旅の末、その男は氷の神の意思通り神剣をもって炎の神のもとへ辿り着く。
だが、その前に炎の神剣を持ったひとりの人間が立ちふさがる。
長き旅の末、その男は氷の神の意思通り神剣をもって炎の神のもとへ辿り着く。
だが、その前に炎の神剣を持ったひとりの人間が立ちふさがる。
炎の神も氷の神と同様に、人間を使って氷の神を滅ぼそうと目論んでいたのだ。
両神の代理による人間同士の戦いは壮絶なものとなり、両者は相討ち。
前回の戦い同様に氷炎双方の剣のぶつかり合いはグランゼリアの自然環境に甚大な被害をもたらしたという。
両神の代理による人間同士の戦いは壮絶なものとなり、両者は相討ち。
前回の戦い同様に氷炎双方の剣のぶつかり合いはグランゼリアの自然環境に甚大な被害をもたらしたという。