ラストクラウディア @ ウィキ
施術士リーナ<‘Leena’ the Warlock>
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プロフィール
性別:女性 | タイプ:ソーサラー | 種族:人間 |
英装:施術士 | 職業:僧侶 | 武器:杖 | 出身:オルダーナ大陸 |
誕生日:4月16日 | 年齢:18歳 | 身長:148cm | 体重:41kg | 3サイズ:72/54/70 |
趣味:歌をうたうこと | 特技:色々な声が聞こえる | 癖:花を見るとすぐに匂いをかぐ |
長所:誰にでも優しい | 短所:自分ことを過小評価しがち |
エピソード
ユグドラシルに招かれて
「世界樹ユグドラシルの巫女」と呼ばれるリーナは魔物たちと心通わしたとされる少女で、樹木の魔法や癒しの歌などで破神と人類との大戦前後に活躍した英雄の1人として知られている。
ミガル島のフェアリーズフォレストからほど近い村に生まれた彼女は、幼少の頃より魔力をその身に宿していたと言われている。
その場所柄、村の子供たちはよく妖精の姿を目にしていたが、彼女はほかの者たちよりも頻繁に妖精を目撃。さらにはその意思なども理解し、簡単ながら意志疎通すらできたという。
「上手く言えないんだけど…なんとなく分かっちゃうの」
ミガル島のフェアリーズフォレストからほど近い村に生まれた彼女は、幼少の頃より魔力をその身に宿していたと言われている。
その場所柄、村の子供たちはよく妖精の姿を目にしていたが、彼女はほかの者たちよりも頻繁に妖精を目撃。さらにはその意思なども理解し、簡単ながら意志疎通すらできたという。
「上手く言えないんだけど…なんとなく分かっちゃうの」
そんなリーナは10歳になった頃、突如行方不明になってしまう。
必至に探索した両親と村人たちだったが、どこを探しても見つからない。もしかしたら魔獣に襲われたのでは…人々がそう考え始める中、彼女はその翌朝に、何事もなかったかのように帰還する。
話を聞くと、なんと世界樹ユグドラシルから呼びかけられ、そのもとに招かれていたのだという。
しかも驚くべきことに、リーナの時間認識ではユグドラシルのもとにいたのは、半日ほどでしかなかった。
そのため、帰宅時の両親や街の人々の反応には、彼女の方がむしろ驚いたという。
必至に探索した両親と村人たちだったが、どこを探しても見つからない。もしかしたら魔獣に襲われたのでは…人々がそう考え始める中、彼女はその翌朝に、何事もなかったかのように帰還する。
話を聞くと、なんと世界樹ユグドラシルから呼びかけられ、そのもとに招かれていたのだという。
しかも驚くべきことに、リーナの時間認識ではユグドラシルのもとにいたのは、半日ほどでしかなかった。
そのため、帰宅時の両親や街の人々の反応には、彼女の方がむしろ驚いたという。
その事件後、度々ユグドラシルのもとへ訪れるようになったリーナは、樹木の魔術や人々の心を癒す歌を身につけていったとされる。
リーナ自身は、それらをユグドラシルから習ったと語っているが、どのような形でそれらの術を教授されたのかは不明である。
リーナ自身は、それらをユグドラシルから習ったと語っているが、どのような形でそれらの術を教授されたのかは不明である。
魔獣と心通わす
リーナが15歳に成長した時、彼女の住む村にひとつの事件が起きる。
村の付近に巨大な魔獣が現れたのだ。
その魔獣を目撃した村人は、興奮して今にも襲いかかってきそうだったと村長に報告。
このままでは村が襲われてしまうと恐れた村長たちは、ミガル港に駐屯している衛兵隊に依頼して討伐の兵を出してもらおうとする。
だが、それを聞いたリーナはただ1人反対。
村の付近に巨大な魔獣が現れたのだ。
その魔獣を目撃した村人は、興奮して今にも襲いかかってきそうだったと村長に報告。
このままでは村が襲われてしまうと恐れた村長たちは、ミガル港に駐屯している衛兵隊に依頼して討伐の兵を出してもらおうとする。
だが、それを聞いたリーナはただ1人反対。
「魔獣が村を襲うとは限らない。興奮していたのにも、何か理由があるかもしれない」
そう主張するが、その意見に耳をかそうとする村人はいなかった。
そこで彼女は単身、巨大魔獣が目撃されたという場所に訪問し、うずくまっている魔獣を発見する。
魔獣はリーナの存在に気づき、恐ろしい唸り声をあげて威嚇。
だが、リーナはその唸り声の中に“恐れ”の感情が混じっていることを感じ、刺激しないように静かに接近する。
そして、魔獣の腹と脚に大きな傷があることを見つける。
そこで彼女は単身、巨大魔獣が目撃されたという場所に訪問し、うずくまっている魔獣を発見する。
魔獣はリーナの存在に気づき、恐ろしい唸り声をあげて威嚇。
だが、リーナはその唸り声の中に“恐れ”の感情が混じっていることを感じ、刺激しないように静かに接近する。
そして、魔獣の腹と脚に大きな傷があることを見つける。
「大丈夫…今、治すから!」
すぐにユグドラシルから学んだ癒しの魔術を行使し、魔獣の傷を治すリーナ。
魔獣も彼女が自分に危害を加える存在ではないとようやく理解し、その警戒を解く。
魔獣も彼女が自分に危害を加える存在ではないとようやく理解し、その警戒を解く。
だがその直後、その場に村人たちを含むミガル港の兵士たちが出現。巨大魔獣を取り囲む。
実は、リーナが魔獣のもとに単身向かったと知った村人たちは、すぐにミガル港の兵士たちに連絡。それを聞いた兵士たちは、急いで魔獣討伐へと駆けつけてきたのだ。
兵士たちは、リーナに魔獣から離れるよう告げる。
彼らにとって今の場の状況は、魔獣がリーナに襲いかからんとしている光景にしか見えなかった。
無論、リーナは兵士たちの誤解を解こうとする。
実は、リーナが魔獣のもとに単身向かったと知った村人たちは、すぐにミガル港の兵士たちに連絡。それを聞いた兵士たちは、急いで魔獣討伐へと駆けつけてきたのだ。
兵士たちは、リーナに魔獣から離れるよう告げる。
彼らにとって今の場の状況は、魔獣がリーナに襲いかからんとしている光景にしか見えなかった。
無論、リーナは兵士たちの誤解を解こうとする。
「違うの…!」
だが、巨大魔獣を目の前にして極度の興奮と緊張に陥ってる兵士と村人たちに、その言葉は届かない。
魔獣の方も、突如兵士たちに取り囲まれたことからすぐに臨戦態勢を取る。
一触即発な状態に陥ってしまった中、どうすべきなのか迷うリーナ。
そんな時、ふとユグドラシルより教わったある歌を思い出す。
そして彼女は決意を込め、ゆっくりと、そして高らかにその歌を熱唱する。
魔獣の方も、突如兵士たちに取り囲まれたことからすぐに臨戦態勢を取る。
一触即発な状態に陥ってしまった中、どうすべきなのか迷うリーナ。
そんな時、ふとユグドラシルより教わったある歌を思い出す。
そして彼女は決意を込め、ゆっくりと、そして高らかにその歌を熱唱する。
「力の揺らめき…魂の呼応…
大地に捧げられ、静寂より命が生まれる…
望むは闇、望むは光、全てはひとつに捧げられる…
残るはただ、安息の癒しだけ…」
大地に捧げられ、静寂より命が生まれる…
望むは闇、望むは光、全てはひとつに捧げられる…
残るはただ、安息の癒しだけ…」
それは聴いた者たちの精神を和らげる歌だった。
魔獣を前に殺気立っていた兵士たちだったが、その歌声を聴いた途端、それまでの戦意が不思議と和らぎ、つかの間戦いのことを忘れてしまう。
魔獣も戦いを回避させようとするリーナの意図を理解。
そして、彼女に礼を言うかのようにその手をひと舐めした後、空高く舞い上がり飛び去っていったという。
魔獣を前に殺気立っていた兵士たちだったが、その歌声を聴いた途端、それまでの戦意が不思議と和らぎ、つかの間戦いのことを忘れてしまう。
魔獣も戦いを回避させようとするリーナの意図を理解。
そして、彼女に礼を言うかのようにその手をひと舐めした後、空高く舞い上がり飛び去っていったという。
魔獣と兵士たちの争いを歌によって回避させたリーナの噂は瞬く間に全世界に広まり、その存在は人々の間のみならず、魔獣たちの間でも知られるようになる。
そして魔獣の中でも、一部の争いを好まない心優しい者たちは彼女を慕って、そのもとを訪問。
言葉が不自由な者も多かったが、リーナは不思議と彼らと意思疎通ができたとされている。
そしてその魔獣たちはやがてユグドラシル付近に定住。小規模ながら集落を築いたとされる。
そして魔獣の中でも、一部の争いを好まない心優しい者たちは彼女を慕って、そのもとを訪問。
言葉が不自由な者も多かったが、リーナは不思議と彼らと意思疎通ができたとされている。
そしてその魔獣たちはやがてユグドラシル付近に定住。小規模ながら集落を築いたとされる。
招致と激怒
「魔獣とも心を通わせることができる、ユグドラシルに選ばれた巫女」
…いつしかそのように噂されてるようになったリーナの高名は、神聖ロダール王国にも届き、やがて国王より召致の命が下されてくる。
ロダールの国王からの命令に逆らえるはずもなく、リーナは遥々ロダール大陸に渡り、王城を訪問。
彼女は王の前でユグドラシルから習った樹木や癒しの魔術、そして自身の歌などを披露してみせる。
だが最後にリーナの高名を広めた精神を和らげる歌を披露するよう要求され、眼前に運ばれてきたものを見た彼女は表情が一変させる。
そこには、牢に入れられた狼の魔獣が傷つけられ、興奮状態にさせられた姿があったのだ。
…いつしかそのように噂されてるようになったリーナの高名は、神聖ロダール王国にも届き、やがて国王より召致の命が下されてくる。
ロダールの国王からの命令に逆らえるはずもなく、リーナは遥々ロダール大陸に渡り、王城を訪問。
彼女は王の前でユグドラシルから習った樹木や癒しの魔術、そして自身の歌などを披露してみせる。
だが最後にリーナの高名を広めた精神を和らげる歌を披露するよう要求され、眼前に運ばれてきたものを見た彼女は表情が一変させる。
そこには、牢に入れられた狼の魔獣が傷つけられ、興奮状態にさせられた姿があったのだ。
「いくら私の歌が聴きたいからって……こんなのひどすぎる!」
魔獣に対する扱いについて、これまでとは別人のように怒りを露わにし、国王たちを非難するリーナ。
国王とその側近たちは、たかが魔獣ごときのことでなんと無礼なことを言うのかと、逆に彼女の非礼をなじる。
それでもリーナは言葉を撤回することなく今すぐに魔獣を解放を要求したため、たちまち場は険悪となり、国王の側近がリーナに不敬罪を適用するよう主張するまでになってしまう。
そんな状況を救ったのは、その場に遅れて現れたロダール第一王女だった。
国王とその側近たちは、たかが魔獣ごときのことでなんと無礼なことを言うのかと、逆に彼女の非礼をなじる。
それでもリーナは言葉を撤回することなく今すぐに魔獣を解放を要求したため、たちまち場は険悪となり、国王の側近がリーナに不敬罪を適用するよう主張するまでになってしまう。
そんな状況を救ったのは、その場に遅れて現れたロダール第一王女だった。
「リーナさんにとって魔獣は“友達”なのでしょう。友達がこのような扱いをされたら誰だって怒りますわよ」
側近の女騎士より事情を聞いた彼女は、そう言って国王をなだめつつ、リーナに対しては拘束されていた魔獣の開放を約束。
その場をとりなし、リーナを無事に王城から退出させたという。
その場をとりなし、リーナを無事に王城から退出させたという。