プロフィール
性別:男性 | タイプ:精霊 | 種族:不明 |
英装:空雄 | 職業:空賊 | 武器:剣 | 出身:オルダーナ大陸 |
誕生日:不明 | 年齢:不明 | 身長:180cm | 体重:72kg | 3サイズ:88/68/84 |
趣味:瞑想 | 特技:空挺の操縦 | 癖:急に黙る |
長所:一人であり続けられる強さ | 短所:他者に対しての興味が極端に薄い |
エピソード
空の英雄
グラバインは、破神によって人や魔獣が支配されていた時代、オルダーナ大陸に突如出現した。
その両翼や耳の形から魔獣のように見えるが、魔獣でも人間でもないと本人は話していたらしい。
人や魔獣が、破神による支配に対し大きな抵抗をしなかったこの時代において非常に特異な存在である彼は空艇ロンヴァリオンを駆り、積極的に破神の眷属と戦闘を繰り返したという。
彼がなぜ空艇を所持し、破神の眷属と戦っていたのかは不明である。
その両翼や耳の形から魔獣のように見えるが、魔獣でも人間でもないと本人は話していたらしい。
人や魔獣が、破神による支配に対し大きな抵抗をしなかったこの時代において非常に特異な存在である彼は空艇ロンヴァリオンを駆り、積極的に破神の眷属と戦闘を繰り返したという。
彼がなぜ空艇を所持し、破神の眷属と戦っていたのかは不明である。
彼の名が世に出始めた当時、彼は単独で戦いを行っていた。
しかし、そんな彼の行動に救われた人々や魔獣は、彼を「空雄」と呼び、英雄視していく。
グラバインの手助けをしようとする者は何人も現れたが、彼はそれらをすべて拒否し続けた。
また、彼の行動が空艇ロンヴァリオン中心ということもあり、そんな彼を追える者もほとんどいなかったという。
しかし、そんな彼の行動に救われた人々や魔獣は、彼を「空雄」と呼び、英雄視していく。
グラバインの手助けをしようとする者は何人も現れたが、彼はそれらをすべて拒否し続けた。
また、彼の行動が空艇ロンヴァリオン中心ということもあり、そんな彼を追える者もほとんどいなかったという。
そんな中、ある魔獣と人間が彼に協力を申し出る。
当初はそれを拒否し続けたグラバインだったが、いつしか彼らが同行することに文句を言わなくなり、勝手に付いてくることが常となったらしい。
その魔獣と人はいがみ合いながらも時には協力し、グラバインを陰ながら助け続ける。
当初はそれを拒否し続けたグラバインだったが、いつしか彼らが同行することに文句を言わなくなり、勝手に付いてくることが常となったらしい。
その魔獣と人はいがみ合いながらも時には協力し、グラバインを陰ながら助け続ける。
グラバインは、共に戦ったその人間の残した記録の中で「かの空雄、常に冷静沈着で戦況を見極める様、まさに一軍を率いる将の器なり」と評されている。
一方で「常に冷静過ぎたりて、他者への共感欠如の節は難あり」と欠点も指摘されている。
一方で「常に冷静過ぎたりて、他者への共感欠如の節は難あり」と欠点も指摘されている。
天賊の戦術
グラバインは他者の協力を拒んだが、ひとりで戦う時も魔獣や人間に非友好的というわけでは決してなかったことが、ある戦いの記録から読み取れる。
かつてオルダーナ大陸にあるグラギア山脈にて、神兵が魔獣と人類に襲いかかった。
当時、一方的に虐げられる弱者であった魔獣と人類は、神兵の突如の攻撃に為す術なく、次々と命を落としたという。
そこへロンヴァリオンを操るグラバインが出現。
空艇の破壊力をもってすれば、神兵とまともに戦っても勝算は充分あった。
当時、一方的に虐げられる弱者であった魔獣と人類は、神兵の突如の攻撃に為す術なく、次々と命を落としたという。
そこへロンヴァリオンを操るグラバインが出現。
空艇の破壊力をもってすれば、神兵とまともに戦っても勝算は充分あった。
だが、彼は生き残った人間と魔獣が下山し逃げる時間を確保するため、あえて下山道の前に立ちはだかり神兵の猛攻を真正面から受け止め
単騎で長時間耐え抜き、皆が無事逃げ切った後に眷属を打ち破ったという話が残っている。
単騎で長時間耐え抜き、皆が無事逃げ切った後に眷属を打ち破ったという話が残っている。
この非効率な戦いの記録は、彼が偶然や結果的に人間と魔獣を救ったわけではないことの証として重要な資料となっている。
このように、彼は守る者のための戦いを展開する一方、効率よく自身に勝利をもたらす術を心得ておりそれを常に行使できる冷静さも持ち合わせていた。
このように、彼は守る者のための戦いを展開する一方、効率よく自身に勝利をもたらす術を心得ておりそれを常に行使できる冷静さも持ち合わせていた。
ある時は眷属の大群に対し、瞬時に敵の指揮系統を読み取り、指揮官格の眷属を倒すことのみに注力。
やがて標的は彼に倒され指揮系統を失った大群は瓦解し、眷属は退却を余儀なくされたという話も残っている。
優れた洞察力と分析力、そして物事を見極めてからの個の強さ。
これらもグラバインが空雄と呼ばれる由縁だろう。
やがて標的は彼に倒され指揮系統を失った大群は瓦解し、眷属は退却を余儀なくされたという話も残っている。
優れた洞察力と分析力、そして物事を見極めてからの個の強さ。
これらもグラバインが空雄と呼ばれる由縁だろう。
人と魔獣を知る
一見、彼は単独の戦いにこそ向いていて、その戦運びは完璧のようにも感じるが、
途中で彼に付いてくるようになった魔獣と人間が彼の窮地を救ったという戦いの記録が、その人間の自叙という形式ではあるが残されている。
途中で彼に付いてくるようになった魔獣と人間が彼の窮地を救ったという戦いの記録が、その人間の自叙という形式ではあるが残されている。
グラバインが神兵とランゼリア上空で戦闘を繰り広げた際、神兵はかつてグラバインとの戦いを正面から挑んで失敗した反省を活かし、
彼を包囲殲滅する作戦をとる。
神兵の作戦は功を奏し、ロンヴァリオンの機関部が損傷。
グラバインは戦闘不能に陥る危機に瀕する。
彼を包囲殲滅する作戦をとる。
神兵の作戦は功を奏し、ロンヴァリオンの機関部が損傷。
グラバインは戦闘不能に陥る危機に瀕する。
そこへ、彼の後から勝手に付いてきていた魔獣と人間が遅ればせながら追いつき、人間は空飛ぶ魔獣に乗る形で神兵に応戦し、グラバインを救ったとされる。
その人間が残した当時の戦いの記録には、倒した神兵の数が大幅に誇張されている節はあるものの、ロンヴァリオン内部には、その戦いで付いたと伝わる損傷の跡が残っており、
魔獣と人間がグラバインに協力した戦いがあったということだけは確かな事実といえよう。
その人間が残した当時の戦いの記録には、倒した神兵の数が大幅に誇張されている節はあるものの、ロンヴァリオン内部には、その戦いで付いたと伝わる損傷の跡が残っており、
魔獣と人間がグラバインに協力した戦いがあったということだけは確かな事実といえよう。
この戦い以降、グラバインはその魔獣と人間に対する仲間意識を次第に高めていったと思われる。
その証拠に、それまでは彼の戦闘にふたりが勝手に混じるという形を取っていたのだが、具体的な作戦の一端を彼がふたりに伝えることが徐々に増えてきたと、その人間の自叙伝には記されているのだ。
ひょっとしたら彼にとって、ふたりは唯一思いを共有できる者たちであり、信頼のおける存在であったのかもしれない。
その証拠に、それまでは彼の戦闘にふたりが勝手に混じるという形を取っていたのだが、具体的な作戦の一端を彼がふたりに伝えることが徐々に増えてきたと、その人間の自叙伝には記されているのだ。
ひょっとしたら彼にとって、ふたりは唯一思いを共有できる者たちであり、信頼のおける存在であったのかもしれない。