概要
「毒晶リグネラ」の研究メモ。
ヨハンの研究所から発見された。
ヨハンの研究所から発見された。
詳細
「毒晶リグネラ」という有毒結晶に関する研究メモ。
魔法学者ヨハンの亡き後、彼の研究所から発見された研究メモの一部である。
ヨハンは虫の毒などを予防する魔法を研究していたため、様々な種類の毒が人体にどう作用するか研究していたのだろうと言われている。
このメモと共に実験を繰り返していたようで、メモですら毒に侵されており、これを素手でさわることは推奨されない。
魔法学者ヨハンの亡き後、彼の研究所から発見された研究メモの一部である。
ヨハンは虫の毒などを予防する魔法を研究していたため、様々な種類の毒が人体にどう作用するか研究していたのだろうと言われている。
このメモと共に実験を繰り返していたようで、メモですら毒に侵されており、これを素手でさわることは推奨されない。
1枚目
リグネラという植物が持つ
毒素の無害化について
毒素の無害化について
リグネラは有毒ながらも美しい花を咲かせる
ことで知られる。
この毒は時に重篤な被害をもたらすため、そ
の毒の無害化について研究していきたい。
ことで知られる。
この毒は時に重篤な被害をもたらすため、そ
の毒の無害化について研究していきたい。
この植物の根絶自体は難しくないであろうが
美しい花が見られなくなることは大変惜しい
ためである。
美しい花が見られなくなることは大変惜しい
ためである。
2枚目
最初に、毒の抽出作業から開始する。
植物全体に毒素を含み、特に種子と根には、
高濃度の毒素を含んでいるため、抽出は容易
であると考える。
高濃度の毒素を含んでいるため、抽出は容易
であると考える。
数日は要したが、
毒素の抽出と精製に成功した。
毒素の抽出と精製に成功した。
これより実験に取りかかる。
3枚目
毒素の研究には
細心の注意を払う必要がある。
細心の注意を払う必要がある。
防護服、マスク、手袋を着用し、
実験に臨む。
精製過程で濃度を高めすぎたようだ。
実験に臨む。
精製過程で濃度を高めすぎたようだ。
防毒しきれずに寝込み、5日間行動不能。
4枚目
ここに毒によって現れた症状を記載する。
発熱、粘膜の腫れ、幻覚、頭痛、吐き気。
発熱、粘膜の腫れ、幻覚、頭痛、吐き気。
今後は使用する毒の濃度、取り扱いには、細
心の注意を払う必要がある。
心の注意を払う必要がある。
ガラス製容器を改良。
これによって揮発する毒素の量の
低減に成功。
低減に成功。
研究の安全性を確保。
5枚目
近頃、研究を振り返るたびに
体調が悪化する。
体調が悪化する。
不可解に思い、検査すると
メモに毒素が浸透していることが発覚。
以後、研究メモの素手での取り扱いを禁止。
メモに毒素が浸透していることが発覚。
以後、研究メモの素手での取り扱いを禁止。
毒素の無害化に、既存の解毒魔法を使用。
結果、効果不完全。
以前自身で確認した諸症状の緩和効果の
追加を検討。
以前自身で確認した諸症状の緩和効果の
追加を検討。
6枚目
解毒魔法の調整完了。
少量の毒素に対し、効果試験を実施。
無害化に成功。
次いで、少量の毒素の人体への投与による
解毒試験の実施を準備。
解毒試験の実施を準備。
解毒試験開始。
7枚目
試験結果、失敗。
解毒魔法の効果時間の不足か
解毒しきれず、2日間寝込む。
解毒しきれず、2日間寝込む。
体内に入った毒素の無毒化には継続して効果
を維持できる魔法の開発が必須か。
を維持できる魔法の開発が必須か。
魔法をかけ続けることは困難と判断。
魔法の効果を宿し、継続的に周囲に発する
器具の開発の必要性あり。
器具の開発の必要性あり。
8枚目
魔法の結晶への封じ込めと効果継続に関する
資料を発見。
資料を発見。
解毒魔法の結晶化を試みる。
解毒魔法の結晶化、効果の継続化に成功。
しかし、製造コストが非常に高い。
このままの手法では量産化は難しい。
しかし、製造コストが非常に高い。
このままの手法では量産化は難しい。
さらなる研究が必要である。