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氷の刹姫セヴィア<Ice Killer Princess ‘Sevia’>
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プロフィール
性別;女性 | タイプ:ソルジャー | 種族:人間 |
英装:刹姫 | 職業:二刀剣士 | 武器:二刀剣 | 出身:オルダーナ大陸(港街グラナダ) |
誕生日:11月19日 | 年齢:24歳 | 身長:154cm | 体重:43kg | 3サイズ:78/53/76 |
趣味:読書(破神大戦以前の神話に関する書物) | 特技:特殊な文字の解読 |
癖:考え事をする時、リボンを触る |
長所:一度決めたことはやり抜く | 短所:想定外の行動に対する柔軟な対応に弱い |
エピソード
麗しき双剣の剣士
セヴィアはオルダーナ大陸の東、港街グラナダ出身のトレジャーハンターであったと伝わる。
様々な国にある財宝を求め、各地を転々としていた彼女の足跡が各国の記録に残っている。
ある国に潜入した際は、国に属する屈強な戦士を蹴散らし、見事に宝を奪取したという逸話もある。
様々な国にある財宝を求め、各地を転々としていた彼女の足跡が各国の記録に残っている。
ある国に潜入した際は、国に属する屈強な戦士を蹴散らし、見事に宝を奪取したという逸話もある。
彼女の強さの秘訣は卓越した剣術にある。
噂によると、彼女は当時名を馳せていた剣術士に師事し、その師の教えを独自の発想で応用させた結果二刀流を究めたとされる。
噂によると、彼女は当時名を馳せていた剣術士に師事し、その師の教えを独自の発想で応用させた結果二刀流を究めたとされる。
そんな彼女がある時から、突如遺跡ばかりを巡り、遺跡の財宝を奪おうとする者たちと戦うようになったという。
彼女は財宝の所有権を巡って争ったのではなく、奪おうとする者たちを遺跡から追い出し、宝や遺跡を守る戦いへと身を投じていたらしい。
トレジャーハンターであった彼女自身、財宝を奪う側の人間であったのに、なぜ急にそれを守る立場に回ったのかは謎だが、少なくとも彼女の活躍により守られた遺跡があったという事実は変わらない。
彼女は財宝の所有権を巡って争ったのではなく、奪おうとする者たちを遺跡から追い出し、宝や遺跡を守る戦いへと身を投じていたらしい。
トレジャーハンターであった彼女自身、財宝を奪う側の人間であったのに、なぜ急にそれを守る立場に回ったのかは謎だが、少なくとも彼女の活躍により守られた遺跡があったという事実は変わらない。
また彼女は港街で、頻繁に財宝や遺跡に関する情報収集を行っていた節があり、街ではちょっとした顔なじみもいたらしい。
その顔なじみの証言が、港街の老舗に残っていて、そこではこう述べられている。
その顔なじみの証言が、港街の老舗に残っていて、そこではこう述べられている。
「セヴィアは、ある遺跡に財宝を探しに行って帰って来てから、雰囲気が変わったの。ひとりで大きなもの背負って常に真面目っていうか、まるで何か使命感に駆られてるような…」
一体彼女に何があったのだろうか。
盗賊との邂逅
セヴィアが遺跡を守るようになってから、そこでひとつの出会いが発生する。
それは彼女と、ひとりの盗賊との邂逅であった。
その盗賊は、当時世界中の悪評高き貴族から財宝を奪い、貧しい人々に分け与えていた義賊として民衆から人気を得ていた。
だが、普段は貴族ばかりを狙う彼が、なぜか遺跡に現れたことにより、セヴィアは民衆の味方である彼と敵対することとなる。
この遺跡の財宝を巡る攻防は、盗賊の活躍が描かれた物語にも書かれていて、セヴィアのことも「ある女性剣士」として記されている。
その盗賊は、当時世界中の悪評高き貴族から財宝を奪い、貧しい人々に分け与えていた義賊として民衆から人気を得ていた。
だが、普段は貴族ばかりを狙う彼が、なぜか遺跡に現れたことにより、セヴィアは民衆の味方である彼と敵対することとなる。
この遺跡の財宝を巡る攻防は、盗賊の活躍が描かれた物語にも書かれていて、セヴィアのことも「ある女性剣士」として記されている。
戦いは両者ともに譲らず激しいものとなったが、結果として盗賊が財宝を盗むことはなかったらしい。
これは、単純にセヴィアの勝利や盗賊の敗北といったことではなく、そもそも盗賊は財宝の略奪とは別の目的をもって遺跡に侵入し、彼女もそのことを承知の上で、彼と争っていたことの現れだともいわれている。
これは、単純にセヴィアの勝利や盗賊の敗北といったことではなく、そもそも盗賊は財宝の略奪とは別の目的をもって遺跡に侵入し、彼女もそのことを承知の上で、彼と争っていたことの現れだともいわれている。
その証拠に、ふたりは利害関係さえ一致すれば共闘も厭わず、遺跡で遭遇したのちに別の賊が現れた時などは、共にその賊たちを撃退したという話も残っている。
ふたりがそれぞれ、どのような思いを秘めて戦っていたのかは不明だが、セヴィアは盗賊と互角に渡り合った女剣士として、彼の人気の裏で密かに名を馳せたという。
ふたりがそれぞれ、どのような思いを秘めて戦っていたのかは不明だが、セヴィアは盗賊と互角に渡り合った女剣士として、彼の人気の裏で密かに名を馳せたという。
そして、このふたりの志に共鳴するもうひとりの男の影が、途中から見え始めるのであった。
ゴルド鉱山を発見し、一代で巨万の富を築いた大富豪である。
ゴルド鉱山を発見し、一代で巨万の富を築いた大富豪である。
大富豪の求愛
セヴィアの遺跡での動向を確認できる資料として、ゴルド鉱山を発見したある大富豪の手記がある。
彼は国を統治するための見識を深めるために、遺跡を訪れたという。
そこで偶然、大富豪はセヴィアと盗賊が争っているところに出くわしたらしい。
彼は国を統治するための見識を深めるために、遺跡を訪れたという。
そこで偶然、大富豪はセヴィアと盗賊が争っているところに出くわしたらしい。
それ以降、彼の手記はセヴィアに関する記述であふれていく。
どうやら彼はセヴィアに好感を抱いていたらしいが彼女には全くその気はなかったという。
どうやら彼はセヴィアに好感を抱いていたらしいが彼女には全くその気はなかったという。
「最近、頻繁に遺跡に現れる男が絡んできて困るのよ。むやみに遺跡を荒らしたり、財宝を盗もうとしたりはしないから、過激に排除するつもりはないけど」
また、大富豪の言い分として、彼女が彼への好意を示す契りの手巾を手渡したというものがあるが、どうも真相は異なるようだ。
かつてセヴィアが立ち寄った街で、彼女が顔見知りにこぼしていた愚痴に以下のようなものがある。
かつてセヴィアが立ち寄った街で、彼女が顔見知りにこぼしていた愚痴に以下のようなものがある。
「例の男なんだけど、この前遺跡で盗賊と戦ってる最中にケガをしたの。遺跡を血で汚すわけにはいかないから道中ご老体に頂いた手巾を止血のために渡したわ。そしたら、前にも増してしつこくされるようになって、正直困ってるのよね」
彼女としては、その大富豪に対し強い嫌悪感を抱いているわけではなかったと思うが、だからといって彼の思いに応えるという選択肢は、当時の言動を見る限り無かったのであろう。
だが、彼はただの物見遊山や、彼女への好意のみで動いていたわけではなく、時には彼女の力となることもあったという。
だが、彼はただの物見遊山や、彼女への好意のみで動いていたわけではなく、時には彼女の力となることもあったという。