カンタロス
機体概要
ややこしい解説になってしまうが、当機は漫画・ゲーム・アニメとメディア展開を通して、
『カンタロス』という「一機体」として認知・確立された機体であるといえる。
元々「カンタロス」はりんたろうが使用していた
「2020年タイプ」の
メタビー(メタルビートル)
パーツを装備したメダロットの愛称。
ヒカルや
イッキのメタビーとは別扱いで、
漫画やアニメの中ではメタルビートルの最新型ということになっている。
後述するゲーム版ではパーツ名に「~かい(改)」と名付けられており、
最強キャラブックではメタビーの改良機と扱われ、
アニメではりんたろうによってカスタムが加えられていることがうかがえる。
つまり「カンタロス」とはメタルビートル最新型「2020タイプ」
(あるいはそれを独自にチューンアップした機体)と考えらえる。
ちなみに、「カンタロス」とはギリシャ語で「カブトムシ」を意味する。
機体説明
メダロットR
「カンタロス」という機体名称でゲームに初登場。
この時の性能は純粋に
メタビーの改良型といえる能力値で、全ての能力でメタビーを上回る上位互換機。
ただしパーツコンプは面倒。
メダロット3
メタビーに比べ脚部の防御力がやや低い代わりに機動力が高く差別化された。
また推進は
エアタービンに次いで二脚としては二番目に高いスピード型。
両腕はR同様
メタビーの上位互換である。
純正で使う場合、頭部・脚部が威力属性、左右の腕が速度属性と相性が2つまでしか合わせられないことや、脚部の遠隔が低いこともあって、両腕の命中率に不安が残る。
必中の頭部も同じ威力属性に高威力の
デスブレイクがあるため実用性で劣る。
メダロット3ではクリア後のイベント戦で何回かりんたろうと戦うが、パーツのやり取り自体は少ない。
入手機会は廃工場での
チームロボトルと
メダリンクくらい。
メダロット4
スペックはメダロット3と同様である。
カブトバージョンで
メダチェンジを使用しない場合の純正
サイカチスの両腕の交換候補として中々有用。
ただしハクマ戦が終わると
クウケンタウロスというとんでも性能な両腕が手に入るので、クリア後に後回しでも良い。
むしろ早期にりんたろうと再会するメリットは
ミスティゴーストの脚部である。
メダロット・navi
カブトバージョンで
りんたろうが使用する。
基本的な性能としては、消費APがやや低めなカブトムシタイプ。
ただしカブトバージョン専用であり、1周で1パーツまでしか手に入らない。
肝心の
りんたろうも早々に
アークビートルDに乗り換えてしまう。
ちなみに、クワガタバージョンでは、何と
カンタロスの代わりに
マッハマッシヴを使用してくる。
バージョンに合わせた差異なのだろうが、元持ち主の
海馬竜が浮かばれない……。
メダロット8
勝ち抜きロボトルでのパーツ獲得は最後に残った3機のパーツが優先される使用なので、本機が欲しいなら本機を残しておくこと。
幸い装甲値が高いのでNPCの
アニス?(
ノエル)と
セージ?(
グリード)はあまり本機を狙わない。
メタビーと比べると脚部以外の装甲値が高いのが全体的特徴。
逆に脚部は装甲値が65も低下した割りにあまり機動値は上がっておらず、射撃値も下がってしまっている。
脚部特性は「
ジェネレーター」。
チャージゲージ100%という絶好のチャンスに
ヒーターで充填速度があがるのはありがたい。
メダロット9
カブトバージョンでの第5回メダロット通信で入手。
本作では従来のカンタロスに加え、両腕を入れ替え&頭部のデザインを変更した
「カンタロスR」も登場。
メダロットS
イベント「
超戦!ロボトル〜りんたろう編」にて登場。
その後、メダリーグガチャで入手出来る初期ランク☆3メダロットとして、
マッハマッシヴと共に実装された。
技はメダロットRでの初出からずっと変化はないが、脚部特性は
トリガーハッピーに変更された。
メタルビートルを軽量化したという設定どおりに、装甲値が若干低く、充填値および冷却値が
メタビーに比べて高いという特徴を持つ。
登場人物としてのカンタロス
漫画「メダロッターりんたろう!」シリーズ
りんたろうの天才的なロボトルセンスと熱い魂が相まって、
カブトムシ型とは思えない脅威の機動力を誇り、正確無比で強力な射撃攻撃を行う。
女子
メダロット部顧問の鰐吉之助操る
北松壱号の頭部パーツの鉄球をつかんで投げ飛ばす程の力がある上、
ブラックメイルとの戦いでは
ベティベアの左腕「プレッシャー」に加え、
ハイパーメダロッター
海馬竜の愛機
マッハマッシヴの右腕「チャンバラ
ソード」を装備し、撃ち出した重力弾を高速で切り刻んで拡散させる…
といったこともやってのけるので、カブトメダルの割りには格闘戦や格闘パーツの扱いも得意なのかもしれない。
ジックと
ヒカルによると、カンタロスのメダルは魔の十日間事件以降のもので、
爆走(※)制御用対ロボトル戦闘プロテクトが掛けられていた。
そのため、
メタビーと
ブラスが
ロボロボ団に襲われている中でも、自発的なロボトルが出来なかった。
藤岡メダ全般にいえることだが、漫画版ではほとんどしゃべらない。
そもそも自我もそれほど発達していない上、言葉が遣えないなど、ロボトル以外の面では赤ん坊のような状態の様子。
後に
イッキのメタビーの元に送りつけられるという接触(特訓?)により、りんたろう同様に「ダゼ!」とは言う様になるなど、成長を見せるようになる。
なお、実はそれよりずっと前ーーメダロッター甲子園出場申し込みの際に「ユービンダゼ」と口にしていた。
※原文ママ。本来は暴走と思われる。
アニメ「メダロット」
最初に登場したときは
イッキを探す中、多くのメダロッターにロボトルを吹っ掛けていたせいで、
メタビーに罪を被せるという迷惑をかける。
以降、
りんたろう共々顔なじみとなり、ロボトル選手権等で
イッキ&
メタビーと共闘する。
アニメ版ではミヤマ遺跡での事件以降、わりとしゃべる様になったが、初めて喋るまでは喋れないと思われていた。
コレは、
レアメダルのパルスによる影響で自我が芽生えたと考えられる。
(CV.近藤孝行)
アニメ「メダロット魂」
りんたろう共々、テレビ番組の登場人物として登場。
デザインはアニメシリーズのメカニカルデザイン、鈴木博文氏による設定画ではなく、
藤岡建機先生の元イラストに近いものとなっている。
関連機体
使用メダロッター
機体性能
「カンタロス」(男)
装甲 |
成功 |
威力 |
回数 |
能力 |
行動 |
効果 |
65 |
40 |
38◎ |
4 |
射撃 |
うつ |
ミサイル |
右腕
リボルバーかい KBT-32
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
熱量 |
能力 |
行動 |
効果 |
45 |
55 |
22 |
1 |
7 |
射撃 |
うつ |
ライフル |
左腕
マシンガンかい KBT-33
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
熱量 |
能力 |
行動 |
効果 |
45 |
22 |
50 |
7 |
3 |
射撃 |
ねらいうち |
ガトリング |
脚部
オチツカーかい KBT-34
装甲 |
推進 |
機動 |
格闘 |
射撃 |
索敵 |
隠蔽 |
能力 |
タイプ |
75 |
55 |
47 |
28 |
35 |
26 |
26 |
射撃 |
二脚 |
「カンタロス」(男)
カブトムシ型メダロット
けいりょう型の カブトだ!
頭部
ミサイルかい KBT-31
装甲 |
成功 |
威力 |
回数 |
属性 |
行動 |
効果 |
50 |
52 |
24◎ |
4 |
威力 |
うつ |
ミサイル |
右腕
リボルバーかい KBT-32
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
放熱 |
属性 |
行動 |
効果 |
30 |
30 |
17 |
4 |
2 |
速度 |
うつ |
ライフル |
左腕
マシンガンかい KBT-33
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
放熱 |
属性 |
行動 |
効果 |
30 |
14 |
25 |
4 |
2 |
速度 |
ねらいうち |
ガトリング |
脚部
オチツカーかい KBT-34
装甲 |
推進 |
機動 |
防御 |
近接 |
遠隔 |
属性 |
タイプ |
55 |
51 |
43 |
42 |
4 |
13 |
威力 |
二脚 |
「カンタロス」
登場 |
レア |
コスト |
装甲(色) |
威力(色) |
速度(色) |
タイプ |
効果 |
第1弾 |
4 |
4 |
30(赤) |
40(紫) |
36(無) |
射撃 |
射撃貫通 |
移動可能方向
【射撃貫通】:破壊した場合、その両隣1コマのメダロットに威力10で追加攻撃できる。
「カンタロス」(男)
頭部
ミサイルかい KBT-31BF
装甲 |
成功 |
威力 |
回数 |
属性 |
行動 |
特性 |
射程 |
対象 |
50 |
36 |
22◎ |
4 |
速度 |
うつ |
ミサイル |
4~5 |
敵1体 |
右腕
リボルバーかい KBT-32BF
装甲 |
成功 |
威力 |
AP |
属性 |
行動 |
特性 |
射程 |
対象 |
30 |
30 |
8 |
7 |
速度 |
うつ |
ライフル |
3~4 |
敵1体 |
左腕
マシンガンかい KBT-33BF
装甲 |
成功 |
威力 |
AP |
属性 |
行動 |
特性 |
射程 |
対象 |
30 |
14 |
23 |
13 |
速度 |
ねらいうち |
ガトリング |
3~4 |
敵1体 |
脚部
オチツカーかい KBT-34BF
装甲 |
推進 |
機動 |
防御 |
近接 |
遠隔 |
属性 |
タイプ |
65 |
36 |
28 |
48 |
8 |
19 |
速度 |
二脚 |
アルバム:No.228 型番:KBT03 |
『KBT00メタルビートル』の 後期生産モデルである タイプ2020に 軽量化を施した機体。
優れたバランスを維持しつつ 1ランク上の機動性を 実現している。 |
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
冷却 |
回数 |
攻撃対応 |
スキル / サブスキル |
わざ |
250 |
7 |
48◎ |
20 |
9 |
3 |
不可 |
しゃげき / なし |
ミサイル |
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
冷却 |
攻撃対応 |
スキル / サブスキル |
わざ |
150 |
39 |
27 |
30 |
36 |
防御可能 |
しゃげき / ねらいうち |
ライフル |
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
冷却 |
攻撃対応 |
スキル / サブスキル |
わざ |
150 |
18 |
46 |
43 |
29 |
防御可能 |
しゃげき / なし |
ガトリング |
装甲 |
機動 |
格闘 |
射撃 |
タイプ |
攻撃対応 |
脚部特性 |
森 |
岩 |
砂 |
平 |
水 |
空 |
凍 |
ホ |
サ |
200 |
25 |
29 |
28 |
二脚 |
回避可能 |
ジェネレーター |
4 |
4 |
2 |
4 |
2 |
2 |
2 |
4 |
4 |
脚部特性:
ジェネレーター
チャージゲージ100%時、自身に対して「
ヒーター」と同様の効果が発生。
※効果はロボトル中1回のみ。
アルバム:No.136 型番:KBT03 |
『KBT00メタルビートル』の 後期生産モデルである タイプ2020に 軽量化を施した機体。
優れたバランスを維持しつつ 1ランク上の機動性を 実現している。 |
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
冷却 |
回数 |
攻撃対応 |
スキル / サブスキル |
わざ |
Hv |
195 |
23 |
44 |
11 |
9 |
4 |
不可 |
しゃげき / - |
ミサイル |
- |
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
冷却 |
攻撃対応 |
スキル / サブスキル |
わざ |
Hv |
160 |
36 |
24 |
30 |
36 |
防御可能 |
しゃげき / ねらいうち |
ライフル |
- |
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
冷却 |
攻撃対応 |
スキル / サブスキル |
わざ |
Hv |
160 |
23 |
42 |
33 |
22 |
防御可能 |
しゃげき / - |
ガトリング |
- |
装甲 |
機動 |
格闘 |
射撃 |
タイプ |
攻撃対応 |
脚部特性 |
森 |
岩 |
砂 |
平 |
水 |
空 |
凍 |
ホ |
サ |
Hvリミット |
170 |
30 |
30 |
44 |
二脚 |
回避可能 |
たいしょうくび |
4 |
4 |
2 |
4 |
2 |
2 |
2 |
4 |
4 |
1 |
最終更新:2024年12月18日 14:02