#image(ALF.jpg,width=450) &font(24,b,i){「君ってどうしてそう、いい加減なんだろうな」} &font(24,b,i){&color(sandybrown){「俺いい加減じゃないよ?腹へっただけ」}} NBC製作で1986年から1990年まで放送された、米国のドラマ『アルフ』の主人公。 [[魔王]]の成れの果てらしき人物や[[『ピクミン3』の主人公>キャプテン・オリマー]]、[[EXAM搭載機>ブルーディスティニー2号機]]の開発責任者とかではない。 声はポール・フスコ氏。日本でもNHK教育で放送されており、[[バズ・ライトイヤー]]の吹き替えでも知られる[[所ジョージ>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:所ジョージ|]]氏が吹き替えを担当している。 なお、アルフという名前は彼を居候させたウィリー・タナーが「[[&b(){A}lien>エイリアン]] &b(){L}ife &b(){F}orm」の略で付けたもので、 本名は英語で翻訳すると「ゴードン・シャムウェイ(Gordon Shumway)」となるらしいが、本項目では原則この表記で記載する。 &nicovideo(sm2228549) 元々は地球から遠く離れたメルマック星に住む異星人の宇宙飛行士だったが、 [[故郷が大規模な核戦争によって爆発し滅亡してしまったため>バルタン星人]]宇宙船で一人脱出し、 約一年に渡る放浪の末に誤ってロサンゼルス近郊に住むタナー家のガレージに宇宙船を墜落させて、そのままタナー家の居候となった。 見た目は毛むくじゃらで小柄の哺乳類。 年齢は228歳と人間から見るとかなり高齢であるのだが、メルマック星人基準では成人こそしているものの若い個体らしい ([[メルマック星人の寿命は650歳>ヨーダ]])。 人間より聴力が優れているらしく、犬笛の音を聴くことができる。また、胃が八つもある為に非常に食欲旺盛。 特に[[猫>ねこ]](或いは猫に近い異星の生物?)が好物であるらしく、タナー家の飼い猫ラッキーを見る度に、 長い事食べてないなと舌なめずりをするものの、何だかんだで結局食べられないのがお約束となっている。 &s(){メルマック星では婚礼などの祝い事の時に猫料理(ウェディングキャット!)が振る舞われたとの発言があったので、&br()ローストターキーが好物だけど暫く縁遠かった時に、居候先で七面鳥を飼ってた感じだろうか} クレジットカードの概念があるなど、彼の故郷は比較的地球に近しい文明だったらしく、言語体系も非常に近かったようで、 英語を簡単に話したのに加えてスペイン語まで取得し、さらに日本語の説明書も読める程。 おまけにギター、ベース、ピアノ、ドラム、サックスなど多くの楽器を軽々と演奏し、 無線機をオーストラリアまで交信できるように改良するなど多芸で器用。 普段ちゃらんぽらんに見えても、&b(){単独で恒星間移動を成し遂げた宇宙飛行士}というガチエリートなだけはあるのだ。 最終回では、新しい星を買ったので新天地にしようという同胞の誘いに乗り、惜しみつつもタナー家に別れを告げたのだが、 宇宙からの迎えを待っている所で通信を傍受していたエイリアン調査機関に捕獲されてしまうという、 バッドエンドのような結末を迎えた。 特にドラマの見所となったのは、アルフのパペットの動きや造形などの作り込みであろう。 人形の動作に3人もの人間を要し、人形の操作者が入る空間を作るため、 セット全体が床に何十もの隠し扉を備えた上げ底のプラットフォームの上に構築され、 1人目は一方の手でアルフの口を、もう一方の手で人形の手の片方を操作、 2人目はアルフのもう一方の手を1人目に合わせながら操作、 3人目はオフステージのRCコントローラを通じてアルフの顔面と耳の動きを操作し、 3人が協調して働いてアルフをまるで生きている宇宙人のように動かしていたという。 また、アクションが必要な際は小人症のスーツアクターがスーツを着て演じていた。 CGすらほとんど実用化されていない時代においてこの尋常じゃない作り込みにより、 アルフは非常に精密な生き物として演出されたが、同時にアルフの人形操作の失敗による撮り直しが頻発。 この拘りのせいで結果30分番組を一つ作るのに20時間以上かかるなど撮影は長期化し、 出演者のストレスに繋がり、タナー一家を演じた役者達は撮影時に途方もない緊張とストレスに晒され、 一部の出演者はストレスで体調を崩すほどであったらしい。 しかし、こうした不断の努力により作られた『アルフ』は根強い人気を確立するに至り、 テレビ版終了から六年後には上記の最終回後から繋がる映画も制作されている。 テレビシリーズから数年後が舞台で、アルフは軍に捕らわれて過酷な人体実験を受けつつも、 それ以外では待遇もよく軍人達とも仲良くなり、それなりに快適な生活を送っていた (タナー家の家族は&s(){やっぱりもう出演したくなかったのか}未登場だったが、証人保護プログラムを受けて無事であることが言及されている)。 しかし、宇宙人を嫌うミルフォイル大佐が独断でアルフの抹殺を目論み動き出したため、 計画を察知したリックとメリッサという軍人に連れられる形でアルフは軍から逃亡。 やがてアルフはミルフォイルに捕まるが、計画が露呈して大佐は失脚し、 無害と承認されたアルフは軍で捕虜ではなく宇宙外交官として待遇されることが確約された。 余談だが、神野オキナ氏のライトノベル『あそびにいくヨ!』ではオマージュとして、 猫の獣人のような異星人キャーティア人が、宇宙開拓でメルマックという星を訪れたが、 原住民からは食料としか認識されなかったと語る場面がある。 ---- **MUGENにおけるアルフ Zobbes氏による手描きキャラが存在。 現在は氏のDeviantArtで公開されている他、海外サイト「MUGEN Database」からも入手可能。 主に近接攻撃を用いて戦う他、[[超必殺技]]では&b(){テレビでタナー(とついでに敵)を感電させたり、}&s(){タナー「逆!!」} 映画『シュガーラッシュ』の主人公「[[レック・イット・ラルフ]]」のコスプレで攻撃したりする。 [[AI]]は未搭載。 ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[アルフ],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[アルフ],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[アルフ],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:所ジョージ|,主人公,宇宙人,茶色