ミキサー大帝

「ミキサー大帝」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
ミキサー大帝」を以下のとおり復元します。
#image(mixer1.jpg,title=大金星!)

*&color(red){&i(){「火事場のクソ力のないキン肉マンを破ることなど}}
*&color(red){&i(){     赤子の手をひねるよりたやすいぜーっ!!」}}

ゆでたまごの漫画『キン肉マン』に登場した超人の一人で、機械超人に分類される。超人強度は700万パワー。&link_anchor(*1){*1}
その名の通りミキサーの姿をした超人で、キン肉星王位争奪編にてマリポーサチームの中堅として登場。ちなみに&b(){日本出身}。
アニメ版での声優は[[川津泰彦>黄忠]]氏。

必殺技は超人のパワーを本体から分離させてしまう「パワー分離機」。
(ミキサーなのに「分離機」なのは、作者が遠心分離機と混同していた為らしい)
試合開始直後に[[キン肉マン]]にパワー分離器を仕掛けるも、火事場のクソ力のあまりのパワーに失敗しそうになる。
しかし運命の5王子の力を借りた「邪悪友情パワー」&link_anchor(*2){*2}によりパワー分離に成功、火事場のクソ力を肉体から分離させ
天界の邪悪大神殿に封印したばかりか本体までも超人墓場に吹っ飛ばし、キン肉マンを事実上&b(){即死させてしまった}。
(火事場のクソ力は7000万パワーという設定だが、封印できたのは6905万パワーであり、
 キン肉マン本来の95万パワーが超人墓場に送られたという内容である)
その後超人墓場でのウォーズマンの助けもあってなんとか現世に戻ってきたキン肉マンにキン肉ドライバーを仕掛けられるが、
ミスター・VTRの「状況予想装置」の編集機能によりキン肉ドライバー破りに成功、返り討ちにして勝利を収めた。

ところが、キン肉マンを破るという大金星を挙げ、さらに残りが大将のミート君ただ一人という状況に慢心していた彼は
試合中キン肉マンに身体のネジを一本抜かれていた事に気付かず、ミート君のバックドロップ一発でバラバラになり敗北した。

#image(mixer2.jpg,title=キン肉マン史上最大の大番狂わせ)

キン肉マンにシングルマッチで黒星をつけた数少ない超人の一人である。
他はキング・トーン&link_anchor(*3){*3}、プリンス・カメハメ&link_anchor(*4){*4}、シシカバ・ブー&link_anchor(*5){*5}。
ただし、この三人は物語全体で言えばかなりの序盤での話で、当時キン肉マンは「ダメ超人」「ブタ超人」と
観客からののしられる程度の扱いだった。その後、悪魔超人や完璧超人との戦いを経て大きく成長していくのだが、
(その成果は「火事場のクソ力の増大」という形で数字的に証明されている)
数々の死闘を経て成長を遂げた王位争奪編のキン肉マンを破ったミキサー大帝はかなり凄い。
…ハズなのだが、彼の勝利が額面通りの評価をされる事は少ない。

これはミキサー大帝戦がザ・ホークマン戦、ミスター・VTR戦に続く三連戦目でキン肉マンがヘトヘトであった事、
さらに試合中でありながらリング外からの邪悪の神々やミスター・VTRのサポートを受けての勝利だった事、
(邪悪の神々のサポートがなければ、キン肉マンの火事場のクソ力を分離させることはできず、
 またミスター・VTRのサポートがなければ、&b(){火事場のクソ力なしでもキン肉ドライバーでKOされていた})
そして何よりも体重差675kgのミート君(しかも初試合)にバックドロップ一発で粉砕された事などが原因と思われる。
まだ子供のミート君の閉門クラッシュで胴体が簡単にヒビ割れたり、ネジ一本抜かれただけで簡単にバラバラになるなど
普通の超人と比べても、その肉体的脆弱さが突出していると思わざるを得ない点も大きい。

とは言え、悪魔将軍やネプチューンマンも成し得なかった打倒キン肉マンを果たしたばかりか
火事場のクソ力を封印した功績は非常に大きい。
これにより、キン肉マンは王位争奪戦の最終戦の最終局面まで火事場のクソ力抜きでの戦いを強いられることになってしまった。
争奪編中のキン肉マンは「フェイス・フラッシュ」や「[[マッスル・スパーク>クラーク・スティル]]」等、火事場のクソ力が無いなりに善戦してるせいか、
ミキサー大帝の快挙については印象が薄れがちだが、やはり王位争奪編の中である意味キン肉マンを最も苦しめた超人だと言えるだろう。

&font(red,b,i,20){「邪悪友情パワー全開!!」}

なお、モバイルサイト「週プレモバイル」で配信されている小説『ディープオブマッスル!! キン肉マンリアルノベルズ』にて
ミキサー大帝の誕生秘話を描いたエピソード「夢の島のミキサー大帝」が公開されている。
もし興味があり、なおかつ携帯電話を持っていれば、読んでみるのも良いかもしれない。

----
**MUGENにおけるミキサー大帝
現時点で3種類のミキサー大帝が存在しており、いずれも作者は[[カナディアンマン]]等も製作した牛鬼氏。
ドットは氏の他の超人同様、フリーゲーム『マッスルファイト』のものを参考にして全て手描きで製作したものである。

#region(ミキサー大帝)
-ミキサー大帝
無限ロダで公開中(最新版は2011年10月8日更新、up3870)。
「パワー分離機」も超必殺技として搭載されている。現在はまだβ版との事。
守りを考えずに攻撃を繰り出す簡易[[AI]]が搭載されている。
2011年4月5日の更新によってドット絵が大幅に更新された。これ以前のバージョンの動画使用は不許可との事なので注意。
2011年9月28日の更新で、極寒に搭載されていた敗北時のバラバラ、[[謎ジャム>水瀬秋子]]やられがこちらにも搭載された。
ikuiku氏による外部AIが公開されている(最新版対応)。

#endregion
#region(極寒(ゴッサム))
-極寒(ゴッサム)
牛鬼氏自身によって、ソニックブームやペガサス流星拳を放ったり、[[サウザー]]らが轢き逃げで援護するといった
カオスな改変がされたミキサー大帝であり、カナディアンマン同様、一部の[[挑発]]時は無敵。
こちらも通常版同様のスタイルの簡易AIが搭載されており、通常版に先駆けて敗北時にバラバラになる仕様が再現されていた。
現在は公開停止されている。旧verのミキサー大帝同様、動画での使用は禁止されている。

#endregion
#region([[永琳>八意永琳]]ちゃん開発・ミキサー大帝1969号)
-[[永琳>八意永琳]]ちゃん開発・ミキサー大帝1969号
これらのミキサー大帝よりも先に、牛鬼氏が[[のりもの]]キャラとして無限ロダで公開したもの(最新版はup1650)。
下の動画ではタイヤで走っているが、現在のバージョンでは二足歩行になっている。
&nicovideo(sm9628356)
#endregion

***出場大会
''【ミキサー大帝】''
#list_by_tagsearch([大会],[ミキサー大帝],sort=hiduke,100)
''【永琳ちゃん開発・ミキサー大帝1969号】''
#list_by_tagsearch([大会],[永琳ちゃん開発・ミキサー大帝1969号],sort=hiduke,100)
***出演ストーリー
[[岸辺ヨハンは派手じゃない]]

#ref(4-1-3_pop03.gif,,width=320,title=ミートくん相手だからってナメすぎじゃなかったろうか)

----
&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
……え? マリポーサチームは全員5000万パワー以上だって話はどうしたんだって? &b(){さぁ。}
まぁ、こんな矛盾も[[ゆでたまごなら仕方ないよね!>○○だからしょうがない]]

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
一部ファンからは&b(){1億パワーあったマリポーサが96万パワーのロビンマスクに負けたのはこれで使い過ぎたから}とか、
&b(){同じくソルジャーも使い過ぎてキン肉アタルに敗れて取って代わられた}という冗談まじりの憶測もあった。
ビックボディに至っては&b(){あそこで殆どのパワーを使い過ぎて瞬殺されたとか}と言われる始末。
//ちなみにスーパーフェニックスの方はというと&b(){きっとあいつは出し惜しみしてちょっとしか出さなかったんだろ?[[汚いなさすがフェニックスきたない>汚いなさすが忍者きたない]]}と言われたり。&s(){確かに小悪党臭いラスボスだったが}
//まあ、半分冗談まじりなので本気にしないように、ただ言えるのはミキサー大帝が勝てたのは5王子の力もあったからこそだからだと思う。

&aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}}
#region(''キング・トーン'')
キン肉マンが幼い頃に&b(){ブタと間違えられて地球に捨てられる}という悲劇が起こったが、
この時に宇宙船に紛れ込んでいたブタ。
なぜか正義超人養成学校ヘラクレス・ファクトリーでウルフマンらと共に学び、
成長後はキン肉星の格闘技オリンピックに出場し柔道、ボクシング、レスリングの三種目を制覇。
さらにキン肉マンの父親で当時の大王・キン肉真弓に挑戦、これを退け&b(){キン肉星の王位簒奪に成功する}。
真弓は地球で成長していた息子スグルを招聘しキング・トーンに挑戦させるも返り討ちに遭い、
このままキン肉星はブタの星にされてしまうのか……といったところで精肉店の主人に見つかって逃走、
王位は真弓の手に奪還された。

公式なキン肉星王位タイトルマッチなので明らかに正史に載せられるべき試合であるが、
&s(){あまりの内容からか}地球での試合ではないのでキン肉マンの通算試合では除外される事が多い。
まあ、48の殺人技習得前のギャグ編だしね。

ちなみにこいつはブタ超人ではなくただのブタ。&b(){超人強度50万パワー}あるが。
悪魔騎士サンシャイン打倒という奇跡を成し遂げ、しかし人間であるがゆえに救助を受けることができずに
死んでいったジェロニモの立場は一体……。

当然ながら『キン肉マンII世』では全く登場せず[[無かった事にされた>K9999]]……と思いきや、
キン肉マンの息子・キン肉万太郎の携帯電話のアドレスに&b(){キングトーン2}なる相手が存在する。
#endregion

&aname(*4,option=nolink){&color(red){*4}}
#region(''プリンス・カメハメ'')
ハワイ超人界の元チャンピオン。999回の防衛を成し遂げた後ジェシー・メイビアに敗れ、
メイビア打倒のため付き人に身を落として弱点を狙っていた。
ココナッツ星の王子で(既に老齢だが王位には就いていない模様)地球でのエネルギーはもはや少なく、
メイビア打倒の宿願を託すためキン肉マンを指導、以後のキン肉マンにとって最大の武器となる&b(){[[48の殺人技>キン肉バスター]]}を伝授する。
そのエピソードのきっかけとして、付き人の身ながらキン肉マンと対戦、
試合開始早々にバック・フィリップを決めキン肉マンを[[僅か7秒でKO>即死攻撃]]するという伝説的な一幕を披露する。
(この試合はノンタイトル戦だったので、ベルトを持っていかれる事は無かった)
カメハメとの出会いを中心とするハワイ遠征からアメリカ遠征の話は、『キン肉マン』全体の物語から
些か浮いてしまっている印象があるが、ギャグ半分で「主人公がお約束で逆転勝ちする」だけの展開だったキン肉マンが、
真に超人レスラーとして才能を開花させる重大なエピソードである。

……と、ここまでは完全に「[[既に引退したかつての強豪>剛拳]]」なのだが、タッグ編で[[突然現役復帰>タクマ・サカザキ]]。
「キン肉マングレート」として、引退したという話が嘘のような活躍を見せ、正義超人の友情回復のため大いに尽力した。
はぐれ悪魔超人コンビの猛攻からテリーマンを救うが、サンシャインの呪いのローラーに放り込まれてしまい、
テリーマンを二代目グレートとした後、力尽きて死んでしまう。
さらに王位争奪編において知性チームのジ・オメガマンが「全盛期のカメハメを復活させてキン肉マンを倒させる」という奇策を展開、
48の殺人技の他に52の関節技が存在する事を表明、恐るべき強さでキン肉マンを苦しめた。
だがその戦いはキン肉マンに52の関節技を授けるための実戦稽古であり、最後はキン肉マンが技を会得し、
己を打ち破った事に満足して成仏した。

正直&b(){なぜメイビアごときに負けた}と言わざるを得ない。
いや、メイビアは出番が少ないのと派手なフィニッシュ・ホールドがないから地味なだけで、
アイドル超人ではない一般正義超人の中では屈指の強豪、間違いなく[[こいつ>カナディアンマン]]より数段上のテクニカルファイターで、
返し技の達人だから技巧派のカメハメが苦手とするタイプだけど、ね……。
また本人が年齢的に実戦に出る超人としての全盛期を過ぎているため、全力で戦っていられる時間はそう長くはない、
という弱点もある。

『キン肉マンII世』では、「究極の超人タッグ編」で霊として登場し、マシンガンズとの試合前夜に万太郎に52の関節技を伝授している。
なお、現在公式最強は若き日の全盛期のこいつとゆで先生がいっておられる。&s(){まあまた変わるだろう、ゆでだし。}
#endregion

&aname(*5,option=nolink){&color(red){*5}}
#region(''シシカバ・ブー'')
キン肉星に住むバーベキュー族の青年。作中随一の[[ブ男>モハメド・アヴドゥル]]として名高い。
彼との戦いは超人レスリングの試合ではないが、後にキン肉マンの妻となる女性ビビンバを巡っての&b(){男の決闘}であり、
公式記録に残る事は無くともキン肉マンという男の人生においてはスーパーフェニックス戦と変わらぬ重大な戦いであった。
だが、既にカメハメとの出会いを経て&b(){48の殺人技を会得している}時期のキン肉マンが手も足も出ず、
主に[[怪獣]]退治用で超人レスリングの場では使われる事のない[[光線技>ウルトラマン]]を繰り出しても即座に同じ技で切り返され、
果ては&b(){得意な遊技や牛丼の早食いまで持ちかけて挑むも全ての競技で完全敗北}。
ここまで完膚無きまでキン肉マンを叩き潰した男は他にいない。
もはや勝負は決したかと見えた時、ビビンバが仲裁のためキン肉マンへの思いを告白。
圧倒的優勢であったシシカバは潔く身を引き、キン肉マンに勝利を譲った。&b(){身の処し方までもシシカバの完勝である}。
以降は物語の舞台が再び地球に戻り、キン肉星に残ったシシカバは登場しない。
もしも地球に来てくれたら悪魔超人や完璧超人との戦いで活躍した事は疑いようがない。
というかタッグ編でパートナー探してたキン肉マンが&b(){シシカバの事をすっかり忘れてた}というのは酷すぎないか。

……が、キング・トーン同様にシシカバ・ブーの事が語られる事は少ない。
ここまでの文章では褒めて褒めて褒めちぎったが、実際のところ
&b(){第二回超人オリンピック前に存在したキャラで、特に悪魔超人編以降の出番がない}というキャラで、要するに[[空気>まりん]]。
アイドル超人とそれ以外の扱いの差が天と地ほどある作中においては「その他大勢」の中にも入っていない
シシカバとの戦いは、[[歴史から抹殺>∀ガンダム]]されても無理からぬところであろう。
&s(){いや本当なんだ!シシカバは強くてかっこいいんだよ!ブ男だけど!}

『キン肉マンII世』にも、キン肉星の超人評議会にバーベキュー族の頭首として登場している。
#endregion

----
//ミキサー大帝以外の人物の記述を補足に移動したうえで加筆……したら凄い量になってしまった
//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//超人

復元してよろしいですか?