主人公(笑)

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主人公(笑)」を以下のとおり復元します。
#image(3rded.jpg,width=350,title=まさかのパーフェクト負け)

&font(20,b,i){「グッ・・・・・・・・! まさか一撃も返せないなんて・・・・!」}

「名目上は主人公なのに、主人公らしさを伴っていない」キャラを指す。
元は『[[ストリートファイターIII]]』での用語で、[[アレックス]]のあだ名。
旧主人公[[リュウ]]の存在が偉大すぎるために、主人公扱いしてもらえない事への揶揄や同情、応援などの意味合いが込められている。
&s(){ちなみにこの項目はURLの番号の小ささから分かるとおり、始めはアレックスの項目として利用されていた。}

[[また、アレックス以外の「主人公なのに扱いが悪い」キャラもまとめてこう呼ばれる傾向にある。>MUGENキャラクターニックネーム一覧]]

『主人公(笑)』には色々なタイプがあり、後述のように容姿・戦闘スタイル・性格などが主人公らしくない…というものが普通だが、
実際のニコMUGENにおいては主人公らしさの有無というより、動画での扱いがあまり良くない主人公や
主人公なのに活躍できなかったキャラに飛ばす檄や、野次のようなものでしかなかったりする。

勿論、&b(){純粋なファンにとっては不快な言動と捉えられる恐れもある}のでその辺りを踏まえたうえで楽しんで欲しい。
色々諸説あるが主人公の基準は人それぞれ。&b(){格ゲーではプレイヤーが選んだキャラが主人公}という解釈もあるので、
下のリストはその辺りを理解した上で楽しんで貰いたい。
#CO{また、定義が明確に定まっていない+容量不足に加え「嫁(好きなキャラ)の侮辱は許さん」などの理由で編集合戦になった時期があり、
最終的にリストから消された主人公達もいる。一部の記名は本人のページに移された。}

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*代表例
#region(少なからずアンチ表現を含むので注意)
**[[アレックス]]
#image(アレックス.gif,title=ノォーーーッ!)
&font(16,b){『[[ストリートファイターIII]]』の主人公。}

だが、[[見た目が>エドモンド本田]][[パワー型>ザンギエフ]]の[[投げキャラ]]に見えること、『III 2nd』までは&b(){1P初期カーソル位置には[[リュウ]]が納まっていた}こと、
そして、『III3rd』のEDで&b(){リュウに指一本触れられず敗北}してしまうなど、
主人公としてのイメージが定着していないためよくネタにされる。

[[旧世代>テリー・ボガード]]=リュウ、[[新世代>ロック・ハワード]]=アレックスと対比させたのだろうが、幾らなんでもパーフェクト負けはやりすぎである。
冒頭の台詞はその時のもの。まあ、でもその後「まだこれからだ!」というような描写があるのが救いか。
|参考動画&br()&nicovideo(sm1601939)|
ゲーム内の強さも微妙(絶望的に弱いわけではないが)で、キャラランクは下位でリュウを下回っている。
&s(){一方のリュウも『V』ではシーズン2から弱キャラの常連になっているが}
余談だが闘劇'08ではなんと&b(){[[使用者ゼロ>ショーン]]}。彼の存在感の薄さを物語るエピソードと言えよう。

しかも『[[CVS2>CAPCOM VS. SNK]]』で[[ユン]]&[[ヤン]]、『IV』や『ストリートファイター×鉄拳』で[[いぶき]]や[[ダッドリー]]などが出場する中、
&b(){アレックスは全く登場せず}。
この件に関して小野義徳プロデューサーは、
&b(){「主人公なのに、出してほしいという声をまったく聞かなくて。やっぱりなと思いました(笑)」}と語っている。
おまけに「タツカプに出たからいいでしょう」的な発言までされてしまった。
既に[[格闘スタイル]]が似ているキャラクターとしてアベルがおり、それが米国圏で人気を博していた事もあるようだ。
…アレックス、お前は泣いていい。

実はムックのインタビューで、&b(){「ストIIキャラはストIIIに出す予定はなかった」}のだが、
&b(){「最初に何をすれば良いのか解らないプレイヤーのためにリュウと[[ケン]]を出した」}と語られている。
また岡本吉起氏も、&b(){「リュウとケンが居ないとストリートファイターじゃない」}とスタッフを説得していた。
皮肉にもこれが、アレックスに主人公(笑)のイメージを定着させる事と相成った。

***※フォロー
一応、『[[CFJ>CAPCOM FIGHTING JAM]]』『タツノコvs.カプコン』にはストIII&s(){・投げキャラ}枠として登場。
エンディングでも獅子奮迅の活躍を見せていた。

そして『V』に追加キャラとして登場。
『III』以外の&b(){純粋なストリートファイターシリーズに参戦するのはこれが初めてである}。
&s(){相変わらず公式で投げキャラ認定されちゃってるけど}

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**[[シオン・エルトナム・アトラシア]]
&ref(ヤラシオン.gif,,title=路地裏の地面は冷たいな)
&font(16,b){『[[MELTY BLOOD]]』の主人公。}
&b(){…ってインタビューで言ってたよねスタッフ?}

原作無印からして&b(){ストーリーモード開始時に使えるキャラが[[遠野志貴]]}だったため、
シオンが主人公という認識が薄れてしまう結果に。&br()さらにその時志貴が戦う相手が、よりにもよってシオン自身だったりする。
性能面でも、志貴は扱いやすいスタンダードタイプなのに対しシオンは中~上級者向けだったため、
益々主人公と思われなくなるハメに。
あろうことか『Act Cadenza』の公式サイトで、&b(){志貴が主人公}として扱われている。

「シオン編完結」とされる『Actress Again』では志貴とラブコメしたり、
[[新キャラ>リーズバイフェ・ストリンドヴァリ]]と百合百合したり、[[ラスボス]]との関係も深いなど、主人公ぶりを遺憾なく発揮している…のだが、
プロフィールやボスラッシュモードなど、&b(){志貴が主人公として扱われているのは相変わらずだった}。

[[原作での扱いがアレなヒロイン>弓塚さつき]]と[[ストーリー>ストーリーモード]]で路地裏同盟を組んじゃったりする辺りも哀しい。
しかもその相方の方がニコニコMUGENでは[[夫婦>ニコMUGENの二次創作ネタ#夫婦]][[AI]]などで一躍有名になったために、より一層影の薄さを増した。
他にも、シオンのIFの存在である吸血鬼シオンが悪+エロ担当であったり、
同じくシオンのIFの存在であるラスボスが、キャラによっては[[超必殺>超必殺技]]一発でほぼ沈む&b(){[[紙装甲>紙]]ラスボス(笑)}だったりと、
主人公なのに主人公&b(){以外}の属性が強すぎるんじゃないか?という意見も出ていたりする。

***※フォロー
ただ、基本コンボという点では、
「ABCのビートエッジ→リバースビート3B→エリアルコンボ投げ〆」というメルブラをメルブラたらしめているルートを
全て内包と、主人公らしい点は持っているのであるが。
&s(){……途中から3Bでなく3Cに変更になりリバースビートが絡まなくなったけどね!}

&s(){ちなみに[[戦闘力>女性キャラクター3サイズ一覧]]は主人公の貫禄十分である}

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**[[デミトリ・マキシモフ]]
#image(Demitri.png,title=作品によって悪役だったりそうじゃなかったり)
&font(16,b){『[[ヴァンパイア]]』の主人公的存在。}

OPデモで[[モリガン>モリガン・アーンスランド]]に良い所を取られており、EX必殺技に関しても「自分が多数の小さな蝙蝠に変身」したり、
「噛み付いた後おまけのように打撃を数発」と地味さが際立っている。
(とは言っても、ヴァンパイアシリーズのEX必殺技は格闘とはとても言えないものが大多数なのだが)

[[クロスオーバー]]でも毎回のようにモリガン達に枠を奪われているのだが、最大の理由は彼を代表するEX必殺技&b(){「[[ミッドナイトブリス]]」}。 
[[自社内>CAPCOM FIGHTING JAM]]や[[格ゲー出身のキャラ>SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS]]ならともかく、
[[MARVEL>MARVEL VS. CAPCOM]]や[[タツノコプロ>ガッチャマン]]といった格ゲー以外のキャラが相手になると、キャライメージを覆す&b(){女体化技}を持つ彼は出しにくいのだろう。 
%%まあタツノコの方は公式で自社キャラのオールスター美少女化ゲームを出そうとしてポシャってたけど%%
『MVC3』のプロデューサーである新妻氏も、Twitterで 「ミッドナイトブリスが問題」という趣の発言をしている。

***※フォロー
とはいえ、『ヴァンパイア』主人公としての貫禄やデミトリ個人としての知名度は十分ある。
クロスオーバーでも『[[ナムカプ>NAMCOxCAPCOM]]』や『クロスエッジ』、『PROJECT X ZONE』といった&b(){非格ゲー}では参戦を果たしている。
というかぶっちゃけ、&b(){常にモリガンに枠を奪われているだけである}。

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**[[ドノヴァン・バイン]]
#image(donoturn.gif,title=背景キャラに飛ばされる保護者)
&font(16,b){『ヴァンパイアハンター』の主人公的存在。}

…なのだが、&b(){OPの出番が後姿だけ}という鉄板の地味さを誇り、キャラ性能もロケテの煽りを受け下位クラスに。
同じく『ハンター』から登場した[[レイレイ]]は萌え属性の多さと派手な攻撃モーションが受け、人気面で大きく水をあけられてしまう。
さらに『セイヴァー』ではストーリーと容量の関係で&b(){参戦すらできなかった}。
本人よりも彼の後ろを付いて回る[[幼女アニタ>ドノヴァン・バイン#anita]]の方がカルトな人気を得て、彼を差し置いて外部出演までする有様。

『ハンター2』ではOPで顔アップなど大々的にプッシュされている気がするが、やはり[[モリガン>モリガン・アーンスランド]]に目が行きがちな上、
出来があんまりだったせいか記憶に残らない…というか、ファン以外には殆ど認知すらされていない。
ちなみに『セイヴァー2』のOPに登場する[[バレッタ]]&[[リリス]]と構図はほぼ同じなのだが、バレッタの方がインパクトがありすぎる。
&nicovideo(sm143543)
おまけに[[不幸な結末までほぼ確定>ドノヴァン・バイン#dee]]しており、色んな意味で救われない男。

一応パズルゲームの『スーパーパズルファイターIIX』ではデミトリを差し置いて参戦していたのだが、
そのグラフィックを流用した格ゲーの『ポケットファイター』では背景に格下げ。
同じく不参戦の[[デビロット>スーパー8]]は元々生身で戦うキャラではないため、実質的にリストラされたのは彼一人である。
『[[MVC1>MARVEL VS. CAPCOM]]』ではスペシャルパートナーとして登場したアニタの攻撃に利用されてしまう羽目に。

あらゆる面で恵まれない彼は「主人公(笑)のなかでも最も救われない格ゲーキャラ」というイメージで浸透されている。
…冗談抜きでどうにかならなかったのか。

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**[[風間蒼月]]・[[風間火月]]
#image(kazamawarai.png,title=なんだかんだ言ってしっかり出番はあるのだが)
&font(16,b){『[[サムライスピリッツ]]天草降臨』の主人公達。}

どちらも主人公の王道を行くキャラではあるが、&b(){とりあえず侍ではない。というか[[忍>服部半蔵]][[者>ガルフォード]]である。}
蒼月の方は中~遠距離が主体で怒り時の「月光」でハメが出来たり、火月は決まれば大きいが安定性に欠ける[[ロマン技]]が多く、
どちらも玄人向きの性能でおよそ主人公と呼べる様なイメージではなかった。
ストーリー上ではかなり主人公ぶりを発揮しているのだが、他キャラとの絡みがあまりなく、以降の作品では前任の[[閑丸>緋雨閑丸]]と同様主人公を降板。
その閑丸はショタキャラのポジションを確立し、『斬魔伝』の[[アスラ]]は『[[NBC>NEOGEO BATTLE COLISEUM]]』に出演。
『零サム』の[[慶寅>徳川慶寅]]に至っては1P初期カーソル位置を獲得した上で、ストーリーでは様々なキャラと絡む。%%そしてナデシコッの厨性能で有名になる%%
…と、[[覇王丸]]の影が濃すぎることや、初期カーソル位置が1Pどころか&b(){2Pも覇王丸}であることを差し引いても、どうにも影が薄く感じてしまう。
(ちなみに覇王丸はというと、相変わらず奔放に旅をしながら好き勝手に斬り合っているだけで、[[ストーリー上は殆ど関係してこない>リュウ]])

さらに蒼月・火月の([[コンパチキャラ>EXキャラクター]]である)&b(){[[水邪]]・[[炎邪]]の方がキャラ立ちしている}のも&br()彼らの存在感の薄さに拍車をかけている。
このwikiでも水邪と炎邪のページはあるのに風間兄弟のページは中々作られず、長いこと放置されていた。

***※フォロー
それでも当時は人気を誇り、今もファンが多く存在するキャラクターである事は間違いない。
一応『閃』では閑丸、慶寅の両名を差し置いて参戦しているし、
『閃』主人公の猛千代の圧倒的な地味さよりはマシだし、%%ぶっちゃけ猛千代の方がこの項目に相応しい%%
『令サム』こと2019年版では慶寅や閑丸に先を越されはしたものの、シーズン1で火月が、シーズン2で蒼月が追加されている。

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**[[レイ・マクドガル]]
#image(staffray.png,title=ある意味アレックスの先輩)
&font(16,b){『[[ファイターズヒストリー]]』及び『ファイターズヒストリーダイナマイト』の主人公。}

『FHD』で1P初期カーソルに合っているし、コマンドは違うけど[[波動昇龍]]キャラだし、王道主人公のはずなのだが…
-スタッフロールの濃い顔の集合絵では、一番左端でひどい顔をしている(上の画像)
-漫画版で主人公の座を[[溝口>溝口誠]]と[[リー>李典徳]]に奪われる
-同じく溝口が主役の『溝口危機一髪!!』で&b(){まさかの[[リ>マットロック・ジェイド]][[ス>サムチャイ・トムヤムクン]][[ト>ジャン・ピエール]][[ラ>マーストリウス]]}
などとかなり可哀想なキャラである。さらにマイナー作品な事から他の主人公(笑)キャラと比べても話題にならない。
一応『FHD』でのキャラランクは上位で、有利キャラの多さと下位キャラに対する詰ませっぷりはガチ……なのだが、
さらに上を行く[[ザジィ>ザジィ・ムハバ]]に対する相性の悪さからガチ勢に敬遠されるという、性能面でも結構な悲しみを背負っている。

レイの悲劇は、格ゲー界における主人公の特徴が「リュウに[[似て>ハンゾウ]][[いる>リョウ・サカザキ]]こと」というイメージになってしまった事だろう。
溝口は硬派な日本人、レイは明るく爽やかなアメリカ人となると、
どうしても「溝口がリュウポジション、レイは[[ケン]]ポジション」と捉えられてしまいがち。
逆に、主人公=リュウタイプという図式が完成するよりも前なら、餓狼伝説の[[テリー・ボガード]]はもちろん、
[[ベルトスクロールアクション>ビリー・リー]][[の主役>コーディー]][[(バランス型キャラ)>アクセル・ストーン]]にレイとよく似たイメージのキャラが結構いる。
その時期なら間違いなくレイは押しも押されもせぬ主人公であったはずなのだ。
格ゲー=[[ストII>ストリートファイターII]]という世界的な社会現象はそれほどの影響力を持っていたのだ。
その意味で言えば、実は&b(){リュウの存在のために主人公扱いしてもらえなかった人}という点ではアレックスの先人とも言える。

それ以前に、FHを作ったデータイーストは「[[変なゲー>カルノフ]][[ムならま>チェルノブ]][[かせておけ>トリオ・ザ・パンチ]]」と言うキャッチコピーで有名な会社であり
(変な(ではあるが面白い)ゲームが悪目立ちするだけで、変ではないゲームも作ってはいる)
余りにも&b(){設定が普通すぎた}レイは、&b(){「出るゲーム(会社)を間違えた」}とまで言われている。
実際、上記のテリーは日本人である[[ジョー>ジョー東]]やリュウに近い性格の[[アンディ>アンディ・ボガード]]にメイン主人公の座を取られる事はなかったし。
//一応ロックが居るので「最後まで取られなかった」は消去

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**[[コーディー]]
#image(codown.png,title=周りが「ふつう」じゃなさすぎた)
&font(16,b){『ファイナルファイト』の主人公。}

[[最強>ジェネティー]][[キャラ>リン・クロサワ]]だった(プレイヤー人口が多い)[[ガイ]]と、
「戦う市長」(物理的な意味で)と言う強烈な個性を持つ[[ハガー>マイク・ハガー]]と比較されてあまりにも地味。
そしてスーパーファミコン移植版では容量の関係でガイが削られたのだが、
補完の為に作られた『ファイナルファイト・ガイ』(使用可能キャラ以外は同じ内容)では
ガイの代わりに削られたのがハガーではなくコーディーだった事で公式での扱いも怪しくなっていく。
(コーディーとガイは似た性能の為、片方しか買わなかった人はハガーの方が楽しめるだろうというカプコンの心遣いだろう。
 ついでにSFC版は二人同時プレイ自体が不可能なので、ハガーを使いたくないなら使わないで問題は無い)
以降、『[[2>マキ]]』『[[タ>ディーン]][[フ>ルシア]]』には出れなかったり(3D格ゲーになった『リベンジ』には出ている)、
外部出演にも恵まれれず、[[ストリートファイター]]シリーズへの参戦もガイに先を越され、
なんとか『[[ZERO3>ストリートファイターZERO]]』でハガーより先に参戦出来た(ハガー初参戦は『[[MVC3>MARVEL VS. CAPCOM]]』)と思ったら
&b(){自堕落の末に喧嘩に明け暮れた所為で投獄されていたり}と不憫な扱い。
&s(){ついでに市長にぶちのめされたはずの悪徳警官[[エディ・E]]が何故か懲戒免職されずにコーディーを脱獄犯として追っている}

同じ「選べる3人の主人公中の1人」の出自だった『餓狼伝説』の[[テリー>テリー・ボガード]]と比べると雲泥の差である。

***※フォロー
だがエンディングではちゃんと主人公できた点
(初代FFでのガイはストーリー的には居ても居なくても構わない助っ人キャラであり、初代餓狼伝説で言えば[[ジョー>ジョー東]]の立場に近い)や、
上記の自堕落も「これはこれでニヒルでかっこよくなった」とアンチヒーローとしての人気を獲得できたこと、
『スパIV』や『スト鉄』にも出場できたこと、そして『V』で&b(){市長として立ち直り}続投できたという点では、アレックスよりは恵まれてると言える。

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**[[リュウ・カン]]
&image(dadakone.gif,width=86,title=駄々こねではない)
海外の人気残虐格ゲー『[[モータルコンバット]]』の主人公である。

&font(16,b){…繰り返す。『モータルコンバット』の主人公である。}
[[黄色い忍者>スコーピオン(モータルコンバット)]]や[[青い忍者>サブ・ゼロ]]の事では&b(){断じてない}。

…しかし、どうも扱いがよろしくなく『Deadly Alliance』ではOPで[[シャン・ツン]]によってあっけなく殺されて不参戦。
次作の『Deception』では復活するが&b(){まさかの[[ゾンビ]]化}したり(しかも[[FATALITY>究極神拳]]は&b(){相手の体を乗っ取る}と言うもの)、
『X』のストーリーモードでも最後まで敵側の傀儡のままで一切使用できない…と、波乱万丈の人生を送っている。

***※フォロー
そんな彼だが、人気自体がないわけではなくむしろ高い方である。
&s(){メタ的に言えば[[忍>スコーピオン(モータルコンバット)]][[者>サブ・ゼロ]]の人気が高すぎるだけで(ry}
シリーズの外伝作品の「ショウリンモンクス」や2011年版、『11』ではちゃんと主人公らしい活躍をしている。

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**[[前田慶次]]
#image(godakeiji.png,width=191,title=主人公じゃなければ活躍できる男)
&font(16,b){『戦国BASARA2』の主人公の一人。}

初出である『戦国BASARA2』及びその外伝の時点でもやや地味だったが、アニメではそれに輪をかけ出番が少ない。
特に2作目は彼と因縁を持つ[[豊臣秀吉]]の物語だったと言うのに、酷い扱いであった。
元々のキャラ設定や作品内での立ち位置が微妙なため、彼の信条にプレイヤーが感情移入し辛いことが一因と言われている。
まあ、やはり[[元々の>伊達政宗]][[主人公達>真田幸村(戦国BASARA)]]が出オチじみた連中なのが一番大きいのだが。

***※フォロー
『3』では主人公を降格させられたが、ストーリーはようやく主人公らしい活躍を見せ付けた。
しかも、ルート数が5つと最多タイであり、同じルート数は5名、エンディングが水増し気味なキャラを除くと
彼と島津義弘しかいない、と主人公の家康よりも色々優遇されている。

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**[[孫悟飯]]
#image(gomeshi.png,width=54,title=父に勝る子など(ry)
&font(16,b){『[[ドラゴンボール]]』[[魔人ブウ]]編の主人公。}
&b(){…って言ってたよね[[亀仙人]]?}

最早有名すぎて語るまでもないと思うが、結局ブウ編でも[[親父>孫悟空]]に主人公の座を奪回された。
というかむしろ[[セル]]編の方が主人公らしかった。
挙句の果てに鳥山明氏直々に&b(){主人公として力不足}と駄目出しを頂く。多分世界一有名な主人公(笑)。
設定上の強さでは、主人公(笑)どころかDB本編でも最強クラスだが、
&b(){強いからといって活躍できるわけじゃない}と皮肉にも自分が証明してしまう結果になった。

***※フォロー
格闘ゲーム版準拠だと『[[超武闘伝2>ドラゴンボール]]』においては、
悟飯は初期カーソルでもストーリーモードでも優遇される(悟飯以外では真エンドが見れない)など、ちゃんと主人公らしい扱いを受けている。
開発時期やオリジナルストーリー部分の内容などから、
&b(){「原作のセルゲーム編の終盤付近から分岐する、新しい主人公になった孫悟飯の物語」}
と考えれば中々感慨深い展開である。
なお、この作品のストーリーモードにおける孫悟空の出番は、プロローグのチュートリアルの相手と&b(){真エンドルートのラスボス}である。
//GTや超以降は当然ながら最初から悟空が主人公なのでそこでの悟飯については割愛

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**[[シン・アスカ>インパルスガンダム]]
&font(16,b){『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の主人公。}

序盤では確実に主人公であり(ただし第一クールの時点で彼の出番がほとんどない回もあった)、
物語の主役であったが中盤以降はだんだん出番が減っていき雰囲気が怪しくなり
終盤で[[前作主人公>ストライクガンダム]]に主役の座から蹴落とされ、敵の中ボスポジションに収まってしまった。
(ただしラスボスは戦闘力0に近い政治家兼科学者だった為、戦闘面で言えばラスボスと言えなくもない)
そしてこの終盤ではEDのスタッフロール・クレジットでも&b(){シンよりも上に[[キラ>フリーダムガンダム]](と[[アスラン>セイバーガンダム]])が記載されている。}
この事に説明を求められた監督が発したのは、「SEED DESTINYはキラ・アスラン・シンの3人が主人公」発言。
まぁ、宇宙世紀でも[[同じ扱い受けてた人物>Ζガンダム]]は居たのだが(と言うかシンの元ネタである)、
こちらはスタッフロールの順が低かっただけで本編では最後まで主人公として活躍しており、
主人公から蹴落とされたシンとは違う。

***※フォロー
それに納得できない多くの人々により、外部出演では&b(){まぎれもなく主人公扱い}を受ける事が多いのである意味救われている。
『スパロボZ』及び『スパロボL』では「&b(){もうこっちが公式で良いよ}」とも言われている。

#endregion
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//談話室やwikiスレでの議論の結果、主人公(笑)以外の記述は削除しました。

復元してよろしいですか?