セリオ

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セリオ - (2009/12/08 (火) 02:33:22) の編集履歴(バックアップ)





 誕生日:2月12日
 星座:みずがめ座
 血液型:-
 身長:160cm
 年齢:0歳
 3サイズ:83/53/82

「複雑です……」

Leafが1997年に発売した伝説的18禁ゲーム『To Heart』(PS版は全年齢)の登場人物。
正式名称は「HMX-13」。いわゆるメイド?ロボであり、実社会でのテストのために学校に入った。
Leafの登場キャラが出演する同人格闘ゲーム『The Queen of Heart』シリーズに出演している。
CVは根谷美智子。

来栖川重工が一般向けに開発したメイドロボットの試作機。
型式は「HomeMaid(ホームメイド)」の略であり、Xは試作機を表す。
同じタイミングでテストに出たマルチの競合機(妹)であり、感情を試験的に搭載したマルチと異なり、
従来のシリーズの設計コンセプトをさらに押し進めたハイエンド設計になっている。
基本的な肉体能力と知的能力は非常に高く、さらには人工衛星を介したデータリンク機能(通称:サテライトシステム)により、
プロフェッショナルな技能を瞬時に身につける事ができ、メイドとしての能力は完璧と言える。
耳のセンサーはマルチと同じ性能の他、サテライトシステムのデータ受信アンテナとしての役目もあるらしい。
その他も様々な機能が装備されているようで、アニメの特典映像では釣った魚を目からビームを出してその場で焼き魚にしていた。

反面、機能面重視の高性能機種として開発された為、感情機能はあくまでも受け答えのレベルでしか備えておらず、いつも無表情。
しかし感情が皆無というわけではなく、落ち込んだマルチを慰めたり、浩之や綾香曰く嬉しそうな表情も見せるらしい。
+ メイドロボは電気羊の夢を見るか?
実のところ、ゲーム本編においてセリオの出番が少ないため、彼女が感情をどれくらい持っているかははっきりしない。
ファン側も受け取り方は様々で、二次創作でその辺りの設定をより推し進めた話なども多数作られた。
公式では後述のドラマCD『Piece of Heart』で、自分とマルチの性能の違いを長瀬主任に問うたり、悲しみの感情を理解したり、
圭子を傷つけてしまった事を思い悩んだり、寺女を去る際に圭子らクラスメートが開いてくれた卒業式に涙を流したりしている辺り、
セリオが感情を持ち、学習している事は間違いないと思われる。

「セリオ、これで拭きなよ」
「えっ…拭くって、何をですか?」
「解んないの? 流れてるでしょ? …涙が」

…耳を見られるとセリオも恥ずかしがるのだろうか。

ちなみに身長は登場女性キャラでも高い部類に入るのだが、戦闘力?は綾香の物から3を引いた数値と、意外にも細い(なんとウェスト53㎝、マルチと身長差は13㎝有るのにウエストは1㎝しか違わない)部類に入る。まぁギャルゲーではよくあることだが…。

ストーリーでは、来栖川綾香のいる西音寺女子学院(通称:寺女)へと編入した形になっているので、出番はあまりない。
PS版では(「リーフファイト97」の設定を反映させる形で)綾香と一緒にいる事が多くなり、
それに従って出番も若干増えたが彼女自身を攻略するルートはやはり存在しなかった。
後に発売されたドラマCD『Piece of Heart』は彼女が主役となっており、実質これが「セリオルート」と言えるかもしれない。
(なお、セリオルートと言っても浩之と良い仲になる訳では無く、クラスメートの田沢圭子との心の交流を描いたストーリーなので、
全国3000万人のセリオファン(当Wiki調べ)はご安心を)

このように、キャラとしてはそれほど重要ではないのだが、作中ではマルチと仲が良く、よく相談相手にもなっている。
このため、マルチ自身に熱狂的なファンがついたのと同様、セリオにもファンが多数できた。
結果、ファンによる二次創作で人気が急上昇したのに引っ張られる形でメディアミックス作品での登場頻度も増えた。
だが、制作者サイドとファンサイドで性格の解釈にかなり差異があったようで、後に多数発生する問題、
すなわち 「キャラクターは誰のものか」 の先駆けになったとも言える。

「がんばってください。――がんばってください」


Queen of Heart'99』における性能

『The Queen of Heart』では、あまりアクが強くなく使いやすいキャラクター。
ロボットらしく、目からビームを撃ったりミサイルを放ったりドリルで突いたりとやりたい放題である。
怪光線」は出が速く速度も速い飛び道具であり、牽制に重宝する。EXではガード不能。
ただし目から撃つため発射部位が高い位置にあり、香奈子など一部の座高の高いキャラ以外には
しゃがむだけでかわされる。そのため、牽制以上の役割を持たせるのは難しい。
このため、「怪光線」で遠間から牽制しつつ、隙を見つけて一気に接近してインファイトに持ち込み、
相手が倒れたら再び距離を取る、というヒットアンドアウェイ戦法が一番向いている。
幸い、ダッシュが小刻みでスキも少なく、間合いを調整しやすいためヒットアンドアウェイは実行しやすい。
超必殺技の「ミサイル10連射」は、ガードしている相手を遠間から削るのに重宝する。
なお、本作でのセリオはOPムービーでの演出や試合前イントロなどが、なぜか自爆好きな某武器商人に似ている。
生憎ジェノサイドカッターはしないが、腕部内蔵ブレードを使用しての対空技のモーション・効果音
ともに『マッドストーカー』の主役機が使う「レーザード・ハウンダー」そのままだったりする。

「相手選手の戦意喪失を確認
   ・・・大至急手当ての必要があります」



MUGENでは

現在、2体のセリオが確認されている。

一人目は月の剣氏のもの。
ただし、「冥土セリオ」と書いてあり、スクリーンショットでもメイド服を着ている。
おそらくは改変キャラであろうと推測される。

二人目はmaruta氏のもの。
こちらは95%の完成度とのことであり、いろいろと改変されている。
中でも、人工衛星からレーザーを放つ「衛星レーザー」は非常に強力である。



出場大会

なし