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ドラグーンマイト - (2010/04/15 (木) 11:47:58) の編集履歴(バックアップ)
『ドラグーンマイト』(Dragoon Might)とは、1995年にコナミがリリースした2D対戦格闘ゲーム。
海外タイトルも『Dragoon Might』。
概要
『龍之刻印』・・・・世界中に離散したその破片をすべて集めると、
どんな願いもかなうと言われている。
あらゆる富、あらゆる権力、さらには永遠の命さえも……。
そして歴史は繰り返す・・・・・・・・
それぞれの人間が、それぞれの思惑を持って『龍之刻印』を探し始めた。
『龍之刻印』を求めて史上最大の闇のバトルが始まった。
『イーアルカンフー』で知られるコナミのアーケード向け対戦格闘ゲームで、全キャラが武器で戦う。
1993年に同社が出した『
マーシャルチャンピオン』は比較的シンプルなシステムだったか、
こちらは高威力だが体力を削って出す「ボンバー技」や対戦ステージに回避用の奥ラインがあるなど独自システムを採用している。
システムにしろ操作感にしろゲームバランスにしろ、全体として取り立てて悪いといえる部分は無い佳作なのだが
時代は格ゲー黄金期で同年だけでも
ストZEROをはじめ大作が揃っており完全に埋もれてしまった。
以後、コナミはアーケードで2D対戦格闘ゲームを出していない(3Dはこの後に「ファイティング武術」「バトルトライスト」などを出している)。
登場キャラクターはそれぞれ1つずつ「
あらゆる願いの叶う龍之刻印の破片」を持っており、相手を倒すことで破片をすべて集めるのが目的。
また、使用キャラ同士の人間関係が希薄でストーリーは完全に個人単位。
ラスボスすら誰とも関係が無く「誰かが龍之刻印を完成させるのを待ってそれを奪う」という拍子抜けするような理由で現れる。
そしてエンディングでは願いを叶えたキャラたちの様子が描かれるのだが、一部を除いて龍之刻印が必要あるのか疑問を感じるものばかりである。
中でも主人公格のヤマトのEDは誰も予想だにしなかった驚愕の展開なのだが、格闘ゲームの歴史には残らなかった。
+
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世界を救ってしまった男ヤマトは…… ※ネタバレ |
(※世界を救った描写なし)
「ヤマト、最近修行がおろそかではないか?」
「パチンコばっかりじゃないですか。」
『……。』(ヤマト、周囲を無視して黙々と台に向かう)
世界を救ってしまった男は今日もパチンコにいそしむ。
『出ねぇじゃねぇか、このぉー!!』(と台を必殺技で破壊)
「うわっ、こんな所でなにをするかーっ!!」
……今日も世界は平和だ。 -END-
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キャラクター
どことなく「魁!!男塾」などジャンプマンガを髣髴とさせるキャラが混じっている。
なお、ヒロイン格のつぐみは
巫女っぽい衣装だが巫女ではなく
天狗の末裔である。
ヤマト、
つぐみ、雷庵、酔虎、猿丸、ジャオウ
ドレイク、ザック、木霊、鉄仮面、
レイラ、レジー
最終ボス:DOGUMA(ドグマ)
システム
操作系はレバー+6ボタン。弱・中・強パンチ(武器攻撃)と弱・中・強キックに割り振られている。
強攻撃の上にさらに威力が高く隙の大きい「ボンバー技」という体力を削って出す特殊技がある。
また、パワーゲージが無く、超必殺技に当たる「スーパーボンバー技」は体力一定値以下でさらに体力を削って出すという
非常にリスクの高いものになっている。
- ダッシュ/バックダッシュ
- 飛び移り 「キック3つ同時押し」
ステージの奥にあるもう一つのラインに移動する。別ライン上ではお互いに攻撃が当たらない。
奥側のラインは木の枝やクレーン、高台、縄橋などがある。
- ダウン追い打ち 「(相手がダウン中に)↑+パンチ」
- 移動起き上がり 「(起き上がり時に)← or →」
- ボンバー技 「パンチ3つ同時押し」
体力を削って使用する強力な攻撃。操作が簡単で高威力だがリスクもあるという位置づけの技。
体力一定値以下(ゲージが白色に点滅)の時のみ出せる強力な必殺技。ただし使用毎に体力を消費する。
いわゆる超必殺技で、コマンドはキャラごとに決まっている。
また、3VS3チームモードでは体力ゲージ点滅時に体力を消費せず使用できる。
モードセレクト
1対1で戦うシングルプレイ。いわゆる普通のプレイモード。
3対3のチームでプレイ。最初に3キャラを選び、チーム同士で戦う。勝ち抜き戦方式。
MUGENでの扱い
知名度はとても低い。
キャラクターでは、
つぐみや
レイラが作られている。