ブラックモア

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ブラックモア - (2012/04/15 (日) 08:40:08) の編集履歴(バックアップ)


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 わたくしにはなんとも見当もつきません」

ジョジョの奇妙な冒険』第7部『スティール・ボール・ラン』の登場人物。
アメリカ合衆国大統領ファニー・ヴァレンタインの部下であるスタンド使い
特徴的なレインコートにこうもり傘を持つ。
口癖は「スイませェん」。「すいませェん」だったり「すみませェん」だったりもする。
マウンテン・ティムが名前を知っていたことや、捜査と言っても怪しまれなかった点から
表向きには保安関係の立場にあったと思われる。

優れた洞察力により、僅かな手がかりから“遺体”の在り処を記すメモ”を盗み取った侵入者(ルーシー・スティール)を
追跡し、“遺体”を奪取することに成功する。
しかしその事を大統領に報告する際、“遺体”が起こした現象に巻き込まれ、“遺体”の本人と思われる人物を目撃。
その興奮のあまり冷静さを失い、その隙を突かれてルーシーに拳銃で撃たれ重傷を負わされてしまう。
何とか雨で傷口をふさぐも、能力の消失(雨が止む)と共に死亡する状態になってしまった彼は、
自らの死を己の弱い心への「罰」として受け入れ、遺体を大統領に捧げるため再びルーシーを追うのだった。
その後ルーシーと合流したジョニィ、ジャイロと交戦。3人をギリギリまで追い詰めるが、
最後は雨が止むと同時に能力が解除され、死亡する。

スタンド名は「キャッチ・ザ・レインボー」。
雨を空中に固定する能力を持ったスタンド。雨粒の上を歩いたり、固定した雨粒で相手の攻撃を防御することもできる。
雨の中を自由に移動できるので、自分の身体をバラバラにして個別に移動させることも出来る。
固定する能力という点では第5部に登場したスタンドの「クラフトワーク」に似ているが、
本人の台詞などから察するに、あくまでも雨を固定できる能力であり、通常の水や物体を固定することは出来ないようだ。
仮面のようなスタンド像を持ち、発動時には顔に被る。

名前の由来はハードロックバンドDEEP PURPLE~RAINBOWの元メンバーである
リッチー・ブラックモアと、その名盤『銀嶺の覇者』に収録されている代表作「キャッチ・ザ・レインボー」か。

+ 遺体とは(ネタバレ注意)
北アメリカ大陸に九つの部位に分けられ散らばっている、とある聖人の遺体。

SBR開催のもう一つの理由、それはこの聖人の遺体の回収である。
その場所はアリマタヤのヨセフによって書き記された地図によると、
心臓、左手、両目、脊椎、両耳、右手、両脚、胴体、頭部に分けられ北アメリカ大陸のあちこちに散らばっている。
そして、ミイラの様になっているものの眼球がそのままの形を保っていたりと、腐ったりしていない。
各々の部分ですら人間の体に入り込んでスタンド能力を覚醒させたり、下半身不随だった主人公の足がが動くようになったり、
ピザ体系だった大統領が突然マッチョになったりなど数々の奇跡を起こす力を持っている。
全身を集めれば所有する国は1000年の繁栄が約束されるとされ、ブラックモアを従える大統領の他に
法王庁などの複数の勢力がこれを狙っている。
この聖人が誰なのかは劇中では明言されていないが、ブラックモアの見た姿は茨の冠した痩せ身の男であり、
劇中の人物がイエス・キリストではないかと推測しているが、全パラレルワールド中SBRの世界にしかいない人物らしい。
(しかし、その推測の方法が少し怪しいため、その聖人の遺体が現存するのがSBR世界のみ、という可能性もある)

+ わたしの『面』が見えますか?
余談だがこのブラックモア、SBRの作中で初めてスタンドはスタンド使いにしか見えないという原則を示した人物である。

……それのどこが特別なの?と思った第6部までの読者のあなた。
SBRではスタンドに関する設定も一度リセット・再定義されており、従来のスタンドとは明確に異なる描写が為されている。
(スタンドで物理的に干渉する描写は殆ど存在せず、それどころか人型・生物型のスタンドも殆ど出てこないなど)
その為、上記の原則が明らかになった時は「あれ、こっちでもそういう設定だったの?」と逆に戸惑った人が
いたとかいなかったとか。

ただしその時のブラックモアの台詞から推察するに、SBR世界ではどうやら
スタンドの才能がある人間にはヴィジョンが見える様子。
その時点での能力の有無は関係ないようである(ジャイロも頻繁にスタンドの像を目撃してるし)。

人には「使命」がある………… 肉体的な小さき「命」など超越した 大いなる「使命」が!!

呪われろッ! お前らは皆ッ!! …未来なぞないッ!!


MUGENにおけるブラックモア

チユリ氏、41氏、及びエス氏が合同で作成されたものが公開されている。
スタンド能力が雨天時限定であるため、彼が戦うステージでは例え屋内であろうとお構いなしに雨が降る。
しかも雨は一定時間が経過すると豪雨になり、ブラックモアのステータスがアップするという凝った仕様。
各種の基本動作や必殺技は原作のシーンを再現されたものが多く、それぞれの完成度も非常に高い。
また、ホル・ホースなどと同じくスタンドモードはない。
デフォルトでAIが搭載されている他、欅氏によるAIが公開されている。
デフォ以上に強いAIなので、大会動画にもってこいである。

出場大会

出演ストーリー