アボラス

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アボラス - (2010/05/11 (火) 18:55:23) の編集履歴(バックアップ)



ウルトラマン』第19話「悪魔はふたたび」に登場した怪獣。口から泡状の溶解液を出す。
別名「青色発泡怪獣」。身長:60メートル、体重:2万トン。

+ 原作ネタバレ
3億5000年前(妙に細かいが誤字ではない)に出現し、「青い悪魔?」と呼ばれていたらしい。
当時の超古代文明の力によって液化された状態でカプセルに封印されていたが、時が流れた現代になって
工事現場でカプセルが発掘され、調査の為に運ばれた鉱物試験所で10万ボルトの電気ショックを受けて復活した。
かつて自分と同じように封印され、落雷のショックで覚醒した赤色火焔怪獣バニラとオリンピック競技場で交戦。
一進一退の攻防を繰り広げるが、バニラが科学特捜隊の攻撃で目を潰された隙を突いて、溶解泡で溶かしてしまう。
そして、ウルトラマンとの戦いでもスペシウム光線を2発まで耐えながら溶解泡で反撃するという丈夫さを見せるが
自慢の溶解泡はウルトラマンに通用せず、3発目のスペシウム光線によって倒された。

その後、『ザ☆ウルトラマン』や『ウルトラマンパワード』にも登場しているが、
「身動きの取れない状態から復活した後、同じような目に遭っていたバニラと戦う」という点は同じである。

『ウルトラマンパワード』では初代より早い3000年余りの間、古代人が作り上げた棺の中に封印され、
パワード世界ではバニラと共に伝説上の物とされている。
初代同様「青い悪魔?」と呼ばれ溶解液が武器であり普通の攻撃ではまったく傷が付かず、
「マシュマロをぶつけたみたいだな。」と比喩される程で、W.I.N.R.の特殊ミサイルで一旦倒れたものの、
直に立ち上がるなど丈夫さも初代同様である。
とある洞窟内にアボラスを封じた棺が納められていたが、偶然にもキャサリンとロンという大学生の二人組が棺が発見。
キャサリンが大学新聞のネタにしようと言い出し、ロンに棺を開けてさせてカメラで撮っていたが、
カメラのフラッシュの影響で復活した。
時を同じく川底から発見され、ウィティッカー博士により恐ろしいものと知っておきながら興味心で棺から
復活させてしまったバニラと交戦し、初代同様に溶解液で一度は勝利したものの再生され再び戦闘となる。
途中パワードが乱入し、バニラとともに2対1の戦いに挑むも、ウィッティカー博士が元々アボラスとバニラの弱点である
棺が奏でていた旋律を再現、これにより両者とも弱体化し最期は2体ともメガ・スペシウム光線で倒れた。

アボラスの着ぐるみはレッドキングの首から下の部分を流用して作られており、その後2代目レッドキングに再改造された。
また、モチーフは古代魚で、名前の由来は「泡」+「ラス」であるとも「青」+「ラス」であるとも言われている。

ちなみに、バニラとアボラスのような「赤い体色と青い体色の2体の存在が対立している」というシチュエーションは
後年の『ウルトラマンティガ』や『ウルトラマンマックス』でも見られるが、
『ティガ』では宇宙人の片割れを中心にドラマが展開され、『マックス』では勝ち残ったほうが負けたほうの力を
取り込んで大幅にパワーアップするなど、少し捻った見せ方をするようになる。

なお、PS2用ゲーム『ウルトラマン』ではゲームの進行には関係ないものの、
アボラス→バニラの順番で倒してクリアすることも可能。


MUGENにおけるアボラス

ゾフィーガタノゾーアを製作したmuu氏によって、ver0.1が公開されている。
ドットはWS用ゲーム『光の国の使者』のレッドキングのドットを改変したものらしい。ある意味、原作通りと言える。
相手のゲージを減らす効果のある溶解泡やゲージ溜めなどを使う他、
一回の試合につき一度だけ使用できる回復技「青い悪魔」を持つが,
この技は自分の体力が相手より少ない時にのみ効果を発揮し、体力差が大きい程回復量も増大する仕組みになっている。
超必殺技では画面下部に溶解液の水溜りを作るが、この水溜り自体には攻撃判定はなく、
そこから湧き上がる霧状の成分が飛び道具判定を持っている。
cnsファイル書き換えで体力を常時回復させるかどうか選択することも可能(デフォルトはon)。
また、ゲージが満タンになっている状態で体力が空になると「悪魔はふたたび」が発動し、体力が回復する。

製作者のmuu氏のコメントによると、相方のバニラも製作予定との事。

出場大会

出演ストーリー