アストロモンス

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アストロモンス - (2011/05/09 (月) 20:51:37) の編集履歴(バックアップ)



1973年に放送された特撮テレビドラマ『ウルトラマンタロウ』第1話「ウルトラの母は太陽のように」に登場した怪獣
身長60m・体重58000t。別名「宇宙大怪獣」。
名前の由来は「宇宙怪獣」を英訳した「アストロモンスター」から。

主な武器として右手の鞭、左手の鎌を持つ他、最大の特徴は腹部の花。
ここから黄色い溶解液を出して攻撃する他、捕食口としても機能しており、これによって敵を捕食する事もできる。
マッハ3の速度で飛行する事も可能で、ZATとの初戦では空へ逃走している。
また、東光太郎に足にしがみつかれた際に足を噛まれて痛がる場面があるが、これはアストロモンスが神経過敏というよりは、
光太郎が怪獣が痛がる程の噛み付きをかましたと考える方が妥当だろう。

元々は砂漠で100年に一度花を咲かせると言われる吸血植物「チグリスフラワー」であり、
白鳥船長を経由して東光太郎に渡され、日本に持ち込こまれた。
光太郎によって埋められて以後は、夜毎に触手を伸ばして動物を捕えて吸血し、
それを察知したZATに焼却処分されたが、直後にアストロモンスに変貌して復活した。

復活後は前作『ウルトラマンA』から生き延びていた超獣オイリドリンカーを盛大にかませにして喰い殺し、
光太郎を殺害するが、彼はウルトラの母の手によってウルトラマンタロウとなり復活する。
激戦の末にアストロモンスはジャイアントスイングで投げ飛ばされ、弱った所をストリウム光線を浴びて粉々になり死亡した。

「怪獣」よりも強い「超獣」であるオイルドリンカーを倒したことや
腹部に大きな花がついたインパクト抜群のデザインから、第二期ウルトラシリーズの怪獣の中では高い人気を持つ。
いわゆる「植物怪獣」の類を代表する存在である。


また、映画『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』ではゴモラ率いる怪獣軍団の一体として登場。
タイラント、ダストパン、ドロボンらと共にタイ王国のドーナ第7ロケット基地を襲撃したが、ハヌマーンとウルトラ6兄弟に阻まれ、
激戦の末に、最後はハヌマーンのウィンドスラッシュによってダストパン共々バラバラに切り刻まれて倒された。

(以上、Wikipediaより一部抜粋・改稿)


MUGENにおけるアストロモンス


バリ音スクス氏が手書きで製作したアストロモンスが、無限ロダのup1995で公開中。
氏が過去に製作した改変版ギマイラをベースに製作したとのこと。
原作同様に両手の武器や、腹部の花からの溶解液、食らい付きで攻撃する他、
オリジナル必殺技として腹部から他作品の植物系怪獣を召喚する「園龍草牙」も搭載されている。
氏曰く、偶々見たネコアルク・カオスの技に、漫画『怪獣王ゴジラ』に登場したキングゴジラの腹部ギミックが
組み合わって衝動的に閃いたとのことで、名称は漫画『輝竜戦鬼ナーガス』の「炎竜焼牙」という技から。

動作は鈍く、全体的に技の威力が高めで無敵時間も長いものが多いがその分発生が遅く見てからガードされやすい。
接近して腹部で相手を飲み込む技は長い距離を移動する上にガード不能なのでAI殺しとなっており、大抵のキャラ相手にはこれが有効だがゲージが2本ないと出せないので注意。
「園龍草牙」はリーチ、判定共に優れていてクリーンヒットで6割、ガードされても4割と威力が半端ない。
このようにゲージ技が非常に強力なので溜まったら積極的に使っていきたい。
ムチを振り下ろす技は中段に見えるがしゃがみガードできる。

AIは未搭載だが改変は自由となっている。
腕に自信があればプレイヤー操作でウルトラマンタロウに挑んでみよう。