1987 - 89年にかけて発売されたOVA『破邪大星ダンガイオー』に登場するスーパーロボット。漢字で書くと「彈劾凰」。
宇宙海賊バンカーを率いる大船長ガリモスがターサン博士に作らせたスーパーロボットであり、
主人公のミア・アリス、メインパイロットのロール・クラン、ランバ・ノム、パイ・サンダーの
4人の超能力者が搭乗する(ロールのみ男で後は全員女)。
4機の戦闘機(ダン・メカニック)が「クロス・ファイト!ダンガイオー!!」の掛け声で合体する。
普段はものすごく弱気な性格のロール(CV:
神谷明)が、
合体した途端
いつもの神谷節でリーダー風を吹かし始めるのは今作品のお約束となっている(ちゃんと理由は存在する)。
また、彼らは生身でもそれぞれ独自の超能力を持っているのだが、ミアはメンバー中最大のサイキック能力を秘めているが制御が不安定、
ロールはエネルギーを纏った体当たりが出来るが助走が必要でバテやすく、ランバは指先から光線を放てるが燃費が悪くすぐ弾切れを起こし、
パイはロボット兵を素手で破壊できる程の
怪力だがそれ以外の能力がないので多勢や飛び道具には無力と、見事に全員が一長一短である。
怪力は超能力じゃない?これは接触念動力という奴だよキミィ
当初は四人のパイロットともども宇宙海賊バンカーへと売り渡される予定であったが、ターサン博士に
記憶を操作されていたはずのミア・アリスが偶発的に記憶を取り戻したため、ダンガイオーチームは
ターサン博士も巻き込んで売却前に逃亡してしまう。
以後、バンカーに追われながらも四人それぞれのルーツを辿るかたちで物語は展開していく。
武装は破邪の剣と所謂
ロケットパンチのブーストナックル、肩から打ち出されるショルダーカッターに
額から放たれるダンガイビーム、そして掌から放たれるサイキックウェイブ。
更にサイキックウェイブで相手を拘束し破邪の剣で一刀両断にする
ギャバンダイナミック「サイキック斬」、
同様に拘束したあと両手のブーストナックルを組んで打ち抜く「スパイラルナックル」を必殺技とする。
ミフ氏による『
スーパーロボット大戦IMPACT』のスプライトを使用したものが公開されている。
ブラッディ制作のおまけで作ったとのことだが、手抜きということはなく充分なクオリティで作られている。
ブーストナックルで右腕を飛ばすと乗っているランバの悲鳴が聞こえる等の再現もされている。
AIも5段階調節可能なものがデフォルトで入っている。