ガイ・セシル

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ガイ・セシル - (2010/12/08 (水) 14:00:45) の編集履歴(バックアップ)


「ガイ様、華麗に参上」


年齢  21
身長  184 cm
体重  79 kg
クラス 剣士・3代目スケベ大魔王
誕生日 ND1996年・イフリートデーカン・ローレライ・41の日(5月41日 金曜日)
声優  松本保典(アニメ版での幼少時代はまつだ志緒理)

ナムコのRPG「テイルズオブジアビス」の登場人物。
どこぞの忍者天才勇者王暗黒騎士のちにパラディンとは関係ない。

ファブレ公爵家の使用人。ルークのよき理解者で、記憶を失った彼の面倒をずっとみて来た。
アルバート流から派生したシグムント派剣術の使い手。
穏やかで人当たりが良く紳士的な性格で、癖の強いパーティの中では最も良識的な人物。
特に序盤では、溢れる個性と立場の違いから衝突も多いメンバーの仲介役も務めている。
パーティに1人は不可欠なツッコミ役である。そしてこのテのキャラの例に違わず不遇。ネタ的な意味で。
極度の女性恐怖症であり、女性に近付かれると驚いて飛び退く(恐怖が先立つだけで、女性自体は好き)。
更に重度の音機関(現代で言う機械)マニアであり、珍しい物を前にすると暴走しがちになる。

+ 原作ネタバレ
本名はガイラルディア・ガラン・ガルディオス。
マルクトのホド島を領土としたガルディオス伯爵家の跡取り息子。
セシルの姓は母親の旧姓で、キムラスカ軍のセシル少将とは従姉弟の関係に当たる。
彼の6歳の誕生日にホド戦争が勃発し、ガルディオス家はファブレ公爵の軍によって滅亡に追い込まれた。
その際、姉のマリィや使用人やメイドが自分を庇って死亡し、彼女達の屍の下で気絶したことが、後の女性恐怖症の発症に繋がった。
ホド戦争の終結後、身内で唯一生き残った腹心のペールと共にファブレ公爵家に入り込み、復讐の機会を窺っていた。
一時はヴァンとも協力関係を取っており、復讐を成し遂げホドを復活させる道を歩もうと持ちかけられていたが、
記憶を失ったルークの発言が、その復讐心を徐々に揺らがせた。この時点でヴァンと疎遠になっていき、
後に真意を確認したことでヴァンとの完全な決別を宣言する。
ルークを内心見下していたり利用しようとしていたりと開発スタッフ公認のシリーズ一仲が悪い序盤PT内で、
復讐という重いものを背負いつつも唯一ルークのことを本気で気遣っていた。
そのせいか、ルークの代わりにアッシュがPTにいる間は彼の発言に対して執拗に揚げ足を取る(アッシュ自身はガイの人格を高く評価しており、信頼していた)など、非常に刺々しい態度が目立ち、遂にはルークを待つという理由で一方的に離反している。
ルークが断髪して立ち直り、再合流した後は、何かと卑屈になる彼を叱咤激励し、
実年齢が7歳であることをPT内で唯一考慮するなどマトモな面が更に際立ったせいか、
他のPTキャラとは違ってプレイヤーから内面や劇中での行動を批判されることは滅多に無い。
ガルディオス家の家宝である宝剣は、ホド戦争でファブレ家に奪われたが、サブイベントで彼に返還される。


「テイルズ オブ シリーズ キャラクター人気投票」では第3回で4位、第4回では6位と安定した人気がある。
『テイルズ オブ ハーツ』にゲスト出演している。

チェスターロイドに続く3代目のスケベ大魔王でもある。
但し彼の場合、誤解なのか自業自得なのか判断しにくい面もある
(そもそもの原因は仲間のルークやジェイドなのだが、名付けられる決定的な原因となったのはガイ自身の失言である)。

+ 金髪+真面目+剣士について
という構図からどこぞの元聖騎士団団長を思い浮かべる人も居るだろうが、
実は『テイルズ オブ ヴェスペリア』(2008年8月)のフレン・シーフォというキャラクターは、ガイと同じく21歳で主人公の親友、そして上記の3要素を併せ持ち、
かつ 現役騎士団の隊長(作内で実質団長に昇進) であり、 親友である主人公が元騎士団 である。
しかもそのキャラの着せ替えコスチュームでクレスのものがあり、クレスの声優はご存知 草尾毅氏
ここまで来るともう狙っているだろう言わざるを得ない。
更に言えば、青+白の服という所まで合致している。因みに元聖騎士団団長の初期設定年齢は21歳である。

ただし、キャラの初出はクレス(1995年)→団長(1998年)→ガイ(2005年)→フレン(2008年)である。

が、フレンとガイがよく似ていると以前から指摘があり、「バンナム側はその事を否定している事とそのイメージを払拭したいからクレスのコスになったのでは?」とも言われていたりする、因みに全くイメージは覆せていないのが現実である。
まあ、ここで挙げた例の他にもこの3要素を持つキャラは少なくなく、ある意味テンプレ化していると言ってもいいだろう。
因みに藤島氏は「フレンはガイに似てないと思う」とコメントしているが、改めて比較したところ、「髪形は良く似ている(どっちもツンツンしている)」と『ヴェスペリア』の設定資料集にて語っている。

またフレンの場合もガイと同じく、主人公が覚える伝統的な技を多数習得する(ユーリは何も覚えないと言うわけではないが、フレンの方が圧倒的に多い)。
ガイはしばしば「主人公らしい」と指摘されているが、フレンはスタッフが堂々と藤島氏に「王道主人公をお願いします」と依頼している。このためか、藤島氏も「最初はフレンが主人公と思っていました」と語っている。

そしてこの二人、2011年2月10日発売予定のレディアントマイソロジー3に共に登場する事が確定した。
絶対何かしらの絡みがあると当然のごとくファンは今から期待している……とか言ってたら、
あろう事かOPムービーで二人一緒のカットがあるという凄まじい事実が発覚した。
自重を知らぬ公式である。

余談ながら、松本氏の演じるキャラは金髪率が高い。

+ 原作ゲームでの性能
主人公であるルークがパワー・トリッキー型とすれば、ガイはスピード・ラッシュ型という感じ。
移動速度が全プレイヤーキャラ中最も速く、新システムであるフリーランの恩恵が受け易い。攻撃の発生も速い。
その分単発の攻撃力や防御力が低く、攻撃後の隙が大きめという欠点がある。……ん?
習得する特技はルークと比べると扱い易く、シリーズおなじみの技が多いためシリーズのファンからもとっつき易い。
序盤から優秀なものを習得し、特に最初に習得できる奥義「魔神月詠華(まじんげつえいか)」は、
連携しやすくループコンボも可能、奥義の中では低燃費と至れり尽くせりで最後まで通用する技。
秘奥義は「鳳凰天翔駆」。これまたシリーズお馴染みの技「鳳凰天駆」の強化版(ただし鳳凰天駆自体は覚えられない)で、攻撃範囲がやや広く追尾性能が高いため当てやすい。火属性付きである点に注意。
本来はもう1つ「閃覇瞬連刃」という秘奥義も用意されていたのだが、開発時間の不足を理由にカットされてしまった(しかしその一方で、開発者の愛故に秘奥義を3つ持つキャラも居たり…)。日本版より遅れて発売された北米版ではちゃんと実装されている。

余談。おなじみでありながら作品や使い手によって若干動き・仕様の異なる虎牙破斬や秋沙雨だが、ガイの場合
虎牙破斬:斬り上げ→蹴り→斬り下ろしの三段技になっている
秋沙雨:フィニッシュがサマーソルトキックになっていて使用後の隙が大きい
となっている。ルークといいガイといい、アビスの前衛は足癖が悪いらしい。

更に余談。
実はガイの没ボイスの中に、テイルズオブシリーズ屈指の死亡フラグとして名高い技「爪竜連牙」があったりする。
前述の通り、彼は幼少時に危うく殺されるところだったわけだが…果てさて。

MUGENにおけるガイ・セシル

Lonesomeazn氏によるもの、Mugen999999999999999氏製作の2体が存在する。
どちらもA.C.S(2D格闘ツクールで創られたテイルズキャラの格闘ゲーム)のドットが使われている。

Mugen999999999999999氏製作のガイ・セシル
A.C.Sのドットを利用して作られたチビキャラのガイ・セシル。
原作(テイルズオブジアビスの方)同様にコンボでダメージを稼ぐタイプのキャラで、
一撃ごとのダメージは低いものの、コンボに繋がりやすい技を豊富に備えている。
技には『魔神剣』や『秋沙雨』などの特技から、『魔神双破斬』や『魔神月詠華』といった奥義、
さらに秘奥義の『鳳凰天翔駆』までもがある。
また、同氏によってロイド(TOS)やルーク?(TOA)も製作されている。
A.C.S.の素材は流用禁止と作者は公言しているのだが…

出場大会

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