仮面ライダーイクサ

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仮面ライダーイクサ - (2017/02/12 (日) 21:44:04) の編集履歴(バックアップ)




「ファンガイア!その命、神に返しなさい」

スペック

■セーブモード時
 身長:218cm
 体重:160kg
 パンチ力:4.2t
 キック力:1.8t
 ジャンプ力:18m
 走力:100mを9.6秒

■バーストモード時
 身長:220cm
 体重:160kg
 パンチ力:7t
 キック力:3t
 ジャンプ力:30m
 走力:100mを6秒

原作でのキャラクター

仮面ライダーキバ』に登場する仮面ライダーの一人、同作における二号ライダー的なポジション。
ファンガイアから人間を守る組織「素晴らしき青空の会」が軍事用のパワードスーツをベースに開発した
対ファンガイア用パワードスーツであり、人間達によって造られた所がキバ達とは異なる。
なお「イクサ」は、『Intercept X Attacker』の頭文字(I.X.A.)を取って略した呼称。
意訳すると「未知なる脅威(ファンガイア)を迎え撃つ戦士」である。イクサンとは関係ない。
そのためモチーフも吸血鬼ベースのファンガイアやキバに対し、十字架・ヴァンパイアハンター・聖職者の法衣からとられている。
作中の主な装着者は、紅音也(演:武田航平)及び青空の会に所属するバウンティーハンターの名護啓介(演:加藤慶祐)。
他にも数人の人物が一時的に装着者となって戦っている。

今作はキバ=紅渡が主人公の現代編と、彼の父親である紅音也が主人公の過去編がザッピングしながら進行するのが特徴であり、
未だキバの存在しない過去編では実質イクサが主人公ライダーとして活躍している。

1986年(=過去編の時間軸)にロールアウトしたプロトイクサは武装がイクサナックルしか存在せず、動作も非常に不安定で
長時間の運用は装着者に多大な負荷をかけ死亡する危険もあるという大きな欠陥を抱えていた。
(実際、わざと敵ファンガイアに奪わせて装着させ、体力を消耗させる戦術をとったことまである)

+ 紅音也について
「人間はな、みんなそれぞれ音楽を奏でているんだ。
知らず知らずの内に、心の中でな」

過去編における主役で、現代編の主人公紅渡の実父。
天才的なバイオリニストであり、咄嗟の演奏でも多くの人物を魅了して見せる腕前の持ち主。
曰く「人の心は音楽を奏でて」おり、それを聞き取ることで高い戦闘センスも発揮してきた。
極端なフェミニストにして自由奔放な人間であり、出会った人々をことごとく振り回してもいる。

「素晴らしき青空の会」のメンバーである麻生ゆりに惚れたことがきっかけで、イクサ装着者となり、
ファンガイアとの戦いに身を投じることになる。

そんな彼の息子である渡が、何故キバに変身する力を持つのか?
何故人間でありながらアームズモンスター達に慕われているのか?
彼の遺産である名器「ブラッディローズ」の生まれた由来とは?
過去編はそうした多くの謎を、現代編の出来事と絡み合いつつ徐々に紐解いていく。

現代編では22年に及ぶファンガイアとの実戦データにより、10度ものアップデートを重ねて大きく性能を向上させており、
疑似フエッスル、イクサカリバー等の追加装備に加え、戦闘形態「バーストモード」への変形機構を備えている。
バーストモードはイクサシステムの100%の能力を発揮させる形態で、
変身時に衝撃波を発生させ、全能力が跳ね上がり上述通りスペックが倍近くになるが、
負荷が激しく30分までしか維持出来ないという弱点もある。イクサに大量にある本編では一切触れられない死に設定の一つだが。
更に劇中での11度目のアップデートにより、さらなる強化形態「ライジングイクサ」への変形機構も獲得することになる。


■ライジングイクサ
 身長:215cm
 体重:120kg
 パンチ力:20t
 キック力:12t
 ジャンプ力:70m
 走力:100mを3秒



+ 名護啓介について
「魑魅魍魎跋扈するこの地獄変、名護啓介はここにいる」

現代編でのイクサ装着者。ファンからの愛称は753(なごさん)。
というかイクサの専用バイク「イクサリオン」の最高速度が時速 753 kmのため公式でも753。
普段は賞金稼ぎを営んでおり、懸賞金のかかった犯罪者を捕まえては警察に引き渡している。
その賞金も全額(実際には生活費を差し引いた分かもしれないが)寄付に回しており、
困った人を見かければ必ず助けに向かうなど一見高潔な正義漢。
車で逃げた犯罪者を走って追いかけ、あまつさえ車を 生身のまま正面から蹴って止める など身体能力も凄まじい。
むしろ某空想科学曰くこの際の脚力は約140tで生身の方が強いとか
渡も一時期は師と仰ぐほどカッコいいときはカッコいい。

しかし、実際はほぼあらゆる人物に上から目線で接している慇懃無礼にして頑固な人物で、
普段から敬語なのに「~してください」と言うことは殆どなく、
「~しなさい」、つまり平然と命令形を使うあたりにもその性格がにじみ出ている。

おまけに賞金稼ぎとしても捕まえた犯罪者の服からボタンを一つ奪うという奇癖があり、
ボタンのために警察の追跡を邪魔して自分で標的を確保しなおしたことまである。
「返せ!俺のボタンだ!!」
その姿、誰が呼んだか「妖怪ボタンむしり」。

十字架や聖職者をモチーフにしたシステムを装着しているが、
蔑ろにした元弟子に装着員の座を奪われたときには神社を訪れて神に文句を言っていたので、
別にクリスチャンではないようだ。

物語後半にて一時過去編に時間転移して紅音也と交流したことで性格も多少改善された…のだが
以降は音也の影響が露わになり、真面目なんだかふざけているのか分からないような言動を取ることもしばしば。
「どうだ!これが俺の遊び心だ!」

このため、橘さん地獄兄弟、後の純一ニーサンらに並ぶ平成ライダー屈指のネタキャラ扱いされている。
そのキワミ極みとも言うべきものが、ハイパーバトルDVDにて披露された イクササイズ であろう。
※あくまでも強い体を作るためのチソ基礎鍛錬です。
同時に「怪人ボタンむしり男」が半公式化した。
放映後に発売されたイクサのS.H.Figuartsにも名護さんの迷言がランダムで刻印された専用スタンドが付属するなど、
公式からしてネタキャラ扱いを肯定し助長している様子である。

でも他のネタキャラ同様決めるときはビシッと決める、そんな名護さんは最高です!

イクサカリバーはグリップがスライドして剣に変形する銃で、
刀身がファンガイアの表皮を溶解させエネルギーに変換し吸収、銃口が相手を自動追尾するといった死に能力を持つ。
名護さんの初期の性格や名前の語感もあって誰かを思い出すという声も…
自分の武器の他、キバのフエッスルの音をコピーしたフェイクフエッスルを使えばアームドモンスターを強奪して使うことも可能。
(ただしそれでフォームが変わったりはしない)

スーツアクターは岡元次郎氏が担当。太いがっしりした体型に定評のある岡元氏だが、
イクサを演じるに当たってビールを断つなどしてダイエットに励んだそうな。でキバが終わったらすっかりリバウンドしたとか
青空の会の女性メンバーが装着した際には女形アクターとして知られた蜂須賀祐一氏が担当している。

講談社キャラクター文庫から刊行された『小説 仮面ライダーキバ』にも登場。
こちらでは最初からバーストモード相当で、かつ小説版『555』のカイザの如く量産体制が進んでいる。
現代編から登場し、映像作品以上に暴走の極致に至った名護さんに先導された素晴らしき青空の会の面々により
非戦闘要員すらも対象としたファンガイアに対する殺戮を敢行、自身の闘う意義を固めたキバと対峙する事に……

仮面ライダーディケイド』ではカブトの世界にてサイガ共々ディエンドのカメンライドで登場。753は315という組み合わせだろうか。
「その命、神に返しなさい!」も披露した(よく似ているがスーツアクターの声らしい)。
クロックアップ状態のカブトをイクサカリバーの自動追尾機能で捉え3人の連携でダメージを与えた。数十秒の場面転換から戻ったら既に全滅してたが
ライダー大戦の世界ではキバの世界の一員としてライジング状態で登場、ブレイドの世界と戦闘するがライトニングスラッシュで倒された。
『オールライダー対大ショッカー』では 主役のキバを差し置いて ライダートーナメントに参戦、空繋がりのスカイライダーと対決している。



MUGENにおける仮面ライダーイクサ

iseebi氏によるものが公開されている。現在のバージョンは1.2。
名護さんが変身する現代版イクサ。
弱・強攻撃と弱・強斬りの4ボタン式になっている。
特殊技は緊急回避とセービングアタックがあるが、後者は元ネタと違いアーマーは存在しない(代わりに溜め無しでも崩れ落ちダウン)。
イクサカリバーガンモードなどの飛び道具は備えているが、基本的には接近戦の要素が多いキャラ。
ガルルセイバー、バッシャーマグナム、ドッガハンマーもEX技として登場し、どれも見栄えが良い。
超必殺技は2ゲージ消費のイクサ・ジャッジメントを搭載している。
デフォルトで簡易AIが搭載されていて、EX技を積極的に使用し強烈なラッシュを仕掛けてくる。

また、同じくiseebi氏により常時セーブモードの音也版イクサも公開された。現在α版。
通常技はKOF等と同様の弱・強パンチ&キックの4ボタン制。
特殊技は緊急回避と空中ダッシュがあるが、後者は0.5ゲージ使用の上一定の高さからでないと使用できない。
超必殺技は1ゲージ消費のブロウクン・ファングで、ビーム版と投げ版の二種類が存在。
特に後者は劇場版でゼブラファンガイアを仕留めた際の流れを再現しており、中々かっこいい。
デフォルトAIは搭載していない。

出場大会