■スペック
身長:193cm
体重:98kg(フライングアタッカー未装着時)
135kg(フライングアタッカー装着時)
パンチ力:3.5t
キック力:8t
走力:100mを5.5秒
ジャンプ力:ひと跳び40m
"Good to see you,guys."
Taking care of all of you,is also a part of my job. "
(やぁ諸君。君達の相手をするのも、僕の仕事でね。)
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担当俳優・声優 |
- ピーター・ホー
- 『パラダイス・ロスト』
-
塩野勝美
- 『ディケイド』
塩野氏は東映特撮で数多の怪人やゲストキャラを担当している。
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『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』に登場する
仮面ライダー。TV版本編には未登場。
スマートブレイン社が反乱分子を抑えるために開発した
帝王のベルトの一つ、
『天のベルト』サイガドライバーを使って変身する。変身コードは「315(サイガ)」。
変身者はオルフェノクの
レオ。
デザインのモデルはギリシャ文字の
Ψ
(プサイ)。
白のカラーリングにコバルトブルーのフォトンストリームが左右非対称に流れている。
フォトンストリームはファイズやカイザ以上に出力が強いため、
自壊しないようψコアと呼ばれる紫の丸いコアが剥き出しになっているのが特徴。
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装備・必殺技 |
装備
- サイガドライバー
- 仮面ライダーに変身するためのベルト状の道具。通称「天のベルト」。
- 実はサイガドライバーを始めとする帝王のベルトは、デルタギアを解析する事によって造られたという裏設定がある。
- ファイズ本編で登場した仮面ライダーデルタ(三原修二)が劇中に登場しなかったのはそのせい。
- ちなみに三原は草加の策略で命を落としてしまったらしい。
- サイガフォン
- 携帯電話型トランスジェネレーター。
- フォンブラスターに変形可能。威力は数発で一般のオルフェノクを灰に変える。
- フライングアタッカー
- サイガを強く印象付ける装備。文字どおり飛行攻撃を可能にする。
- その気になれば高度5000mまで上昇可能、最高時速820kmで移動可能というチート性能を誇る。
- ブースターを変形する事でライフルモードになり、ビームを連射出来る。
- 作中では様々な場面で使われ、終盤ではファイズアクセルフォームと凌ぎ合いを演じた。
- トンファーエッジ
- 同じくサイガの代表的な武装。
- フライングアタッカーの操縦幹をミッションメモリーを挿入した状態で引き抜く事で使用可能。
- 作中では二本のトンファーエッジを同時に操るのが特徴的。
- パワーはファイズやカイザの同型の武装以上。
- サイガスラッシュ
- トンファーエッジにエクシードチャージして敵を斬り裂く。
- ファイズの「スパークルカット」に相当する。
- コバルトスマッシュ
- 劇中未使用。フライングアタッカーによって飛翔し、空中高くから跳び蹴りを放つ。
- 威力はファイズの「クリムゾンスマッシュ」の二倍に相当し、デバイスも必要なしと高性能。
- スカイインパクト
- 劇中未使用。上空からフライングアタッカーのブーストを利用しての強力なパンチを繰り出す。
- コバルトスマッシュ同様デバイスを必要としない。
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変身者・レオについて |
スマートブレイン親衛隊に所属する上級オルフェノク。
見た目は東洋系の青年だが、「変身」の掛け声以外は英語で話す。
基本的に口数は少なく落ち着き払った態度を取っているが、
一たび口を開くと挑発的な言動で相手を翻弄する。
社長の村上の右腕的な存在であり、動く事の出来ない村上 *1に代わって、
意に沿わない者の抹殺や ライオトルーパー部隊の指揮官を務めていた。
変身時は315コードを打ち込んだサイガフォンを右手で投げて持ち直し装着する。
中々格好いいが、演者によると大変だったらしく収録時には何度もミスったとか。
本編では一度もオルフェノクとしての姿を見せていないが、
草加を殺害する際人間体のままで指を触手のように伸ばし使徒転生を行った。
後に前日譚を描いた小説『MASKED RIDER 555 EDITION -ロスト・ワールド-』では、
ライオンオルフェノクが正体とされ、それが“レオ”の名の由縁とされている事が明らかになった。
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劇中では一部隊を率いて人間解放軍の本拠地を襲撃。
それまで非幹部級相手に
無双していた
仮面ライダーカイザ(草加雅人)を全く寄せ付けず圧倒、
「After all, you are only human.(所詮、君はただの人間だ)」と言い放ち殺害する。
その後、園田真理を攫い、見せしめに闘技場で処刑しようとするが、乗り込んで来た
仮面ライダーファイズ(乾巧)に妨害され交戦する。
ファイズを圧倒するものの、カイザにもお見舞いした脳天落としは顔面にゼロ距離でフォンブラスターを撃たれるという荒業で阻止され、
続くアリーナの屋内戦でも速度で勝るアクセルフォームに壁伝いで天井走りされて上から攻撃されるという、
無理矢理な方法でフライングアタッカーを破壊され、最大の武器である飛行能力を失ってしまう。
それでも使い物にならなくなったフライングアタッカーをパージして戦闘を続行し、続く格闘戦でも優位に立っていたが、
なおも食い下がるファイズに徐々に押され始め、最終的にアリーナに蹴り飛ばされてしまう。
最後はサイガスラッシュを放とうとした瞬間、真理が投げ渡したファイズエッジをカウンターで胴に押し当てられ、
そのままスパークルカットを喰らい、灰になって消滅した。
最終的には非最強フォームのファイズに敗北したものの
(尤も、アクセルフォームによるフライングアタッカーの破壊と真理のアシストがなければ、恐らくファイズはサイガスラッシュで敗北していた)、
秀逸なデザインと、放映当時(描写内では)トップクラスの戦闘力を誇った草加をほぼ一方的に痛め付け殺害した事や、
ファイズ戦において強烈なインパクトを残し、現在でも一定の人気があるライダーである。
また「
パワーアップ無しの状態で空を自在に飛べる」というのも仮面ライダーとしては意外と珍しい個性であり、そういった面でも目立つ存在であると言える。
『
仮面ライダーディケイド』では
ディエンドにカメンライドされて登場。
これを踏まえて、PS4/PS Vitaの『バトライド・ウォー 創生』ではディエンドがカメンライドするライダーの1人として登場する。
余談だが、『創生』の前作である『II』では劇場版をメインテーマにしているにも拘らず何故か未登場であり、
同作の『555』劇場版再現ステージが
ライオトルーパー達を倒して終わりという、かなり雑な扱いになってしまっていた。
MUGENにおける仮面ライダーサイガ
P-poke氏による手描きのものが公開されている。
まだ
ボイスや
SEが所々未完成だがキャラとして充分遊べるレベルに仕上がっている。
原作と同じくトンファーエッジを駆使して戦うキャラになっており、空中の移動力が高い。
超必殺技はどれも見栄え良く仕上がっている。
残念ながら一番の特徴と言えるフライングアタッカーは搭載されていないが、今後も更新予定があるようだ。
AIは搭載されていないが、製作や改変は歓迎との事。
2019年5月には、ガ・タキリ・バ氏による外部AIが公開された。
この他、Project Diend、ninefreeman氏製作のディエンドの
ストライカーとしても登場する。
出場大会
*1
劇場版の村上は何故か頭部のみで生命維持装置に入れられた姿になっている。
劇中では特にこの件についての説明は無かったが、「HERO SAGA」によれば、
記憶を失う前の乾巧との間に激しい戦闘があった事が明らかになっている。
死闘の末、ブラスターフォームに変身したファイズに敗れた村上は首を切り落とされるが、その首をレオに拾われ助けられる。
その報酬としてレオはサイガギアを渡されたというのが経緯。
最終更新:2024年10月13日 13:34