「聖なるかな、我が代行は主の御心なり。」
「──はい、代行完了。 おなかが減ったところでメシアンに直行です!」
- 性別:女性
- 身長:165cm
- 体重:52kg
- スリーサイズ:85・56・88
- 種族:人間(元吸血鬼)
- クラス:異端狩りの代行者
- 主武装:黒鍵、体術
フランス出身の
シスター。
設定上の年齢は25歳らしいが、後述の事情で『月姫』本編終了までは不老不死だったため肉体年齢はまだ十代半ば。
「シエル」はフランス語で空を意味する洗礼名で、本名は「エレイシア」。
ファン内での
通称は「先輩」「
カレー」合わせて「
カレー先輩」、また本編において(ry)ことから「尻エル」「
尻」などと呼ばれることも。
某レプリロイドのナビ子とは名前と腹黒などの共通点があるが別人。
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詳細な原作設定 |
一大宗教の裏側である「異端狩り」の組織「聖堂教会」の中でも異端狩り、
特に対吸血鬼に特化したエリート部署である「埋葬機関」の第七位の代行者であり、
神の代行として教義に存在しない異端を抹消する任務に就いている。
とある吸血鬼を狩るために物語の舞台となる三咲町を訪れ、暗示を使って学生に成り済まし、容疑者として 遠野志貴の近辺を探っていた。
学生として過ごしている時は、ただのカレー好きな実にステッキーな先輩。優しく知的な先輩で頼りにされており、
茶道部の部長でありながら影の生徒会長とも言われているとのこと。
月箱の紹介によれば日常の象徴らしい。
『月姫』本編終了以後の『MELTY BLOOD』では、吸血鬼に汚染された街の浄化の仕事を裏で手を廻して自分単独の仕事にして、
町に滞在して学生生活も続けている。
とにかくカレー好き。カレーうどんを食べながらカレーライス食べるぐらいカレー好き。
そのカレージャンキーっぷりは「シエル=食事すべてがカレー」と定義されることがあるくらいに凄まじい。
上の台詞にある「メシアン」も近所のカレー屋の名前である。
……え? アニメではパスタを食べてたって? ハハハ、そんな馬鹿な。
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余談 |
シエルがカレーを好きになったのは埋葬機関での初仕事で出会った死徒、
「カリー・ド・マルシェ」が関係しているというきのこ氏の証言がある。
名を和訳すると「マルシェのカレー」。「マルシェ」は日本でお馴染みのカレールーのメーカーから。
本名はキルシュタインと言い、シエルがロアに支配されていた頃の部下。
アルクェイドにシエルが殺された際に逃げ延び(シエルは3年後に復活)、
強大な力を手に入れ「空棺のキルシュタイン」と名乗る。
「触れた物質の性質に干渉して変質させる」という超抜能力(?)を持っていた……が、
インドでカレーの味に出会ったことにより血の味を受け付けなくなり、弱体化してしまった。
弱体化後は「触れた物質をカレー味にする」ことに心血を注いでいた
(一応、これに関しては「血をカレー味にして大量摂取可能とする」ことを目指すという吸血鬼らしい理由がある)。
あと オカマ言葉で話すようになった。
そして弱った所を遂にシエルに追い詰められ仕留められそうになるが、最後にカレーを指差し、
「その料理こそ・・この星の宝ともいえる至高の料理・・このまま腐らせるのは忍びない 私の代わりにシエル・・貴女が食べてやってくれないか・・」
とのたまい、シエルも毒が効かないのでそれ位なら安い代価だと了承したという。
しかし彼女自身がそのカレーの味をいたく気に入ってしまい、カレーにのめり込んでしまったという。
このキャラは奈須きのこ氏(月姫のシナリオライター)が旧HPの座談会で武内崇氏(月姫のキャラクターデザイン)に語ったキャラクターだったのだが、
後に武内氏が同人でこのカリーを出し、原稿が終わった後に設定に付いて尋ねた際に奈須氏が「カリー・ド・マルシェ?そんな死徒いねぇよ」と即答、
本気で友情が崩れかけたという美談(?)がある。
この件はよほどショックだったようで、歌月十夜に「もう何がなんだか分からねぇ」という愚痴が残っている。
法螺(奈須氏はうそつき星人を自称している)なのでどの発言が公式設定なのか扱いに困る。
ただ、奈須氏が事前に他の設定全部嘘と言った上で、
「カリー・ド・マルシェだけは本当だよ」と言ったのがTYPE-MOONの旧HPにてしっかり残っていたりする。
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どこぞのマーボー神父&シスターといい、聖堂教会ってこんなのしか居ないのか。
過去のある出来事から アルクェイド・ブリュンスタッドとは犬猿の仲で、『月姫』本編で偶然出遭った時はお互い隙あらば殺そうとするほどだったが、
『月姫』本編終了後は「志貴の嫌がることはしない」という暗黙の了解からか、お互い小競り合いはするものの殺し合いにまで発展することは少なく、
アルクェイド曰く「喧嘩友達」程度の対応で済む程度の仲になっている。
尤も、シエル側が本気になってかかってもほんのちょっとだけ(奈須きのこ氏曰く「 『獅子と餌』程度の」)実力差がある為、歯が立たないからでもあるが。
だが、教会から武器を持ち出し(黒い銃身など) 遠野志貴と組んだ場合、アルクェイドを完全に殺しきることができる。
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過去のとある事情、ネタバレ注意 |
ロアにとってただの人間など退屈を紛らわす玩具に過ぎず、アルクェイドがロアを殺しにやってくる2日間に住人を皆殺しにした。
この間、シエルは意思の主導権こそロアに奪われているが意識は残っており、
自分が起こす虐殺を目の当たりにしつつも、シエルの意識が完全に無くなればロアによる虐殺がさらに凄惨なモノになるため、
意識を放棄することもできないという拷問状態を味わわされる。
この際ロアの意志の持つ知識や記憶を共有しており、アルクェイドを恨んでいるのもこの辺りが原因。
最終的にアルクェイドに殺されることで虐殺は終わり、シエル(当時はエレイシア)の肉体の死と共にロアの意志も消え、そのまま死ぬはずだった。
だが悲劇はまだ終わらなかった。
シエルの肉体は異常に多い魔術回路によって、死亡から3年の後 自力で蘇生を果たしてしまう。
シエルの遺体は「吸血鬼から人間に戻ったサンプル」として聖堂教会に保存されていたのだが、
突然そのサンプルが息を吹き返したのだからさあ大変。
それで教会の人が何をしたかといえば「 死んだ人間が生き返るのは神の摂理に反する」とし、
ありとあらゆる方法で殺し続ける、という倒錯(ロア談)した行為だった。
だがどれだけ殺し続けてもシエルが死ぬことはなかった。
TYPE-MOON世界には「世界」に重大な矛盾が生じると「世界」そのものがその矛盾を修正するというシステムがある。
ロアの転生体としてロアの魂の転移・同化を受けた時点で、意思がどうであろうとシエルの魂はロアの魂であるため、
転生したロアが存在する限りシエルが死んでも「ロアが生きているのにロア(シエル)が死ぬ」という矛盾を生み、
世界がそれを修正してシエルを時間逆行などの現象で蘇生させるため絶対に死ねないのだ。
その事実に気付くまで実に1ヶ月もの間様々な方法で殺され続けることになる。
その内容は凄惨極まりなく漫画版だと分かっているだけでも
五肢切断、全臓器摘出、酵素による腐食、高熱炉投入、王水で溶解、神経・骨髄を取り出す等聞いてるだけでも体が痛くなる内容。
そんな地獄のような行為を最低644回行われてる。
当然麻酔などかけるわけがない。
そうして教会も処理に困っていた所を知らせを聞いた埋葬機関の司祭が、
「受け継がれた稀代の魔術師であるロアの知識」、「不死性」、「肉体のポテンシャル」等を理由として
代行者としてメンバーに加えることになる。
そして時が経ち、シエル自身も不死の呪いを消すためロアの討伐に向かい三咲町に向かう…というのが「月姫」本編前のストーリーである。
…よくもこんな目にあって精神が破綻しないものである。先輩の寛大さには感心せ ざるを得ない。
ちなみにパン屋の娘で大人になったらケーキ職人になりたかったという女の子だっただけあって、
お菓子作りの腕はちょっとしたものなのだが、過去を思い出すのであまり作る気にはなれないらしい。
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卓越した身体能力、膨大な知識、任務遂行時はクールで冷徹だが、誰にでも温かく接する優しさを持つ。
前述の事情から魔術の知識だけなら魔術協会の最上位魔術師にも匹敵し、また並の魔術師の100倍を超える膨大な魔力容量を持つため、
魔術を用いた戦闘でも高い実力を誇り(さすがに 神代の魔術師には及ばないようだが)、
普通の魔術師(例えば セイバーや アーチャーの マスター達など)と比較すればぶっちぎりで勝てるほどの魔力と魔術技能を誇る。
リメイク版では「平均的な魔術師の魔力生成量を20とした場合シエルの生成量は5000に届く」とさらに盛られている。
いずれにせよ型月世界の現代出身者では魔術の素養は最高クラスと考えて差し支えない。
ちなみに年齢設定も若くなっており、なんとロアになった時の年齢=現在の肉体年齢は12歳である。 早熟ってレベルじゃねーぞ!
表立っては魔術を禁忌としてる教会(カトリックは現実にも魔法・魔術の類を否定している)に属してはいるが、
異端狩りにおける有用性から裏では重宝される。
シエル本人も根っからの信徒ではないため吸血鬼殲滅のためなら魔術を使用するが、過去の事情から本人は魔術の行使には極めて嫌悪感を懐いている。
数多くの武器を法衣の下にしまい込み、それらの武器の投擲や射撃による攻撃を主とする為、埋葬機関から「弓」 *1と呼ばれる。
主武装である投擲用の剣「黒鍵」は柄だけを持ち歩き、魔力を通すと刀身が表れるという代物である。
また単純に銃器好きでもあり、「第七聖典」と呼ばれる由緒ある角の神具を趣味で パイルバンカーに改造してしまった。
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第七聖典 |
教会が所有する神具。
1000年程前に死した一角馬の角に宿る霊と生贄の少女の霊を融合させ(本体の角に守護精霊として宿っている)、
同時に「転生、かっこ悪い」と角にびっしりと彫ることで作り上げられた概念武装。
パイルバンカーだが、法衣の形を取ることもできるため持ち運びには便利。
「転生批判」の礼装で、霊的なものに対して非常に強力な攻撃力を持ち、まともに喰らえば魂は輪廻転生かなわず霧散する。
初めは厳かな神具として儀礼の「締め」として使われていたが、時代が進むうちに槍、杭、銃剣といった武器として使用されるに至る。
極め付けには、シエルの趣味による魔改造によってパイルバンカーと化し、物理的にも吸血鬼や人間をあっさり殺せるような代物になってしまう。
第七聖典の使用時はいくら彼女といえど負担が大きいため、
全身に制御用のボディペイント(正式名称:第七聖典制御刻印 普段は見えず、第七聖典使用時のみ浮かび上がるとか)を施している。
リメイク版では大幅に設定を変更され、千年前に地上に残っていた希少な幻想種を誘き寄せ、
呼び水となった少女ごと竈にくべることで神鉄を錬成して教典として組み上げられたという、
作り方からしてトチ狂った概念武装とされている。
一角獣の角が礼装の中心という設定自体に変更は無いが、教典には人間が背負うであろう死の要因が遍く記され、
神鉄の固有振動でそれらを戒める洗礼を詠唱し続けて転生の概念を否定するというメカニズムになっており、
さらにそのパイルバンカーは機能の一つに過ぎず、本質は角を基本骨子に、
双銃・銃剣・大剣・甲冑・コアの六つの武装で構成された対吸血鬼複合車両である。
アサルトライフル・蛇腹剣・甲冑などの用途でも使用でき、さらに奥の手として六つの武装を組み上げた七つ目の形態である破城弩弓がある。
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余談2 |
第七聖典に宿る精霊はシエルからは「セブン」と呼ばれ、契約を結んでいる。
長らく ボイス無しだったが、OVA『カーニバル・ファンタズム』で 戸松遥女史が配役された。
『MELTYBLOOD』でも開始時のイントロで半透明の彼女が見え、 勝利メッセージで言及されている。
シエルのことはなんだかんだ言って気に入っており、また高いマスター補正のおかげで実体化するほどの力を得ているのだが、
由緒正しい第七聖典が魔改造されたり(ちなみに、それまでは一度も実体化したことが無かったが、あまりの暴挙に物申すために実体化した)、
雑用を押し付けられていることについては不満たっぷりなようである。
ちなみに改造の影響か、かなり性格骨子が歪んでいる。
そして「歌月十夜」ではあまりの仕打ちにシエルの元から本体である第七聖典ごと脱走した。
そしてその後、何故かドブ川を流れることになり、
中々のガラクタぶり(まさかパイルバンカーとは思わなかったようだ)に目をつけた志貴の友人である乾有彦が回収した際に、
偶然第七聖典に付いた血を元に、彼と仮契約を(勝手に)結び、押入れにしまわれた第七聖典と自分との関係を隠しつつ、
脅したり、脅されたり、「ななこ」という名前をつけられたりするわけだが……それはまた別のお話。
詳しく知りたい人は原作をやろう。
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なお、かのアニメ版では両モードとも登場せず、ボディペイントのみの登場。
代わりに怪しげな三叉槍を持って登場してたため「あれはパスタフォークだ」「流石はパスタ先輩」などと揶揄される一因となっている。
この三叉槍も黒鍵の一種なのか火葬式典が付与されていた他、
投げ付けた後は黒鍵、三叉槍共に柄ごと聖書のページに変化して消えてしまう描写がなされた。
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その各能力の凄まじさは型月世界でも相当上位で、
純粋な人間(厳密にはそうとも言えないのだが)の中では最強クラスと言っていいほど。
『MBAA』では ロアに「過度の武装は枷になる。奇跡のような肉体を知恵で拘束しているようなものだ」と評される。
その潜在能力の高さは二十七祖も認めるほどであり、折り紙つきと言えよう。
それと同時に「異端を嫌悪する前に自らの超越性と向き合え」とも言われ、
卓越した魔術技能と常軌を超える魔力を嫌悪していることが、能力のブレーキとなっている事実を指摘されている。
だが、『月姫』には更に 凄いキャラというか存在自体がチートなキャラが多く、
本編での活躍は全ルートでそれらの凄さを見せるための噛ませ犬と教会関連の要素を一手に引き受ける便利屋。
さらに自分のルートのエンディングでもアルクと志貴を取り合うことになりちゃんとした恋人同士になれない
(他にこんなEDになるキャラはいない)、
公式でカレーと尻しか取り得のないネタキャラ扱いされる、
専用ルートが削られた人に人気投票での順位を脅かされるなど、なにかと不遇の人でもある。
……え? 男性キャラや自分のサーヴァントにすら負けた人もいるって?
志貴を助ける回数はメインヒロイン中最多と言っても過言ではないのだが、名脇役のポジションに収まりがちなのが悲しい所。
同じ便利なお助け屋で名脇役でも、 遠坂凛はメインヒロインの一角として確固たる人気を築いたのに。
『歌月十夜』では……、カレー。もはやその言葉につきる。「まぁシエルだし」の格言も生まれた。
ホント、彼女が何をしたって言うんだ。
ライターも同人版は色々と制約に縛られていたせいでシエルルートに消化不良な思いがあったらしく、
リメイク版では同人版でカットせざるを得なかった「加害者と被害者の関係」なども踏まえて、
ヒロイン力、 黒鍵への愛共に大幅にリファイン、増量された展開になっている。
戦闘能力に関しても前述した魔力と第七聖典の変形武装、そして あいつのような切り札とインフレした世界観に恥じない 化け物っぷり勇姿を見せてくれる。
「強く、優しく、それでいて華麗な」シエルの勇姿を観たい方にはリメイク版に加え、漫画版『真月譚 月姫』もお勧めする。
漫画版でも基本はアルクェイドルートではあるが、そこはシエルスキーとして一部で有名である佐々木少年氏が作者のこの作品、
メインキャラとはほぼ全員戦闘するほどにシエルの出番が増量されており、原作では使用されていない多彩な魔術も使用する。
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漫画版で先輩が使った魔術一覧 |
原作で使用した物も含む。
……などなど。なんという多芸っぷり。
また、漫画で第七聖典を使用した際は 天まで届くぶっといビームが出た。……そういう武器でしたっけ?
ちなみにこのシーンでは、既に相手は黒鍵で吹き飛ばせば問題ないレベルまで弱っている。 オーバーキルすぎる……。
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それに加えて体術も駆使したその華麗なる戦闘には、原作未見でも感嘆すること請け合いである。
……だから先輩は本来もっとカレー華麗なんだよ!
なお『月姫』と同世界観である 彼の主(マーボー)と同じ組織に属するが、実力ではシエルの方が圧倒的に上。
ただし演出上どう見てもマーボーの方が強く見えるのは内緒。 てか第四次聖杯戦争の時点では衛宮切嗣への執念と大量の預託礼呪故に総合的にはシエルを上回るらしい。
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外部出演 |
『Fate/Grand Order』では長らく本人の出演は無かったが、黒鍵が概念礼装(装備アイテム)として登場。
赤・青・緑の3種類で、
装備したサーヴァントと同じ色のコマンドと宝具(赤=バスター、青=アーツ、緑=クイック)の効果を8%~10%まで上昇させる効果を持つ。
バスターに特化している バーサーカーのクラスには赤、アーツが主体の マシュには青、
クイックを多く持つ 沖田や スカサハには緑を持たせるなど編成しているサーヴァントに合わせて装備させるのが吉。
コマンドの威力アップ系は上位互換がいくつもあるがその分コストも大きいため、序盤の繋ぎとして使っても申し分ない活躍をしてくれるだろう。
そして2024年水着イベント「セレブサマー・エクスペリエンス!」にてついに本人も実装。
ボイスはリメイク版準拠。余談だが、本渡女史はリメイク版月姫のキャストが発表される前にラジオ「本渡楓と天津向の本渡上陸作戦」にて、
相方の向清太朗がFGOをネタにした際に出たいと漏らしていたが、晴れて念願が叶った形になった。
レディ・アヴァロンと同様にコラボと水着版の複合で、第1再臨では「謎の代行者C.I.E.L」、
第2再臨では「教えて!シエル先生」風、霊基第3段階ではユニヴァース仕様「スターシエル」に変わる。
どうやら1人に3つの世界(汎人類史、パラレル というかメタ時空、ユニヴァース)が重なっている状態らしい。
あと、召喚された際にネコアルクも付いてきたらしい。
おかげで2024年のクリスマス2部&年末イベントで一騒動に発展したのだが
クラスはムーンキャンサー。
名前と異名の件からアーチャーじゃないのかと思うかもしれないが、
実はクラススキルでアーチャーと同じくセイバークラスの敵に攻撃有利が付与されているため、
防御相性は等倍だが弓要素は再現されていたりする。
最大の特徴は、自身のNP増加、3回&3ターン防御力大アップさせると同時に被ダメージ時にHP回復付与、
そして 発動ターンにコマンドカード5枚を全て自身のものに配りなおすスキル「原理血戒(B)」。
強化内容だけでも高倍率の防御強化と回復の合わせ技で原作の不死身っぷりを再現しつつNPを稼げる優れ物なのだが、
スキル「位相滑剣(B)」の効果の1つに「バスター攻撃時に自身にNPを10%チャージ」があり、
さらに宝具「第七聖典・断罪死」の効果の1つにも自身のNPを20%チャージする効果があるため、
コマンド操作と併用して殴る事でBuster系としては破格のNP回収能力を持つ。
そして、単独では超強力な自己完結アタッカーだが、シエルの恐るべきところはオーダーチェンジで交代しても「原理血戒(B)」のカード操作がそのまんま、
つまりこのスキルを発動した後にオーダーチェンジで入れ替えて水着 BBのコマンドスキルで固定してしまえば、
シエル以外のサーヴァントでも 「3ターンの間全て交代先のサーヴァント単独のコマンドカードのみで使用できる」というコンボにある。
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『MELTY BLOOD』におけるシエル
キャラランク上では常に強キャラの位置をマークし続けている。
主な強みとして、まず「セブンスヘヴン」という、
発生12
F、
全画面判定、完全無敵、ダメージも高く追撃可能、と
昇龍拳を万能に強化したような、
まさに
「見てからセブンス余裕でした」な1
ゲージ技の存在がある。
ガードされたら相手の目の前に出現して
反撃確定なのでリスクも高いが通常では割り込めない(届かない)位置でも確定するポイントが多くあるのが最大の長所。
他にも無敵対空技「
シエルサマー」、ゲージを使うがガードさせればほぼ反撃を受けない無敵技「黒鍵・大終節」、
移動技で
キャンセル可能な空中
飛び道具、避けにくい地上飛び道具、一部の飛び道具が空振るほど姿勢が低い上に速く、相殺(
ガードポイント)付きのダッシュ、
強い
判定、高い火力、見えない崩し、見えにくい
起き攻め、ジャンプ発生が早いetc…と特に弱点もないので
理論上は最強キャラとされている。
他キャラと比較してみてもかなり優遇された要素の多いキャラなのだが、闘劇では残念ながら結果を残すことができなかった。
また、第七聖典という名のみんな大好きパイルバンカーが使えるのも彼女だけである
(尤も、現状では『AA』で追加された
リーズバイフェも使っているが。しかもシエルとは違い常備武器)。
『Actress Again』では至る所に弱体化が図られたのだが…。
『Ver.A』ではちゃんと修正されており、こうなる心配は無い。
でも主にこれのおかげで色々と
世紀末だったものが調整されることとなったため、救世主であるとも言えるのだが…。
『TYPE LUMINA』ではシールドシステムの強化により飛び道具の対処手段こそ増えたものの、
それでもステージを飛び回りながらのローリスクな飛び道具による牽制、固めとそこからの高火力コンボにより初期バージョンでは最強格であった。
アップデートで火力こそ弱体化を受けたものの、やはり強キャラの一角と言って差し支えない。
完全武装シエル
「その魂、微塵に還します」
上記の第七聖典を常時所持した状態のシエル。
ボスキャラクターとしては『Re.ACT』から存在しており、この頃は「聖典シエル」「脱ぎシエル」等と呼ばれていた。
ハイパーアーマー持ちで技は少ないが、常時BH状態であり隙を許せばAADが飛んでくるトンデモキャラであった。
そして、『MBAACC』Ver.1.05にて「完全武装シエル」という名前でプレイアブルキャラとして参戦。
ハイパーアーマーは削除され、完全新規
ドットとなっており、聖典の他に雷の魔術等もフル活用する本気モード。
台詞も通常モードと比べ冷徹さが増し、代行者としての性格が顕著に表れるものとなっている。
でもやっぱり志貴は偽物でも見逃す。メガネ爆発しろ
キャラ性能は鈍足重火力キャラ。
高機動かつ遠距離戦が出来るようなキャラ(つまり武装してないシエル)などとは、相性が悪い。
しかし、固め・ゲージ回収・高火力
ループコンボなど、攻めの強さが顕著で、稼動数週間でキャラランク上位に。
というかVer1.05から一月たたずにVer1.06のロケテが始まった原因の一人との噂も。
Ver.1.05のこのシエルのシナリオでは怖い先輩の一面ばかりを見る羽目になるが、
Ver1.07で追加された
メカヒスイ&
ネコアルクと
リーズバイフェの追加シナリオでは別にそんなことはなかった。
というか普段のシエルよりネコアルクとの絡みが多い。ネコアルクがいる分、ただのシエル先輩……というより、知得留先生になっている。
イロモノ仲間扱いされてそれに抗うと言う
某幼女と同じ道を辿るのではないかと危惧されているが…。
「かってに仲間にしないでくださいっ!私は自他共に認める、五大ヒロインのひとりなんですから!
…え?でも出番が増える?他作品にも出放題?……コホン、詳しい話を聞きましょうか。」
それでいいのか先輩。
リーズに「遊びがないなぁ、ミス・シエルは。そんなんじゃ恋人もできないぞ?」と言われたのが効いたのだろうか…?
ちなみにネコアルクとシエルの付き合いは10年である。長い。
「貴方の死は、一行ほどの記録として処理しましょう。」
『TYPE LUMINA』では原作の設定変更に合わせ、事実上の別キャラとして登場。
第七聖典の形態変化により、蛇腹剣による斬撃、アサルトライフルによる銃撃、パイルバンカーによる突進、
引き続きのロア由来の雷撃魔術などを使い分けて戦うパワーキャラ。
斬撃のリーチが非常に長く、中距離での牽制、固めとそこからの高火力コンボが強力。
逃げなどから奇襲できるJ2Bもどこでガードさせても有利を取れるので使いやすい。
逆に近接での暴れの弱さと斬撃をスカされた時の隙の大きさから、得意な間合いをキープするのが重要。
+
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余談 |
余談だが『ひぐらしのなく頃に』には彼女のパロディである「知恵 留美子(ちえ るみこ)」というキャラが登場する(TYPE-MOON公認)が、
これは厳密にはシエル当人ではなく『月姫』でゲームオーバーになった時のヒントコーナー「教えて!知得留先生」からのオマージュである。
本編にはあまり関係しないキャラだが、格好やカレーが好きといった設定が共通している。ただし、 地味に一文字違うので注意。
MUGENではシロト氏のシエル( ボイスパッチ必須)に ひぐらしキャラクターとの専用のイントロがあるが、
シエルと知恵先生は外見や設定がそっくりなだけで全くの別人である。
ひぐらし原作の「お疲れ様会」では第七聖典や黒鍵を使用したり、中の人が同じ(ただし『メルブラ』ではなくアニメ版 *2)だったり、
「祟殺し編」ではメインキャラ…どころか村民が全員死亡する中、彼女は 行方不明という扱いだったり、
『ひぐらしデイブレイク』では知恵のモーションが『MELTY BLOOD』のシエルそのまんまだったりするが、それでも別人は別人である。
ちなみに、アニメ版の『真月譚 月姫』では「シエルがカレーを全く口にしていなかった」ことから、多くのシエルスキーからの批判が後を絶たなかった。
食事シーンが無いのではなく、シエルがカレーではなくスパゲッティ(パスタ)を食べていたのである。カレーは同席していた志貴が食べていた。
更に、「シエルがカレーを食べるシーンがある」ドラマCDは発売中止。結局「 CV:折笠富美子のシエル」は 一度もカレーを食べられないまま終わった。
……その経緯を反映してか、知恵先生には 過去、無理やり大量に食べさせられたのでパスタが大嫌いという設定が存在する。
「ええそうです。次こそカレーを食べる事ができるのです!
やっと!やっと!やっっっと!カレーを食べる事ができるのです!」
(※「ひぐらしのなく頃に」ドラマCD宣伝ミニドラマより)
……結局、このドラマCDでも尺の都合でカレーを食べるシーンはカットされ、更に次のCDまでお預けとなった。
ほんと、先輩生が何をした。
シエルのドットを流用できそうな知恵先生ではあるが、シロト氏のシエルに先生ボイス版のsndファイルがあるだけで、
今の所単体キャラとしてMUGENに参戦する気配はないようだ。
また、何気に 『らき☆すた』の単行本6巻で田村ひよりのイメージ内に登場している(他の月姫キャラも名前が出ているが顔が出ているのは彼女のみ)。
尤も、ひよりのシエルへのイメージは「眼鏡・気さくな性格・人気投票ではアレレな結果」という 納得のひどいものだが…。
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MUGENにおけるシエル
シエル
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すみ氏製作 無印仕様 |
原作再現を目指して製作された。 AIも搭載されている。
現在はインフォシークiswebライト終了に伴うサイト閉鎖により入手不可。
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シロト氏製作 Re.ACT仕様 |
公開先のyahoo!ボックスが2020年9月にサービスを終了したため、現在はシオン好きの名無し氏によって代理公開されている。
性能は『Re.ACT』を元にアレンジが加えられているが、『AACC』の要素も足されている模様。
AIはデフォルトで7段階に調節可能なものが搭載されている。高レベルではゲージ消費がなくなるので大会で出す場合は注意。
ちなみに2008年11月16日の更新で ブリスに対応するようになった。
また、2種類のdefファイルが用意されており、通常のものは普通にシエルなのだが、
もう一方のもので登録するとカットインと ボイスが変更され『ひぐらしのなく頃に』のパロディキャラ、 知恵留美子となる。
ゲージシステム関係の仕様も変更される等差別化されており、前記した 特殊イントロも搭載されている。
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紳士的おまけ |
涼宮ハルヒや 特殊やられの対応で知られるチョイヤー氏によって 特殊やられパッチが製作されていた(現在はサイト廃業により入手不可)。
脱衣K.O.の他やくすぐりなど、ハルヒ関連の一連の特殊やられに対応した豪華仕様であった。
やられている最中に エロエロに悶絶していながら、すぐ 「やってくれますね…!(キリッ」と復活する様はどこかシュール。
個人的に導入するのは自由だが、例によって動画やサムネに使用するのはいろんな意味でアウト。
一応スイッチ式なので、付属.txtを読めば切り替え方法が記載されている。 {それでもくすぐりやられは 尻丸出しなためアウトなんだが。
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QWERTY氏製作 MBAC Ver.B仕様 |
原作再現系。
恐らく動画で最もよく見るシエルで、シロト氏シエルの AIを製作していたQWERTY氏自らの手によるもの。
メルブラAIに定評のあるフツノ氏のAIがデフォルトで付属している他、netyzh氏の外部AIも存在する。
現在はサイトが消滅しているが「自己責任にて無断改変・転載自由。」とのことで、
シオン好きの名無し氏が自身のアップローダーにて代理公開している。
また、如月竜人氏のyahooboxにて來氏が一部技の追加の改変を施したコノメニウー仕様追加タイプが代理公開されている。
只の案山子氏による狂改変パッチが上記のシエル本体+AI同梱で公開されていたが、公開停止かつ動画使用禁止。
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大会ネタバレ |
オールスターゲージ増々トーナメントでは最初は目立たなかったものの、勝ち進むごとにAIの優秀さ、
セブンスの万能っぷりが目立ち、ベスト16では KOFを代表する強キャラの1人を倒し、
大会2048名、50人以上のメルブラ勢で最後まで勝ち残り、見事ベスト8まで進んだ
(ちなみに倒された相手は彼と当たるまでこの大会では一度もK.O.すらされていなかった)。
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青っぽい猫氏製作 サイコミュ搭載型シエル |
フィン・ファンネルが搭載されたシエル。
長らくAIは搭載されていなかったが、2017年8月31日の更新で蓬莱氏によるデフォAIが搭載された。
かつてはアムギス氏によるAIパッチが製作されていたが、最新版には非対応かつブログ消滅により入手不可。
この他に、シオン好きの名無しによる音質改善パッチも公開されている。
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ドロウィン氏製作 アルカナハート仕様 |
期間限定で公開された アルカナハート仕様のシエル。
アルカナが搭載されている他にも このはの超必が実装されていたりする。
またカットインはドロウィン氏手描きのカットインなので判別は容易。
AIは搭載されていない。
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シオン好きの名無し氏製作 MVC2仕様 |
同氏作成のMVC2シオンに続き2体目となる、『 MVC2』アレンジのメルブラキャラ。
ご存知セブンス等の他 ソニックブームが新たに搭載、 シエルサマーにも衝撃波が付属している。
AIは未搭載だが、こちらもshao氏による外部AIが公開されている。
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りゅん氏製作 APEFUCHI |
2013年1月に公開された改変キャラ。
公開停止により入手不可であったが、現在はhamer氏によって代理公開されている(ただし後述のリニューアル版ではない)。
デフォルトカラーでは服は黒色で髪は橙色、そして炎のエフェクトが特徴。
ニュートラルポーズも改変元と異なり、身体の正面を対戦相手に向けている。
ボイスもシエルのものではなく、『ゴッドイーター』の台場カノンのものを使用している。
『BLAZBLUE』の ハクメンのような当て身などの一部の必殺技を当てることで焔ゲージという専用ゲージが増加する。
焔ゲージを消費して出せる「夜戯速(やぎはや)」は殆どの攻撃動作をキャンセルして跳びはねる移動技で、ここから様々な行動に派生させることができる。
これを利用した 択一攻撃は勿論、飛び道具を交えつつ空を翔けるコンボを組むことも可能。
2015年4月にリニューアルされたが、こちらのバージョンは入手不可。
上記の通り、hamer氏によって代理公開中のものは旧バージョン(2013年1月28日更新のver1.02)なので注意。
大きな変更点は前述の「夜戯速」がモードチェンジ後にしか行えなくなった点。
これも同じく『BLAZBLUE』のイザヨイが元ネタである。
AIは搭載されていない。
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Planeptune氏製作 JUS風ドット |
『 JUS』風ドットを用いた MUGEN1.0以降専用の ちびキャラ。
原作の動きを忠実に再現しており、クオリティは中々のもの。
機動力の高さは健在であり、壁に張り付くことが出来るなど空中性能に優れている。
AIはデフォルトで搭載されている。
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第七聖典装備シエル
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Tene氏(旧・どぶろく氏)製作 Re.ACT仕様 |
- Tene氏(旧・どぶろく氏)製作 Re.ACT仕様
下記のMBAC仕様の公開に伴い公開停止。
『Re.ACT』のボス仕様を再現しており、ハイパーアーマー持ちでゲージ無制限、
攻撃は超必殺技にあたる2種類のみと凄まじい性能のキャラ。
AIは未搭載。
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Tene氏製作 MBAC仕様 |
上記の聖典シエルのリメイク。現在は旧サイト閉鎖に伴い入手不可。
『MBAC』風のシステムにアレンジされているが、完全武装シエルとは別物。
AIは未搭載。
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すみ氏製作 Re.ACT仕様 |
性能は恐らくTene氏のものと変わらない。はず。
AIが戦う相手としてはかなり凶悪であり、プレイヤーにとってもその破壊力はかなりの脅威となる。
……が、攻撃手段が全て P2stateno付きの打撃であるため、
そういった攻撃を受け付けないキャラが相手だとただ削られるだけのサンドバッグと化す。
さらにハイパーアーマーゆえの弱点として、場合によっては ネコアルクの一部の必殺技のような多段ヒット技で一発KOが可能だったりする。
此方は他のキャラとは違った意味でも動画に登場する機会が少ない。
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完全武装シエル
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deer氏製作 MBAACC仕様 |
各スタイルの技を使えるアレンジキャラ。最終更新日は2015年4月19日のもの。
また、空中動作ではメルブラキャラ一般のビートエッジが使用可能に変更されており、通常シエルの技であるセブンスヘブンを使用することができる。
特殊カラーが用意されており、11Pカラーで常時ゲージMAX、12Pカラーで常時BLOOD HEATとなる。
氏の紹介動画は削除されているものの、MediaFileはまだ生きているので入手可能。
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Tene氏製作 MBAACC仕様 |
MUGEN1.0以降専用。
挙動の再現度はかなり高いが、ハーフムーン以外のスタイルがまだ未完成。
ブログからはリンクが外されているが、公開先のOneDrive自体は健在なので現在も入手可能。
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シオン好きの名無し氏製作 Re.ACT仕様 |
メルブラキャラに定評のある氏による完全武装シエル。こちらも各スタイルの技を使うことができる。
大体の仕様は『MBAACC』のものだが、システムは『Re.ACT』に近い。
7Pカラー以降では常時アーマーとなり、中々の強さとなる。
デフォAIは未搭載だがshao氏による外部AIが公開されている。
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りゅん氏製作 |
2014年5月公開。公開停止されていたが、現在はhamer氏によって代理公開されている。
同氏の リーズバイフェ・フォートレス同様の 恋姫風アレンジ。
ストライカーはアルクかロアから選択可能で、その性能も 魏軍の軍師が元ネタ。
基本は刺し合いキャラだが、一部技のフェイタルカウンターから大ダメージを叩き出せる。
AIは未搭載。
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出場大会
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一覧 |
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シエル |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
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第7聖典シエル |
【第七聖典シエル】
更新停止中
非表示
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出演ストーリー
*1
実はシエルという名前は当初『月姫』のメインライターが「弓」という意味だと勘違いしていた。
製作も大詰めになってから勘違いであったことが判明したので無理矢理この設定をねじ込んだらしい。
実際には「弓」を意味するのはアルク(英語のtheに相当する定冠詞を付けるとラルク)であり、この顛末は「ラルクアンシエル事件」と呼ばれている
(ラルクアンシエルは直訳すると「空の弓」であり、フランス語で「虹」という意味である)。
リメイク版では第七聖典の武装を複合変形した弓を切り札として使うようになり、本人のルートも「虹」が印象的なキーワードとなったためこの事件も20年越しに完全解決したと言えよう。
*2
アニメ版『真月譚 月姫』では
折笠富美子
女史、『MELTY BLOOD』では
佐久間紅美
女史がそれぞれ担当。
なお、作品として世に出たのは『MELTY BLOOD』が先(メルブラ:2002年12月、アニメ:2003年10月)だが、
アニメ放送以降も『メルブラ』におけるキャストはそのままである。
最終更新:2025年04月10日 14:00