プロフェッサーX

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プロフェッサーX - (2012/05/14 (月) 04:46:45) のソース

#image(profx.gif,title=校長先生)

&font(18,b,i){「ここにいる生徒達の持つ能力、それはただの人間としての個性だと私は思うのだよ」}

[[マーベル・コミックス>アメコミ]]の代表作『X-MEN』の登場人物。初登場は当然ながらX-MEN#1。
本名、&b(){チャールズ・フランシス・エグゼビア}。エグゼビアのイニシャルがXなのでプロフェッサーXである。
通称はチャールズ、エグゼビア教授、[[チャーリー>ナッシュ]](こう呼ぶのは[[ウルヴァリン]]くらいだが)など。
X-MENの創設者であり、若い頃はエリック・マグナス・レーンシャー(後の[[マグニートー]])と親友であった。
また、[[ジャガーノート]]ことケイン・マルコとは血の繋がらない兄弟関係。

普通の人間には無い特別な能力を持つ人種「ミュータント」。
その第一世代であるチャールズは将来的に自分たちのようなミュータントが数を増やし、その数を増やしたミュータントが
一般社会との間に軋轢を生むこと、そしてミュータントの能力を悪用する者が必ず現れる事を予想していた。
彼の予想通り、増えすぎたミュータント達は一般社会から差別され、そしてその能力を使って犯罪を行う悪のミュータント達も現れた。
そこで彼は、両親から受け継いだ莫大な遺産を基に、ミュータント達が自らの能力を制御し、
社会と折り合いをつけていく事を学ぶための場として「恵まれし子らの学園」を、
悪のミュータントに対抗するために戦う正義のミュータント・ヒーローチーム''X-MEN''を創設し、自らは''プロフェッサーX''と名乗った。

目的はミュータントと一般人の間に差別意識をなくし、平和的にミュータントの権利を勝ち取る事。
ミュータントが平和的に暮らせる社会を作るためにはテロ、果ては人類絶滅すら辞さないつもりでいるマグニートーとは対立している。
この辺りの構造はミュータント差別問題を黒人差別、プロフェッサーXをキング牧師に、マグニートーをマルコムXによく例えられている。

なお、X-MEN結成以前にヴィランとの争いで脊髄を損傷したことで画像のように車椅子生活を余儀なくされていた。
まあ、厳密には反重力で浮くミニカーなのだが(後述の実写版では本当に車椅子だったりする)。
その後、異星人のテクノロジーで治療したり、また敵との争いで車椅子に戻ったりしたが、
現在はクロスオーバーイベント「ハウス・オブ・M」での現実改変から世界が戻った際に体が治り、元気に自身の足で立っている。
ちなみにその際にミュータント能力を失ってしまったがこちらも現在は取り戻している。

ミュータントとしての能力は非常に高度なテレパス能力。
他人の心を自由に操ったり、偽の記憶を植え付けたり、他人とテレパシーで会話したりすることができる。
その力は非常に強力で、X-MENに指示を送るのはもちろん、数百人規模の人々の動きを一斉に操ったり、およそ400km先にいる存在を知覚できたり、
自らの精神力を衝撃波として発射し、物理的な攻撃力に変化させることすら可能。
テレパス能力者はX-MENらが住むマーベル世界には他にも数多く存在するが、プロフェッサーXはその中でも地球最強クラスと評される。
また戦闘に用いるだけでなく、精神病や脳の病気の治療などにも応用でき、一時はこの能力を使って精神科医として人々を助けていた。

……ちなみにこの能力の発現のせいで(当初はコントロールできなかった事もあり)頭脳に負担がかかった結果、若くして&b(){ハゲた。}
なんていうか、ご愁傷様です教授。

頭脳も非常に明晰でオックスフォード大学院を18歳で修了し、遺伝子工学、先進病理学、機械工学など多数の分野の博士号を持つ。
それらを活かして取得した発明品の特許をX-MENおよび学園の運営・維持費に充てている。

また、表向きにはミュータントであることを公表せず、ミュータント学の権威としてその地位向上に尽くした。…が、ある敵との戦いでバラされた。

……と、まぁ、これだけなら偉大で高潔な指導者・人格者と言えるのだが、自身の暗黒面が実体化して[[オンスロート]]を生み出してしまい、世界の危機を招いてしまったこともある。
また、今後の活動を円滑に行うためとショックで心の壊れかけていた[[生徒>サイクロップス]]のために自分の失敗をテレパス能力を利用して周囲の記憶を書き換え隠匿していた、
暗殺者としてやってきた[[ウルヴァリン]]を洗脳してX-MENに入れた、X-MENのトレーニングを行うためのデンジャールームのAIが自我を持ったにもかかわらずX-MENの訓練を続けるために封殺した、
//&s(){悪の秘密結社}ヒーローチームの首脳陣で話し合ってハルクを宇宙に追放したら怒り狂って地球に戻ってきて全員ボコボコにされた、
//↑この件に教授はかかわっていません
//↑あー、すみません。勘違いでした。そう言えばハルクも許してくれてましたね
といった事実が明かされ、そのために面倒ごとが起きたこともある。
X-MENに降りかかる災難の何割かは確実にプロフェッサーXが原因であり、ついには''X-MENから追放された''時期まである。
厄介なことに、彼はこれらの行為を私利私欲ではなく(その当時は)正しいことだと信じて行っている。
たとえ問題がある行為だとわかっていてもX-MEN、そしてミュータントの未来には必要な行為だと信じての行動なのだ。ばれるたびに反省して謝ってはいるが。
……やはりというかなんというか彼も一筋縄ではいかない人物であり、そのせいで''腹黒''呼ばわりされるようになっている。
なお、メタ的なことを言えばこれらの行為はほぼ後付設定であり、記憶の書き換えができるという設定をライターが便利に使ってきたと言えなくもない。
%%つまり彼は腹黒じゃなくて本当は被害者なんだよ%%

もちろん完全に迷惑一辺倒の人物という話ではなく、「プロフェッサーXがX-MENを結成する前に死んでしまった」という歴史を辿った世界では
[[アポカリプス]]の世界征服を止める者がいなかったため人類もミュータントも滅亡の危機に瀕しているという悲惨な事態が起きている。

サイクロップスを自身の最高の生徒と思っているが、現在はサイクロップスが人類への対応を強行的なものに切り替えたことで意見が分かれてしまい、
ウルヴァリンと共にユートピアを離脱。ウルヴァリンが学園を起こしたのを契機に一線を退いている。
一方のサイクはついに人類に宣戦布告、アベンジャーズと戦闘開始。どうしてこうなった。

映画三部作では&font(10,b,red){世界中で1億人弱は予想したと思われる}パトリック・スチュワートが演じている。
チート能力持ちは物語の都合に振り回される例に漏れず、第一作からして能力増幅装置「セレブロ」に細工されてひっくり返り戦力外になったり、
二作目では敵に操られて''世界中のミュータントor人類に精神攻撃でまとめてピンチに陥れたり(マグニートーだけは特殊ヘルメットで防御)''、
三作目『ファイナルディシジョン』ではある人物の暴走を防ぐため記憶を封印しようとしたが''失敗してあっさり死んでしまったり''と基本的にいいとこなしである。
%%まあ映画版は扱いがよかったやつの方が少ないのだが。%%
もっとも、二作目では彼の能力が敵に回ったらどれ程恐ろしいかを知らしめる事にはなったといえる。
なにせ肉体的な攻撃では無く、精神的な攻撃なので、超強力な回復力を持つウルヴァリンですら危ない。
マグニートーがプロフェッサーXの能力を阻むヘルメットを開発していなかったら、''間違いなくミュータントは全滅していた''。磁界王マジパネェ。
また、彼の若き日の活躍を描く『ファースト・ジェネレーション』ではジェームズ・マカヴォイが演じている。

カプコンの『MARVEL vs.』シリーズにはプレイヤーキャラクターとしての出演は無いが、背景やエンディングなどに登場している。
その他、[[オンスロート]]の登場イントロで一瞬その姿が映し出されたりする。
これは狂気に駆られてオンスロートを生み出してしまったプロフェッサーがオンスロートの本体であった時期の描写で、
原作では後にオンスロートの体内から救出され、独立した生命体となったオンスロートと戦っている。
しかし『MVC1』では決着までオンスロートの中に居続けるため、倒した後に''オンスロートの本体であるハゲを捕獲''という構図に見えなくもない……
というか、原作を知らなかったらまず間違いなくそう見えるはず。%%あながち間違いとも言えないし。%%

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**MUGENにおけるプロフェッサーX
Twinimage氏によるものが存在する。MUGEN1.0用。
車椅子に乗った状態だが[[のりもの]]ではなく、移動・ジャンプ・しゃがみは普通のキャラと同じ。
基本技は「本人が格闘戦を挑んでいるイメージ映像をテレパシーで出現させる」というものになっている。
しゃがみ強パンチで足払いダウンを起こし、しゃがみ強キックでエリアルレイブ用打ち上げ。
AIは搭載されていない。

#region(必殺技の詳細)
-必殺技
&b(){Telepathic Attack}
%%ハゲを光らせて敵の目をくらます%%思念派を放出して攻撃する。
&b(){Wheel Chair Dash}
車椅子突撃。
&b(){Astral Mode}
&s(){[[スタンド>スタンド使い]]}意識体が本人から分離し、格闘戦を仕掛ける。本体は無防備で、3発殴られるとダウンして元の状態に戻る。

-超必殺技
&b(){Cerebro Fury}
ヘルメットを装着して思念派で広範囲攻撃。
&b(){Welcome to the Astral Plane}
Astral Modeの上位技で、長時間意識体が分離した状態で戦い続ける。
プロフェッサー本人の姿は無くなってしまい、意識体にも食らい判定は無い。一方的に殴りまくる事ができる。%%流石ハゲ汚い%%
&b(){Wheel Chair Barrage}
車椅子突撃。パンチボタン連打で追加攻撃に移行する。
&b(){Astra Armor Hyper}
本人がアーマーを装着して突撃。
&b(){X-Men Attack!}
プロフェッサーが精神波攻撃を繰り出し、命中すると[[ファー>サイクロップス]][[スト>ジーン・グレイ]][[ファ>アイスマン]][[イブ>ビースト]]による連続攻撃。
#endregion

***出場大会
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#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[プロフェッサーX],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[プロフェッサーX],sort=hiduke,100)
}
//***出演ストーリー

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//教師,超能力者,司令官,ハゲ