二ッ岩マミゾウ

「二ッ岩マミゾウ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

二ッ岩マミゾウ - (2012/08/25 (土) 00:30:47) のソース

#image(mamizou.png,width=350,title=旧作以来の貴重な眼鏡キャラ)

&font(20,b,i,#d2691e){「儂の弾幕変化十番勝負で、みっちりと稽古を付けてやるぞ!」}

『東方Project』の登場キャラクター。初出は『東方神霊廟』EX面ボスとしての登場。
//下の方で既にネタに触れてる
由緒正しい化け狸で、「化けさせる程度の能力」を持つ。二つ名は「化け狸 十変化」など。
専用BGMは『佐渡の二ツ岩』。
&nicovideo(sm16780862)

#region(詳細な原作設定)
外の世界の佐渡島で人間と共に長年生き続けた由緒正しい化け狸。
幻想郷で進化してきた妖怪とは異なり、頭に木の葉・大きな尻尾と割と古典的な容姿を持つ。
妖怪撲滅を謳う豊聡耳神子が復活したため、それを妖怪の危機とみた[[封獣ぬえ]]が、対抗手段として勝手に呼び寄せた。&link_anchor(*1){*1}
騒ぎの後は命蓮寺に居ついたようで、妖怪の悩みを聞いてくれる頼れる親分として皆に頼りにされているようだ。

佐渡では人間と共に暮らしていたようで、貧しい人物にはお金を貸したり、依頼された仕事をしたりと、
妖怪でありながら人間社会にかなり馴染んでいた。 そのせいか服装もかなり近代的なデザインをしている。
ちゃんと外の人間社会に溶け込んでいるため、忘れ去られ幻想入りしたとは言い難く、
また結界が張ってあるはずの幻想郷で、なぜぬえが彼女を呼ぶ事が出来たのか等、幻想入りには謎が多い。
//というか『求聞口授』読んだ限り、割と行き来は容易そうな印象も受けたけど

「佐渡に人間と共に住んでいた」「狐と仲が悪い」等の台詞・設定から、元ネタは日本三名狸の一角「団三郎狸」と思われる。
「二ッ岩大明神」というれっきとした神格持ちの大妖怪である。
マミゾウという名も、狸・ムジナを表す「猯(まみ)」と、人を誑かす魔物を表す「魔魅(まみ)」に、
団三郎の「三」を付けたものと考えられる。

#region(団三郎狸とは?)
団三郎狸は、佐渡狸軍団の総元締めであり、
淡路の「芝右衛門狸」、香川の「屋島の禿狸」と並ぶ日本三大狸の一角を謳われる大狸である。
狡知に長け人々に色々ないたずらをする一方、義理人情に篤く佐渡金山で築いた圧倒的な財力を活かし、
金に困った人たちには惜し気もなく金を貸していたという。

その名声は全国的なもので、かのジブリアニメ『平成狸合戦ぽんぽこ』では、
四国の六代目金長狸に「佐渡の名高い団三郎先生」と呼ばれている。
金長狸は阿波の狸合戦の一翼を担ったとして知られる狸の雄であるが、
そんな英雄の名を継いだ狸からも「先生」と呼ばれている程であるから、
狸界においてのその実力、カリスマの傑出ぶりたるや推して測るべしと言える。
#endregion

弾幕は彩色の無い白一色で、外から来たばかりで「美しく魅せる弾幕勝負」には慣れていないようだ。
だが、それを「化狸が変化する際にモクモクと上がる白煙を描写している」と考察する人もいる。
終盤の耐久スペル「マミゾウ化弾幕十変化」では、最大10人に[[分身]]する。
変化弾幕の種類も多種多様で弾数も多く、ラストスペルの「ワイルドカーペット」よりも数段キツイ。
初期頃はこのスペルを取得しようとすると&s(){マミって}バグって落ちてしまう事があったが、現在はパッチで解消している。

今作の後半で出てくるキャラ達は一癖も二癖もある厄介者達が多いせいか、
一部では「マミゾウさんは今作の良心」とまで言われている。
ゲーム中の会話では軽いフレンドリーな話し方で、「鍛えてやる」等の発言から、それなりに強力な妖怪としての自信もある模様。
その発言からわかるように、幻想郷では異端といってもいい「スポ根コーチ」気質な一面も持っており、
魔理沙との会話中で「人間」に振られたルビが「カモ」であったりと、かなりの武闘派を感じさせる部分もある。
一人称は「儂(わし)」で、語尾に「~じゃ」と付くことがあるなど[[全体的に老人口調>イングリッド]]。
ただ、本人としては口癖のようなものでさほど年寄りのつもりはないらしい。
また、win版初の眼鏡っ娘でもある(旧作なら朝倉理香子という前例がありますが)。

能力の「化けさせる」は、物の姿を本来と違うものに見せる能力。
あくまで化け&b(){させる}のであって、化ける能力では無い。
ぬえのものと似ているが、ぬえが相手の認識に依存するのに対して、マミゾウは自分の発想に依存する。
化けさせるものにはほぼ必ず尻尾が付いているので判別は容易。ただ、満月の時はパワーが増すので厄介。
化けさせる対象には自分も含まれるようで、変化「[[まぬけ巫女>小夜ちゃん]]の偽調伏」の時には、自身を霊夢に「化けさせ」ている。 

&i(){(以上、ニコニコ大百科などより転載、改変)}
#endregion

#region(二次創作での扱い)
登場からまだ日が浅いにも拘らず、二次創作での人気は高い。
上記の名前・親しみやすい性格と設定から、今作における「さん」付けポジションになった模様。

喋り方や設定から、早くも新たなババアとして迎え入れられる可能性が浮上している。
瞳の下半分にかかるような眼鏡のかけ方は老眼鏡に特有のものなので、
「むしろマミゾウさんは(ババアを超えて)[[おばあちゃん>高性能ばあちゃん]]だろ」とする意見もある。

カップリングとしては、公式でぬえと仲が良いのでぬえとは絡ませやすい。
そして見逃せないのが、キツネである[[八雲藍]]との関係性だろう。
長らく[[橙]]と[[紫>八雲紫]]以外の絡み相手がいなかった藍にとっても、
彼女の登場は初の「宿命的ライバル」ということになり、
実際この線でマミ藍を盛り立てていこうと画策する一派がいる。
実際、おまけのキャラ解説にも「幻想郷の狐と一悶着を起こした」と書かれており、
藍とのライバル関係はほぼ公式と見て良いだろう。

また、マミゾウというインパクト抜群の名前にもネタが事欠かない。
情報公開直後には、名前つながりからか速攻で[[マミる>巴マミ]]イラストが投稿されるほどだった。
こうしたイラストには大抵「&b(){巴マミゾウ}」「&b(){円環の狸}」などのタグが付けられている。
実際の名前からして魔魅三(マミさん)なので、何も間違ってはいないのだが。
&s(){見た目的には早乙女先生っぽいが。}

[[戦闘力>女性キャラクター3サイズ一覧]]に関しては何時もの理論で大きめに書かれることが多い。
R-18方面では狸らしく[[アレ>阿部高和]]が「すごく…大きいです」していることも。
#endregion

----
**MUGENにおける二ッ岩マミゾウ
手書き東方キャラでお馴染みのminoo氏による黄昏ドット改変のものが公開されている。

毎度の如く霊力ゲージではなくパワーゲージを使用して弾幕を張る。
EXボスとあって技の性能は全体的に高め。突進、射撃、設置技と各種揃っており、リーチにも優れる。
そして、氏製作の他のキャラに化けさせて攻撃するものもある。
現在、化ける可能性があるのは[[村紗>村紗水蜜]]、[[星>寅丸星]]、[[小傘>多々良小傘]]、[[響子>幽谷響子]]の4種。

欠点はDEFが少し低く、切り返しに乏しく対空も少ない等守りに弱い事。
またゲージの消費量が多く、超必はコンボにも組み込めない等の制約もある。
いかに的確に攻めるかがカギになるだろう。
&nicovideo(sm17866472)

デフォルトAIはないがエトワール氏によって外部AIが制作されている。

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[二ッ岩マミゾウ],sort=hiduke,100)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[二ッ岩マミゾウ],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[二ッ岩マミゾウ],sort=hiduke,100)
}
***出演ストーリー
[[がんばレイセン!R2]]

----
&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
何故「勝手に」かというと、[[聖白蓮]]の意図したものでないからである。
ぬえ当人は白蓮への恩返しのつもりで、かねてから旧知の仲である彼女を呼んだのだが、
もともと団結力のない妖怪たちでは、彼女一人増えたところでたいして変わらないため、
結果的に白蓮の仕事を増やすことになっただけだった。

----
//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//東方Project,神霊廟,妖怪