デマーガ


2015年の特撮作品『ウルトラマンX』の第1話に登場した怪獣。別名「熔鉄怪獣」。
地球に住む土着の地底怪獣で、オーソドックスな怪獣らしい外見をしている。
体の79%が溶けた鉄で構成されており体は高熱を放っているが、ウルトラマンが普通に格闘戦できる程度の温度ではあるようだ。
得意技は口から吐く赤い熱線の熔鉄熱線と、背中の背びれから放つ炎の弾のような熔鉄弾。
格闘技では鋭い牙での噛み付き攻撃や長い尻尾を振り回す攻撃などを使用してウルトラマンエックスと戦った。

ウルトラマンエックス相手に1話でしっかり戦いを繰り広げ、さらに中盤で別個体が再登場し強化形態の「ツルギデマーガ」に変化するなど、
『X』本編だけでもしっかり存在感を示した怪獣で、ソフビも発売されている。
さらに以降のウルトラシリーズでも、地球に住む野生怪獣の1体などの役回りで何度も様々な作品に登場しており、
シリーズ視聴者には知名度のある怪獣である。
作品によっては敵に操られる怪獣として登場する事もあるが、基本的には地球の野生怪獣の印象が強い。

+ 原作におけるデマーガ

TV作品『ウルトラマンX』及び派生作品

梅沢市の川が沸騰してしまうほどの高熱を放つ現象が発生し、防衛チームXio(ジオ)が調査に向かったが、
その目の前で岩山が中から熱線で吹き飛び、吹き飛んだ岩山の中から怪獣デマーガが出現する。
出現したデマーガはXioの戦闘機の攻撃もものともせず梅沢市の市街地に進撃、口から放つ熱線と背中から放つ火球を降り注がせて町を破壊し暴れ回った。
そしてデマーガの攻撃によって危機に陥ったXioの隊員の一人・大地だったが、大地を助けるためにウルトラマンエックスが大地と一体化し、
ウルトラマンエックスとしての巨大な肉体に変身する。

エックスが大地と合体しての初変身で戦いに不慣れな事もあり、デマーガはエックス相手に優勢な戦いを展開、
噛み付きや尻尾振り回し攻撃、口からの熱線で優位に戦う。
しかし戦闘中に熱線からXioの隊員をエックスが守った事もあり、Xioはエックスを援護する判断を下し、戦闘機の援護もあって形勢が逆転。
エックスの必殺技の「ザナディウム光線」によって、デマーガは小さな人形状の「スパークドールズ」に封印、Xioに回収される事になった。

ちなみに過去にも出現していた怪獣らしく、作中世界に存在する8世紀の歴史書『日本太平風土記』にも、
「天が妖光をまといし時、地を燃やす荒ぶる神"天目亜牙"目覚め、太平の世を焔とともに滅ぼさん」
と記載が残っており、この時には光の巨人によって封印されたとの事である。
作中の設定を考えると、過去にこの世界の地球に来たウルトラ戦士によってスパークドールズに封印されたが、
エックスがとある敵を太陽に落とした際の磁気嵐「ウルトラフレア」によって、封印から復活してしまった可能性が高い。

その後は第12話にて、同じく梅沢市の地下に眠っていた別個体のデマーガが登場。
このデマーガが侵略者の手によって覚醒し梅沢市に出現しエックスと戦う。
今度はエックスが戦いに慣れており、様々な新装備のモンスアーマが使えるようになっていたため、エックス優位に戦いが進む。
しかし突如として宇宙から未知のエネルギー・ダークサンダーエナジーが飛来、
ダークサンダーエナジーを受けたデマーガは、目が赤く染まり肩と両手から剣が生えた強化形態ツルギデマーガに変化してしまう。
ツルギデマーガはダークサンダーエナジーで弱体化したエックスを圧倒、
両手の剣で斬り付けて苦しめ、強化された口からの熱線でエックスの肉体をも分解してしまった。
しかし、エックスはウルトラマンエックスのページに記載された経緯で復活して強化形態のエクシードエックスにパワーアップ。
エクシードエックスの力でツルギデマーガのダークサンダーエナジーは浄化され、
元に戻ったデマーガはザナディウム光線でスパークドールズに封印された。

『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』では、敵怪獣ザイゴーグが生み出した「ゴーグツルギデマーガ」が登場。
このゴーグツルギデマーガはツルギデマーガと外見や能力はほぼ同じだが、ザイゴーグに生み出された手先のような存在である。
ザイゴーグが世界各地に出現させたゴーグツルギデマーガだったが、エックスと共に戦ったウルトラマン達が助けに駆け付けたため、
世界各地でそれぞれ無事に撃破された。

以降の作品

基本的に2015年以降のウルトラマンは作品ごとに別の並行宇宙の別の地球が舞台になるため、
作品間での地球は別々で世界観なども異なっているのだが、
それでもデマーガは多くの作品にチョイ役も含めて出現している。
基本的には地球の野生怪獣として登場することが多く、各並行宇宙の地球に広く分布しているようである。

+ 以降の作品におけるデマーガ
2016年の『ウルトラマンオーブ』では第24話に登場。
夕暮れの東京にテレスドンゴメスと共に地底から出現するが、変身したオーブと戦う前に突如倒れ息絶えた。
実はこの時、地球を内側から喰らい尽くそうとする最後の敵怪獣が成長しており、
デマーガ達はその敵怪獣に追い出され、エネルギーを吸われて命からがら逃げてきたのが真相であった。
その後は派生作品の『ウルトラファイトオーブ』にて、邪悪な敵によって復活させられた亡霊怪獣としてデマーガが出現、
オーブオリジン相手に善戦したが、オーブの変身形態のライトニングアタッカーに倒された。

2019年の『ウルトラマンタイガ』では第17話に登場。
宇宙人の怪獣誘導装置に引き寄せられた怪獣として出現し町で暴れタイガと戦う。
タイガとその強化形態のトライストリウム相手にかなりいい戦いを繰り広げており、尻尾を振り下ろす攻撃や尻尾攻撃連打も使用していた。
背中からの熔鉄弾と口からの熔鉄熱線も健在で、特にトライストリウムの剣を噛み付いて受け止め、
そのまま至近距離で口から熔鉄熱線を放って、熱線の勢いでトライストリウムを大きく後退させる攻撃も披露した。
しかしそのままトライストリウムは炎を纏ってデマーガに突進、お返しと言わんばかりの必殺の炎攻撃を受けて粉々に爆発四散した。

2020年の『ウルトラマンZ』でも地球の野生怪獣の1体として登場。
終盤で防衛隊が開発した強力すぎて危険な兵器「D4レイ」を脅威と感じ、D4レイを搭載したウルトロイドゼロを襲撃する地球怪獣の1体として登場。
地底から出現し、ゴメス、パゴスと共にウルトロイドゼロと戦い、3体がかりでウルトロイドゼロをなんとか抑え込もうとするが、
ウルトロイドゼロが使ったD4レイで3体まとめて消し飛ばされてしまった。

映像作品以外では、ソーシャルゲーム『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』にデマーガとツルギデマーガの両方が実装されていた。
口から放つ熔鉄熱線などで攻撃する。


MUGENにおけるデマーガ

スキキラーハーゲッシ氏により製作されたものが、2022年6月26日に公開された。
最新版は2022年8月14日更新。
バリ音スクス氏のガドルフォドンレイザースの記述をベースにしているらしく、
素体もバリ音スクス氏が製作したものとの事で、記述や仕様に共通点が見られる。
無断改変禁止、無断転載禁止、音声差し替えパッチ公開禁止など、
利用規約が細かく多数の利用条件があるため、同梱の説明書をよく読んで注意して使用した方がいいだろう。

通常技はタックルや噛み付き攻撃、キックといった近接技を搭載。
投げは刃物のような背びれで敵を切り裂く背負い投げ。
中段技として尻尾を叩き付ける攻撃も搭載されている。

他のバリ音スクス氏のキャラに見られる使用後に一定時間使えなくなる技も、
無敵時間のある突進やアーマー付きでリーチの長い尻尾攻撃、
遠・近の使い分けが可能で火球を撃ち上げてから降らせる熔鉄弾、
口から素早く熱線を正面に放つ速射熔鉄熱線が搭載されている。
中距離の相手はリーチの長い尻尾攻撃で攻撃し、アーマー付きの突進で敵に接近したい。

超必殺技は口から吐く熱線で薙ぎ払う1ゲージ消費技を搭載。
他にも突進して噛み付いた後に至近距離で熱線を放つ投げ技も有り、こちらは当身版と突進から始まるバージョンがある。
また、2ゲージ消費の超必殺技「裂空災刃対」も突進からの投げ技となっており、
原作の『ウルトラマンX』第12話をイメージしたと思われる凝った演出で、ツルギデマーガに変身して相手を攻撃する。
ちなみに技名の元ネタは漫画『輝竜戦鬼ナーガス』に登場した「裂空砕迅槌」という技らしいが、
あくまで技名を拝借しただけであって、元ネタとは全くの別物である模様。

AIもデフォルトで搭載済み。
一般~強クラスくらいの怪獣相手ならそれなりに良い勝負をしてくれる。
参考動画

出場大会

  • 「[大会] [デマーガ]」をタグに含むページは1つもありません。


最終更新:2022年08月16日 22:07