アイラ・ケイン


「有糸分裂によって繁殖している」
「…セックスは?」
「してる暇ないの」

+ 日本語吹替声優
小杉十郎太
ソフト版
堀内賢雄
日本テレビ版

2001年に公開されたアメリカのSF映画『エボリューション』の主人公。
エボリューションと言ってもどっかの作品のハリウッド黒歴史実写化とは関係ございません
作中に登場する舞台の1つ「グレン・キャニオン短期大学」の教授を務めている。
演者はアメリカの有名なテレビドラマ『X-ファイル』のフォックス・モルダー役で知られるデイヴィッド・ドゥカヴニー氏。

ある夜、アリゾナ郊外に落下した隕石が持ち込まれ、同僚で友人の黒人男性であるハリー・ブロックと研究していた所、
隕石の中から採取した青い液体から未知の単細胞生物を発見する。
単細胞生物ながら地球外生命の発見ということもあり、第一発見者としてケインは地方大学の教授の身から名声を得る事などをブロックと共に夢想するが、
どこから情報が傍受されたのかその落下地点は一日のうちに州軍に占拠・封鎖され、ケインの研究室の資料もあらかた無断で持ち出されてしまった。
発見者として食い下がろうとするも、ケインが軍医時代にやらかしてしまった試薬の軍人らへの医療人災のことなどを持ち出され、
ブロック共々すごすごと大学に戻る…とはならなかった。即座にアリゾナ州の各地で異変が起き出したのだ。

単細胞生物の正体は約一ヶ月で地球生物の46億年分の進化を果たすという恐るべきエイリアンであり、凄まじい速度で成長・繁殖を開始。米が大混乱に陥る。
大混乱の中で、地球の炭素生物にとってヒ素が猛毒であるようにフケ取りシャンプーに含まれる二酸化セレンがエイリアンの弱点という事を突き止めた彼らは、
消防士志望の青年ウェイン、軍部に所属していた女性科学者アリソンを仲間に加え、事態の解決のために立ち上がるのであった。

本作は所謂低予算で撮られたB級おバカ映画であるが、意外と科学的・生物学的描写は説得力があり、コメディ部分も好評である。
故に今なお映画好きの間でカルト的人気を誇っており、ポップコーンムービーの良作として知られている。
元々は予算が潤沢で真面目なSF大作映画になる予定だった(が色々あって削られてB級になった)という風説もあり、それが描写の説得力にも残っているとか。

本国でも根強い人気があったのか、続編アニメ『Alienators: Evolution Continues』も制作された(日本未放送)他、
後述のMUGEN版ケインの素体のゲームも作られている。


MUGENにおけるアイラ・ケイン

googoo64氏によるものが存在。キャラ名は「エコー(ザ・シャーク)」となっている。
ドットは2001年に発売された日本未発売のGBAソフト『Alienators: Evolution Continues』のものを使用していが、
海で泳いでいるという設定の下、常に浮遊しながら戦う(氏曰く「なんかダイバーっぽかった」かららしい)。
原作の多様に進化しまくるエイリアン達がストライカーとかで出てくるわけでもなければ、フケ取りシャンプー搭載消防車を武器にしてもいない。

攻撃手段は銃を使った技の他、「水族館みたいなキャラを作ろうと思った」との事でセガのゲーム『エコー・ザ・ドルフィン』のキャラや、
『電脳絵画館』というサイトのGIF画像等を元ネタとする海の生き物達もストライカーとして出現する。
更に「キャプチャー音波」という技でこれらの生き物に乗って突進する事も可能。
そんな理由もあって、『エコー・ザ・ドルフィン』をもじって上記の名義で参戦しているんだそうな。
この他、ひたすら海の生き物を倒して得点を稼ぐボーナスゲームとして使うのも面白いが、その際は本体であるエコーアイラに攻撃を当てないよう注意されたし。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画
プレイヤー操作(4:19~)

出場大会

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プレイヤー操作



最終更新:2024年08月14日 14:55
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