このへんないきものは、まだ日本にいるのです。たぶん。
かの有名な
スタジオジブリ制作の名作アニメ映画『となりのトトロ』に登場するキャラクター。
森の奥深くのクスノキの木の穴に住む巨大な生き物。身長2m。年齢は1302歳(ただし、宮崎駿監督は「3000年生きている」と証言している)。
作中ではMUGENに参戦している大トトロの他に中トトロ、小トトロが登場している。
なお、大トトロの担当声優は『ムーミン(1969年版)』のムーミンパパや『銀河鉄道999』の
ナレーションでもお馴染みの
高木均
氏。
格ゲー的には『
バーチャファイター』シリーズの舜帝役(『3』まで)で知られる。
「トトロ」と言う名前は、
「ドゥオ ドゥオ ヴォロロロロロ!!!」(トトロとしては「眠いよ~!」と言っただけ)と言う鳴き声をメイが名前と勘違いしただけ。
ぱっと見
ミミズクっぽいからか初期設定では
「ミミンズク」と言う名前の予定だったが、色々あって没になった。
また劇中では、メイが絵本に出てくる「
トロル」のイメージを重ねていた事も言及されている。
メタ的な意味での由来は舞台のモチーフの一つである「所沢」の捩りで、監督の知人の子供が「ととろざわ」と言ったのが由来、とする資料もある。
農村に引っ越してきた主人公のサツキとメイと出会い、彼女達と共に楽しい日々を過ごして行く。
魔法が使えるらしく、木の種を植えて一瞬で大木に育てたり、巨大な
独楽に乗って空を飛ぶこともできる。
夜にはフクロウのようにオカリナを吹いている。
また、ネコバスを呼び寄せる事も可能であり、劇中にて母親への見舞いを巡って喧嘩別れしたサツキとメイを再会させる事となった。
外部出演では『
トイ・ストーリー3』にてぬいぐるみがゲスト出演している。
諸々の事情で台詞こそ無いが特徴的な表情変化や動きが再現されており、少ない出番ながら存在感は抜群。
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裏設定? |
この大トトロは、実は『もののけ姫』のラストに登場した、
ディダラボッチの暴走から1人生き延びたコダマ(木霊)が成長した個体である、とされている。
「森の中に昔から住んでる」と歌われるトトロが『もののけ姫』に登場しないことに関する疑問に対し、
スタッフ内輪では「実は最後のあれがトトロ」と噂されていたという。
これを最初に言い出したのはスタッフの一人(この提案に宮崎監督が賛同)とも、
宮崎駿監督その人とも言われている。
ただし「トトロは精霊の類ではなくれっきとした動物」とする設定もあり、
上記の年齢に対する見解の違いも相まって結局どういった存在なのかは明確にされていない。
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MUGENにおけるトトロ
GooGoo64氏によるキャラと、トトロとは似て非なる「TTRO」が存在している。
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GooGoo64氏製作 |
金曜ロードショーオープニングや アーマージャック等のカオスキャラでお馴染みのGooGoo64氏によるトトロ。
氏の製作キャラの例に漏れず、大きな体をぶつけて攻撃したり、小さいトトロを下から飛ばしたり、
触ったら爆発するメイを召喚したり、口から火の玉を飛ばした挙句、
ネコバスに変身して目からビームをぶっぱなすなどやりたい放題。
ボイスも原作の鳴き声の他、製作者の物と思われる声や ワンワンの声が入り混じるなど中々にカオス。
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Valgallah氏製作 TTRO |
MUGEN1.0以降専用。
こちらは多くのフリー格ゲーのキャラを移植したValgallah氏による、トトロならぬ TTRO。
プレイヤーがコスプレしながら戦う『 スーパーコスプレ大戦U』からの出典キャラであり、
一見するとごく普通のトトロだが実際はSF風のパイロットスーツの少女が乗り込んで戦うロボットである。 ……つーかどこのレオパルドンだよ
持ち前の巨体をいかしたひっかき攻撃や、本体である少女が飛び出してレーザーガンを撃ったり、
超必殺技でネコバス型のワゴン車を呼び出して 轢き逃げしたりとこっちもこっちでやりたい放題。
また、LIFE1400・DEF110という巨体に見合ったタフさも兼ね備えている。
外部 AIはホルン氏によるものが公開されており、導入するとLIFEが1000に引き下げられる。
恒例の コンボ・ 立ち回り・反応・ガードレベルを設定可能で、想定ランクは強との事。
なお、コンボレベルを最大にすると 永久をしてくるので注意。
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出場大会
【TTRO】
最終更新:2023年02月06日 22:13