鳴女


漫画『鬼滅の刃』の登場人物。読みは「なきめ」。
アニメの担当声優は 井上麻里奈 女史。

鬼舞辻無惨の側近を務める女性の。常に琵琶を携帯している。
登場当初は十二鬼月ではなかったが、後述の能力の有用性からそれに準じる特別待遇を与えられていた。
ファンブックによると生粋の仕事人であるらしく、基本的に必要以上の会話はしないが、
無感情というわけでもなく、堕姫妓夫太郎兄妹の敗死後の緊急招集の時は、
話し終わった無惨が去った後も諍いを続ける上弦達に対して内心では「早く帰ってくれないかな」と疎ましがっていた。

後に「刀鍛冶の里編」で玉壺半天狗が討ち取られ、
上弦の空席が更に増えてしまった事で、無惨から半天狗の後釜として「上弦の肆」の座を与えられた。

無惨が本拠地としている「異空間・無限城」を作り出し操る血鬼術の使い手。
無限城は琵琶の操作に応じて内部の空間・構造・地形をまるで生き物であるかのように変化させることが可能で、
さらに扉を作ることで任意の場所の空間を繋げることもでき、
現実にいる相手の足元に扉を作ることで相手を任意の場所に召喚したり、逆に目的地へと送り込むも可能。
城内には弱点となる太陽光が差さないため、鬼達にとってはこの上なく有利な拠点であり、
さらに鳴女を倒そうにも扉で転移させたり無限城の地形や空間を自在に操作して攻撃、妨害、回避してくるため実現は困難。
殺傷能力自体は上弦達と比較すると高くはないが、倒し難さという点では非常に厄介な鬼である。
余談だが、元十二鬼月の響凱も同じく鼓の演奏による攻撃や空間を操作する能力を持つが、
鼓によって用途が異なっていたり範囲が自身の屋敷に限定されていたりと性能は劣る。
上弦の鬼となってからは、自身と同じく「肆」の文字が目に刻まれた使い魔を使役する能力にも目覚めている。
使い魔も同じく直接戦闘能力は乏しいが本体と視界が共有可能なようで、広範囲での探知探索を可能としている。

+ 人間時代(ネタバレ注意)
本編で掘り下げられる事は無かったが、前述のファンブックにてその出自が明かされている。
人間だった頃の彼女の夫は博打打ちのロクデナシで、彼女が琵琶の演奏で生活費を稼いで貧しい生活をしていたが、
夫に演奏時に着る一張羅の着物を売られしまったことで金槌で夫を撲殺。
仕方なくその日はボロボロの普段着で仕事に行ったが、人を殺してしまったことで強張り震える手による演奏は音が良いと評判だった。
それからというもの、いい演奏のために本番の前に人をSATSUGAIするようになった。
ある日いつものように本番前に人を襲った所、それはよりにもよって鬼舞辻無惨であり、当然ながら返り討ちに遭ってしまう。
しかし無惨に気に入られたために鬼にされ、以後は彼に仕えることになったのである。
琵琶よりもデスメタルのほうが向いてそうな経歴である


MUGENにおける鳴女

Dark Night氏による、『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.1専用のちびキャラが公開中。
ワープ技と多数の部屋の襖などを飛ばしてくる飛び道具を始めとした遠距離戦に特化した性能をしている。
また、当身技や上弦達をストライカーとして召喚する技も持つ。
AIもデフォルトで搭載済み。
DLは下記の動画から

出場大会

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最終更新:2024年08月27日 14:17
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