- 分類:えかきポケモン
- 高さ:1.2m
- 重さ:58.0kg
- タイプ:ノーマル
- 特性:マイペース(こんらん状態にならない。いかくを受けない)
テクニシャン(威力60以下の技の威力が1.5倍になる)
- 隠れ特性:ムラっけ
(毎ターン終了時にどれか1つの能力が2段階上がり、
上がった能力以外のどれかの能力が1段階下がる)
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担当声優 |
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坂口候一
- 『サイドストーリー』
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三木眞一郎
- 『サン&ムーン』(イリマの手持ち)
- 大隈健太
- 『みんなの物語』
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任天堂の育成RPG『
ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。
初出は第2世代(『金・銀』)で、同作では
アルフの遺跡の最深部の屋外にのみ出現する。
名前の由来は「いたずら書き」を意味する英単語「doodle」及び
ドーベルマンと思われる。
ベレー帽を被ったような形状の頭部をした、
二足歩行の白い犬のような姿をしたポケモン。
長い筆状の尾から有色で粘性のある液体を分泌し、これで木や壁に模様を描き自らの縄張りをアピールする習性を持つ。
この液体の色は赤、青、緑、橙など様々なものがあるが個体ごとに異なっており、感情によって色合いが変化する。
背中に足跡のマークを持つが、これは成人の印として仲間に付けてもらう物である。
縄張りを示すマークを描き散らすのでドーブルの多い街は落書きだらけとなっている。
(以上、wikipediaより引用・改変)
原作中の性能
HP:55
攻撃:20
防御:35
特攻:20
特防:45
素早さ:75
一番高いパラメーターが素早さの75と平均並み、それ以外のステータスも非常に低く合計種族値はたったの250と「ステータスは」弱い印象を受ける。
しかし、ドーブルの真価は
ほぼ全ての技をコピーし、自分の技として使用できる専用技「スケッチ」にあり、
これによりドーブルは技のレパートリーでは他のどのポケモンよりも優れている。
一度コピーした技は「ものまね」や「
へんしん」と異なりバトル終了後も永続的に残り続ける。
伝説・幻のポケモンが扱う専用技であっても「スケッチ」に成功しさえすればなんでも扱えるため、
「何をしてくるか分からない」という点で対戦環境では地雷ポケモンとして有名である。
攻撃性能の低さからアタッカーの適性がないため基本的に変化技が中心となり、どの型でも大体
命中率100の催眠技「キノコのほうし」がメインとなる。
「こころのめ」or「ロックオン」+「ぜったいれいど」による必中確殺コンボ、「
からをやぶる」などのバフを最大限積んでからの「バトンタッチ」など、
「ほぼ全ての技を使える」ことを活かしたコンボの豊富さで、種族値の低さを補うテクニカル型のポケモンと言える。
例外的に「わるあがき」はコピーできない他、一部の技はコピーできてもドーブルが使用すると不発になる。
『XY』で登場したときはなたれしフーパの「いじげんラッシュ」、『SM』以降の
ダークライの「ダークホール」などが該当し、
これらは「なりきり」や「ものまね」でもコピーできない「完全専用技」というカテゴリになっている。
また、スケッチをかける対象がいないとコピーは不可能なため、「だいばくはつ」などの自滅技はコピーに特殊な工程が必要になる。
「へんしん」などの使用後に技が変化する技は、第3世代までは眠った相手が選択した技をスケッチするという一風変わったやり方でコピーできるのだが、
トレーナーの指示のない野生ポケモンが相手の場合、
ドーブルが相手の夢の中を覗いてスケッチしていることになる。
流石ドーブル、何でもありだぜ。
この「ほぼ全ての技を覚える」個性は対戦以外でも大きなメリットを持つ。
タマゴグループが「りくじょう」であるため、同じ「りくじょう」グループのポケモンは遺伝できるタマゴ技の制限が実質的に存在しない。
遺伝経路の都合で「ドーブルからしか遺伝できない」「ドーブルを使う方が手間を削減できる」こともあり、ポケモン廃人には特に重宝される。
『XY』ではタマゴ技に関するシステムに調整が入ったものの、前述した理由から遺伝役としてのドーブルの仕事は消えず、
第9世代『SV』で横遺伝という仕様が実装されるまで長らく使われ続けた。
変化技がメインのため「ちょうはつ」は最大の天敵。
また、「マジックミラー」や「がんじょう」持ちの相手も技構成にもよるが原則苦手。
後者は一撃必殺の無効が厄介なだけでなくHPが満タンなら1回は耐えられるため、地力が低いドーブルはその1回の行動で押し切られてしまう事がザラにある。
秘伝技は自力習得こそできないが「スケッチ」経由でなら全て覚えられるため、必要な技だけ持たせることで手持ちポケモンの余裕を作りやすくなる。
とはいえ、本編中では秘伝技を多く覚えるポケモンが1~2体ほど存在し、また「特定の2体で秘伝技を補完できる」という組み合わせのポケモンがいるため、
「スケッチ」を介さねばならないドーブルは、この用途での仕事は本編中は回ってくることは無い。
MUGENにおけるドーブル
Some Guy氏製作の
MUGEN1.0以降専用キャラが公開中。キャラ名は海外名である「Smeargle」。
主に徒手空拳や尻尾を振り回す攻撃などで戦い、
超必殺技では突進や
乱舞技を繰り出す。
AIは未搭載だが、LTD911氏による外部AIが公開されている。
出場大会
最終更新:2025年06月03日 18:57