識別:DWN.019
長所:上品
短所:自惚れが強い
好き:鏡、光るもの
嫌い:
ヘビ
「んーこの、光沢はすばらしい」
『
ロックマン』シリーズ第3作目『ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?』に登場する8大ボスの1体。
ウィル・スミス主演のSFアクション映画ではない。……というか本項目のロボットの方が30年近くも先である。
元々は高出力ビームを用いた硬質物破砕用のロボットであったが、
Dr.ワイリーにより戦闘用に改造された。
ホログラフ映写装置を搭載されており、「ジェミニ(双子座)」の名を冠する通り、
分身を作る事ができる。
冷静な性格だが少しナルシストで、分身するのは
「自分の姿をよく見たいため」との噂もある。
また、特殊装備として反射ビーム兵器「ジェミニレーザー」を備えているが、
これはライト博士が偶然発見した反応素子を加速化させたもので、敵の思考に反応してダメージを与える性質がある。
よって壁や床など思考の無い無機物には反射率100%で反射する一方で、
思考を持つ者に対しては(たとえロボットであっても)ダメージを与える。
前半では分身と共にロックマンを囲いながら、ロックマンの攻撃に反応して一旦動きを止めてバスターを撃ってくる。
体力が半分以下になると分身は消え、部屋を左右に走り回りつつジェミニレーザーを撃つようになる他、
ロックマンのショットにはジャンプ、ジャンプにはジェミニレーザーを撃つパターンで反撃してくる。
この手のキャラは分身に攻撃してもダメージが通らないのがお約束であるが、
コイツに限っては本体にも分身にも同様にダメージが通る。それって意味無いじゃん
入手できる特殊武器は「ジェミニレーザー」。
前方にレーザーを発射、壁に当たると斜め上45°に反射、以降は地形に当たる度に90°に反射し、一定回数反射すると画面外に消える。
画面内に一発しか撃てない上、レーザーが消えるまで武器変更できないので、壁のある所で外すとしばらく無防備になってしまう。
また、威力は高いが燃費はあまりよくない。
反射を利用して離れた敵を狙うことも可能だが、大抵シャドーブレードなどでどうにかなるのもあり、
面白い武器だが残念ながら使い勝手は悪い。
移植作品『ロックマンワールド3』では前半のボスとして登場。
チャージショットがあるため原作よりはまだ倒しやすくなっている。
ジェミニレーザーは燃費の悪さなどの欠点はそのままだが、画面内に弾が残っている状態でも武器を切り替えられるようになった他、
また敵を倒した場合に貫通する仕様となり、ステージが本家より狭いのも相まって敵の配置次第では一網打尽にでき、
威力も高いままなのでハンマージョーなどの硬めの敵には有効で、やはり使い勝手は悪い部分はあるが原作よりは改善されている。
+
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俺たちの仕事はお前の命じゃねえ…が 邪魔すんならもらうぜ その命! |
有賀ヒトシ氏の漫画『ロックマンメガミックス』及び『ギガミックス』においても登場。
デザインはゲーム版とほとんど変更は無く、足回りの変更とベルトに「W」のマークが刻印されたバックルが追加されている程度。
また本体への負荷が大きいため、分身とジェミニレーザーの併用はできないという独自の設定がなされている。
初出は『3』を再現した『アステロイドブルース』。ロックマンへの3人目の刺客として登場。
ゲームと異なり分身には当たり判定は無く、分身を使った幻惑とジェミニレーザー、 ニードルマンとの連携でロックマンを足止めした。
『3』の後日談である『メタルハート』では、ロックマンと休戦して他のサードナンバーズとイエローデビルMk-IIを追う事になるが、
閉所に閉じ込められた際に発射したジェミニレーザーが壁に反射し、あろう事か 弱点武器がジェミニレーザーのニードルマンの背中に命中。
『アストロイドブルース』とは打って変わって醜態を晒してしまった。
なお通常弾を使えば問題なかったのだが、この事にジェミニマン自身が気付いたのは全てが終わった後だった。
「じゃあな 生きていたらまた会おうぜ」
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『
流星のロックマン』では、同じく双子座をモチーフにしたジェミニ・スパークが登場している。
MUGENにおけるジェミニマン
Tabris氏&Dry31氏の製作したキャラが公開中。
サードナンバーズの中では7番目に項目が作られた。
弾速の早いバスターとやや遅いが不規則に反射するジェミニレーザーによる遠距離攻撃主体のキャラとなっており、
超必殺技では極太のビームを放つ。
AIは未搭載。
出場大会
最終更新:2024年09月16日 11:46