識別:DWN.022
長所:慎重な性格
短所:執念深い
好き:
トードマン
嫌い:ナメクジ
「どこへ逃げてもムダなのだよ!」
ロックマンシリーズ第3作目『ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?』に登場する8大ボスの1体。
その名前の通り、蛇をモチーフにしたロボットで、元は地形調査用ロボットだったが
Dr.ワイリーによって戦闘用に改造された。
身が軽く行動範囲を選ばず、慎重に策を練りしつこくじわじわと相手を追い詰める地道な戦いが得意。
そのため、正統派な戦いを好む
ハードマンとは仲が悪い。
好きな相手にトードマンとあるが、これは友情的な感情ではなく
捕食対象的な意味での「好き」と思われる。
一方でナメクジが嫌いって、ナメクジは蛇を溶かして食べるっていう三すくみの迷信からだろうか?
固有武器「サーチスネーク」は地形に沿って移動するヘビ形のミサイルで、
設定上はバブルリードの技術を応用した武器である。
スネークマンステージは凹凸の地形が非常に多く、
ボス部屋も例に漏れず特徴的な地形となっておりただジャンプするだけではサーチスネークが避け難く、
ついでにサーチスネークだけでなくスネークマン本体にも気を配らなければならないため、
無暗に挑んでは被弾の連続であっという間に体力を削られてしまう。
一方で中央の凸部分に登れば比較的攻撃を避けやすく、バスターだけで倒すことも容易である。
弱点武器はニードルキャノン。
余談だが、彼の
ステージBGMは軽快な曲調から印象に残りやすく、
当時のCMで流れていた事もあって、『3』の中でも特に人気が高い。
移植作『ロックマンワールド3』では前半のボスの1人として登場。
攻撃自体は原作と全く一緒なのだが、画面が狭いせいで体当たりを避けにくい。
とりわけ最初のサーチスネークに関してはほぼ回避困難になっている。
おまけに体当たり自体のダメージ量も原作譲りの高さになっている事から、
ある意味同作を代表するトラウマボスの
パンクと並ぶ凶ボスと言ってもよいだろう。
弱点は
ニードルマンが前作に出演していた関係もあるのか、
スパークショックに変更されている。
アニメ『MEGAMAN』では
カットマンとコンビを組む事が多い。
しかし、自分が撃ったサーチスネークが噛み千切ったパイプの下敷きになったり、
未来から来た
エックスに奪われたサーチスネークでワイリーの新兵器を食われる等、戦績はよろしくない。
+
|
ライトのところのロボットばかりにいい顔はさせねェ。オレも行ってくるぜ!! |
有賀ヒトシ氏の漫画『ロックマンメガミックス』及び『ギガミックス』においても登場。
ゲーム版よりもスリムな体形となっている他、ピット管のような舌を伸ばしたり、頭部や両肩にかけて鱗状のラインが入っていたりと、
全体的に蛇らしい外見にアレンジされている。
初出は『3』を再現した『アステロイドブルース』であり、小惑星αに向かう宇宙船をサーチスネークでマッピングし、
それで得た情報をワイリーや他のサードナンバーズに報告するという地形調査用ロボットならではの活躍を見せた。
『3』の後日談である『メタルハート』では、
同作が『ロックマンメガミックス』の中で唯一リメイク前のコミックボンボン増刊号掲載の『リミックス』からそのまま収録された作品であるためか、
ワイリーのアジトから脱走したイエローデビルMk-IIの回収もしくは破壊という任務をロックマンに協力してもらおうと弱音を吐くスパークマンを嗜めたり、
ビートやタンゴに対抗してイエローデビルMk-IIの追跡に出るも、見失うはずがないと油断し切って 彼らに喧嘩を売った結果逃げられてしまい、
「自分達は必死で追ったが相手が上手だった」と三人で口裏を合わせたり、定員オーバーでライトットのトレーラーから振り落とされたりと、
他のサードナンバーズ同様コミカルに描かれている。
しかし、スパークマンや タップマンと共に遅れて到着したことで地上からサーチライトで転落したロックマンを照らし、
シャドーマンが助けるための影を作るという、地味ながらも重要な活躍を見せた。
この一件からロックマンはサードナンバーズの事も「悪いロボットではない」と捉えており、
『バーニングホイール』でのターボマンとの戦闘中に、『戦士の休日』で遊園地を守った フィフスナンバーズ共々回想する場面が描かれた。
「オレひとりで十分だぜ。オメーらは地上に帰んな!!」
|
+
|
エグゼシリーズのスネークマン |
『 ロックマンエグゼ』シリーズでは『2』にのみ登場。
アメロッパタウンの奥の宝石店にいる貴婦人、ミリオネアのネットナビ。
あくまで蛇をモチーフにした人型である本家に対し、エグゼでは完全に蛇そのものの見た目となっている。
熱斗はアメロッパについて早々パスポートとバトルチップを掏られており、
裏に横流しされた熱斗のバトルチップを手に入れたミリオネアから、返却の条件としてスネークマンとバトルして勝つことを要求される。
バトルでは最後列からほとんど前に出ず、横列を合わせると壺の中に隠れ攻撃が当たらないため攻撃を当てるには工夫がいる。
スネークマン本人の出演はこれのみだが、彼の技を模したチップ「カモンスネーク」が後のシリーズにほぼ皆勤で登場する。
自エリアの穴パネルの数だけ蛇が出現し敵に突進するというものだが、
自エリアを広げる「エリアスチール」やほぼ全エリアを穴パネルにする「デスマッチ2」との相性は抜群。
チップに記載されている攻撃力は蛇1匹分のダメージであり、
攻撃力を上げる「アタック+〇〇」系のチップは組み合わせると凄まじいダメージを叩き出せる。
対戦ではこれを主軸にしたフォルダも検討され、調整が難しいのかシリーズごとに攻撃力や属性がコロコロ変化することで有名。
|
MUGENにおけるスネークマン
O Ilusionista氏の製作した
MUGEN1.0以降専用キャラが、海外サイト「Brazil Mugen Team」にて公開されている。
主にサーチスネークやバスター及び口から放つ毒液で攻撃する。
また、特徴的なシステムとして
必殺技チェンジがあり、QCF+Kのコマンドに、
「ハンマージョー」「アシッドドロップ」「アシッドプール」「アシッドブラスト」「アシッドスラッシュ」「スネークサモン」
の技のどれか一つを設定して使用できる。
これらの技はいずれか1つだけ使用可能で併用はできないが、武器チェンジすることで切り替えることが可能。
ただし若干の隙は生まれるので注意。
超必殺技では大量のプチスネーキーや中ボスのビッグスネーキーを呼び出して攻撃させる。
AIもデフォルトで搭載済み。
出場大会
最終更新:2024年06月15日 22:50