ピー・プロダクション制作の特撮作品
『宇宙猿人ゴリ』(後の『スペクトルマン』)に登場する
怪獣。
別名「おとり怪獣」もしくは「リモコン怪獣」。第3話「青ミドロの恐怖」に登場。
「別名で作戦内容をバラしてどうする気だ」だって?大丈夫、ゼラン星人もやっている
(そもそも視聴者はともかく、劇中の人物は知らない訳だし)
地球征服を企む宇宙猿人ゴリが秘密基地建設を地球人に悟らせないための時間稼ぎとして出撃させた怪獣で、
大きさを自在に変えることができ、普段は40cmほどの大きさになってゴリの部下ラーが持ち歩いている。
口から毒性の青ミドロの息を吐き出す能力があるが、体内のガスが不足すると体が縮んでしまい、
汚染された青ミドロを食べるなどして補充しないと再度巨大化はできない。
その為、ゴリは化学工場から垂れ流されるカドミウム廃液で汚染された静村に目を付け、村内にラーを派遣。
ミドロンに村民を襲撃させ、ガスが不足したら沼から青ミドロを補給するという陽動作戦を展開した。
戦闘では、噛み付き攻撃で人間大のスペクトルマンを銜え上げて地面に落として一時失神状態に陥れるなど苦しめたが、
スペクトル光線を浴びて
白骨化して敗れた。
しかし、ゴリはその間に別動隊として動かしていた地中怪獣ゼロンで秘密基地の建設を進めていた為、
ミドロンは敗れたものの囮としての役割は果たしたのであった。
撮影はスーツ特撮ではなく全体が映るカットでは
ストップモーションと
パペット、
スペクトルマンがネヴィラスライスで前足を斬るなどの寄りのカットでは実物大サイズの足や尻尾などの造形物が使用されており、
造形物はピー・プロの没作品『豹マン』のパイロットフィルムに登場した怪獣「グレートマグモン」の流用である。
MUGENにおけるミドロン
カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
主に近接戦では頭突きや
必殺技の「とびかかり」、離れた相手は「青ミドロ」で攻める性能となっている。
超必殺技はいずれも1
ゲージ消費で「必殺青ミドロ」「突撃」「連続踏みつけ」の3つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2024年10月28日 02:46