「まかせて!先生、こーゆーのは得意なの!」
風林館高校1年F組の担任を勤める女教師で、担当授業は英語。
風林館高校に赴任するまでは3校の不良高校に勤務し、そのいずれも制圧してきたという噂があり、
それを聞きつけた九能校長が主人公・
早乙女乱馬への対抗措置として風林館高校に招聘した。
身長はらんまやメインヒロイン・
天道あかねと同じくらいだが、外見・性格・言動がいずれも子供っぽく、生徒からは
「ひなちゃん先生」と呼ばれている。
教育熱心ではあるが、冒頭の台詞にあるように子供っぽい性格のため全く授業にならないことが多い。
流派は「無差別格闘流」で闘気吸引体質を有しており、対戦相手の闘気を根こそぎ吸引できるため、
全ての武道家に対してほぼ例外なしに優位に立つことができる作中最強クラスの実力者。
体質を除けばそれほど秀でた部分はないが、学校の窓から飛び降りたり、
ふとんの上から畳を巻き上げる荒業で、巻き上げた畳を目くらましに使い姿を消す「
畳返し」を使用するなど、最低限の身体能力は持っている。
吸引した闘気は身体に溜めこまれ、闘気太りにより一時的に体がアダルトチェンジするが、内面と言動は子供のままである(声は大人っぽくなる)。
彼女の流派と体質には無差別格闘流の創始者にして作中最悪のトラブルメーカー・
八宝斉が深く関わっている。
幼少の頃は病弱で病院への入院を繰り返しており、それを憂いた八宝斉は闘気吸引のツボを押し、ひな子を闘気吸引体質にした。
また、ある程度の武術の基礎も修得、無差別格闘流究極奥義「八宝五円殺」(よい子の体操第一)も教わった。
闘気を吸引する事で、ひな子は病気を克服し、身体も健康になっていったのである
(ちなみに珍しく人助けをしていた八宝斉に周囲は当然驚いていたのだが、
その真相はひな子によって病院の看護婦達が闘気を吸引され動けなくなっている隙に下着泥棒をする……という案の定どうしようもない動機だった)。
このように八宝斉は師匠と言える存在であるが、ひな子は八宝斉のことを忘れていた。
前述の八宝五円殺は五円玉を指で挟んだ状態で、「邪」「悪」「病」「痛」「魔」の5つのポイントにかざすことにより、
五円玉の穴から対戦相手の闘気を吸い取り、闘わずして相手を戦闘不能に陥れる「究極の健康法」。
なお、五円玉に限らず、バスケットボールのゴールなど円形の穴さえあれば使用可能(ひな子曰く「八宝ゴール円殺」)。
「八宝五十円殺」(よい子の体操第二)は八宝五円殺の強化版で、五十円玉を用いる。
相手が平常心で闘気を出していない状態でも、相手の闘気を吸引することができる。
「八宝つり銭返し」は八宝五円殺や八宝五十円殺で吸引した闘気を対戦相手に打ち返す。
ただし、吸引し溜め込んだ闘気の大半を放出してしまうため、一度使うとアダルトチェンジが解けてしまう。
(以上、Wikipediaより引用・改変)
『超技乱舞篇』における性能
格闘ゲームでは『超技乱舞篇』に参戦している。
基本形態は子供の姿だが、共通システムであるアピール動作を行う事で大人状態へチェンジするという本作でもかなりユニークなシステムを持つ。
ただ、このアダルトチェンジの仕様が結構厄介であり、
アピールなので当然動作中は隙だらけでありダウンを奪うなどしないと確定させ辛く、
しかもそれだけ苦労しても肝心の大人形態が子供形態と比べてそんなに強くない上、
看板技であるはずの「八宝つり銭返し」を使うとランダムで子供に戻るというあまりにも癖の強い仕様となっており、
敢えて狙いに行く旨味が非常に薄くなってしまっている。
このため、ひな子は基本的に子供形態のままで戦うというスタイルが主流とされている。
子供状態の性能は、全体的にリーチが非常に短くトリッキーな技が揃っている。
その中でも、空中にいる間は攻撃が持続し続けてヒット数の多いジャンプ強キックを上から被せる戦法が強みであり、
立ち回りでは主にこれを振ってまとわりつくバッタ戦術が主軸となる。
またダウンを奪ってからのセットプレイが強力であり、表裏択による崩し能力で一気に攻め立てる事が出来る。
「八宝五円殺」「八宝五十円殺」はスプレー状のいわゆる飛ばない
飛び道具を繰り出す技。
五円殺は出は速く硬直が短いがダメージが少なく、五十円殺は出は遅く硬直も長いがダメージが五円殺の約2倍となっている。
また「上段八宝五円殺」「上段八宝五十円殺」は頭上に向けて同じく飛び道具判定を出す技だが、
発生が通常のものと同じくさほど早くないので主に先読み対空で使う。
大人状態の性能は、全体的にリーチこそ伸びているものの発生が遅く扱いづらいものが多い。
大人状態でのみ使用出来る「八宝つり銭返し」は、さすがに条件があるだけあって画面端まで飛び発生・弾速もそこそこと良い性能をした飛び道具だが、
前述の通り発射後にヒットしたかどうかに関わらずランダムで子供状態に戻ってしまう=多大な隙を晒してしまうというリスクが大きすぎるので、
中々気軽に振れないのが玉に瑕となっている。
隠し技でもある最大奥義は、アピールがアダルトチェンジと共有している性質上大人形態にしか存在せず、その名も「八宝つり銭
倍返し」。
通常のつり銭返しよりも
上下に攻撃判定が広い飛び道具を放つ技で、発生が遅く硬直も長いものの出切ってしまえばジャンプで回避する事は難しい。
MUGENにおける二ノ宮ひな子
Namaguideran氏による、『超技乱舞篇』の
ドットを使って製作されたひな子が存在。
現在氏のサイトは消滅しているが、Colosse氏(quedataki氏)による
AIが本体同梱で公開中。
八宝五円殺やアダルトチェンジ、八宝つり銭、八宝つり銭倍返しなど、原作ゲームの技や演出が一通り搭載されている。
「悪い子はびしびしとりしまるぞおっ。」
出場大会
最終更新:2024年10月04日 00:38