バーダックの妻にして
悟空(カカロット)及び
ラディッツの母親であるサイヤ人。
原作ではラディッツの口から惑星ベジータと運命を共にした事が語られたのみで出番はおろか名前すら出ず、
バーダックが主役を務めたTVスペシャル『たったひとりの最終決戦』にも登場する事も無かった。
しかし原作終了後の作者インタビューにて情報がわずかに語られ、その後鳥山氏が描いた世界観を共有する『銀河パトロールジャコ』の、
おまけ読切漫画『DRAGON BALL- 放たれた運命の子供』にて初めてその人となりが明かされた。
そしてアニメでは『ドラゴンボール超 ブロリー』で登場する事となった。
悟空や地球に在住するようになった後の
ベジータ、
ブロリーの処分をなんとか止めようとした
パラガス等と異なり、
一般的なサイヤ人は本能的に残忍かつ冷酷な戦闘民族で、肉親に対しても情など欠片も存在しない者ばかりである。
それ故に男女同士で夫婦関係を結ばず、
セでフでレな関係で繁殖する事も珍しくない文化圏であったのだが、
ギネはその中では異端な比較的穏やかな気質の持ち主で、夫のバーダックとの関係も良好な上に、
夫だけでなくラディッツやカカロットなど家族に深い愛情を抱いている珍しい存在であった(一応、自分がサイヤ人らしくない事は自覚していた模様)。
バーダックと交際するようになってからは戦場から離れて惑星ベジータの肉の配給所で働いていたが、
ある日遠征から帰宅したバーダックから、
フリーザ軍の不穏な動きを教えられると同時に、
3歳を前にしたカカロットを「飛ばし子」として惑星ベジータから逃がす事を告げられる。
「飛ばし子」にはまだ早いうえにただのおとぎ話である「超サイヤ人」をフリーザが恐れているという荒唐無稽な話に当初は反対するが、
バーダックにカカロットを守るためであると力説され、その日の晩バーダックと二人でカカロットを移動用ポッドに乗せ、
カカロットを「飛ばし子」として送る事になる。
直前まで「みんなで逃げよう」とも提案していたが、バーダックから自分達はスカウターで勘付かれると否定され、
息子の身を案じながらもカカロットをフリーザの目が届かない比較的安全な地球へと送った。
一応、バーダックの思い過ごしだと判明したらすぐにカカロットを迎えに行くつもりだったようだが、
結果的にバーダックの予感が最悪の形で的中してしまったため、これが息子との今生の別れになってしまった。
到着先の地球でカカロット…後の孫悟空が心優しき地球人に拾われたのがせめてもの救いだと思いたい
(悟空は頭を強く打ったため今のような人格になったが、「もし頭を打たずそのままだったら」という設定を参考に登場したのが
ターレスである)。
余談だが、ボリュームこそ異なるもののラディッツのぼさぼさした髪型は実はギネ側からの遺伝だったようである。
MUGENにおけるギネ
Bardock_Revenge氏製作の3Dモデルを用いて製作された
MUGEN1.1専用のキャラが公開中。
近接戦は徒手空拳、遠距離戦は気功弾やビームを使用するオールラウンダーな性能をしているが、
調理用の肉切包丁で攻撃したり肉を食って回復する技も持つ。
超必殺技では
大猿化して攻撃する。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
出演ストーリー
最終更新:2025年01月27日 01:27