劇場作品『
ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人』に登場するキャラクター。
担当声優は
小林俊夫
氏。
元レッドリボン軍の科学者である
ドクター・ゲロが作り出した人造人間の一体。
原作では
18号の「15号までは処分したらしいけど」という台詞や、
扉絵で「13、14、15号はかなり完成度が高かった」と解説されるなど存在こそ示唆されたものの未登場だったが、
実はゲロ死亡後も動き続けていたコンピューターが彼らを廃棄することなく改修を続けており、
13号、14号と共に目覚めて行動を開始し、Z戦士達を襲撃した。
容姿は小柄の黒人風(ただし肌の色は紫)で、サングラスに巨大な帽子、レッドリボン軍のマークを模した巨大な蝶ネクタイが特徴。
時折ウイスキーボトルを口にしている場面も目立つが、中身は不明(描写から
液体状のエネルギー燃料と思われる)。
劇中では人語をほとんど喋らず台詞らしい台詞も無いが、無感情という訳でも無いようで、
優勢になると敵を嘲るような反応をしたり、戦闘中だろうと帽子や衣服の乱れを気にして整えたりしている。
加えて、戦闘の舞台を氷雪地帯に移した際には踏む場所が悪く雪に沈み、14号の服に捕まって這い出るなどコミカルなシーンも見られる。
気弾や打撃技などを使うオーソドックスな戦い方をする他、
トランクスの攻撃すら無効化するバリアを張ることも可能。
また、ゲロのコンピュータと直結しており、インプットされているデータと、戦闘中に分析した悟空達の戦闘データから行動を先読みできる。
登場した中では最も型番が新しいが、定期的に液体状のエネルギーを補給していることから、
永久エネルギー炉は間違いなく未搭載で、製作時点で実用段階ではなかったか搭載が上手くいかなかったかは不明だが、
いずれにせよ水準的には後続の人造人間達より劣る模様。
それでも改修の影響か、
セル編の時期の
ベジータとまともに戦える強さを見せたが、
最終的には超サイヤ人に変身したベジータに敗れ、パーツと蓄えたデータを13号に吸収された。
……キャップ姿がスマートでかっこいい正統派なデザインの13号、白い肌に辮髪を結った無骨な巨漢の14号、
ドギツイ原色系のファッションが目を引く小男の15号と、それぞれ個性的なビジュアルが印象に残る三体だったのに、
合体すると各々の原型が全く残らない怪物じみた姿になってしまうのを惜しむ声もチラホラ。
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考察 |
あくまで推測の域を出ないが、13号は14号、15号のパーツを吸収して強化態に進化しており、
彼らは セル及び 17号、18号の試作機だったのではないかとファンから考察されている。
完全な人工物である 16号を作る技術があったにも関わらず後続の17号達は手間をかけて人間素体の人造人間として作るなど、
少なくともゲロはセルが完成する前の頃から後天的に完全体に進化できる余地がある事を把握しており、
17号達は元々戦闘用ではなくセルの強化素材として製造したことが示唆されているが、
14号、15号は人工タイプだが、13号は17号と同じバイオタイプなので、
彼らは戦闘用ではなく検証目的で作られ、それにより得られたノウハウがセルと17号達に活かされた可能性が高い。
未来トランクスが自分の歴史の17号達より本編の世界線の17号達の方が強さが上と称したのも、
本来の歴史の17号達は実戦投入を想定しておらずあくまでセルの強化パッチとして作られた(それでも超サイヤ人より強い)のに対して、
本編の世界線の17号達は製作途中でコンセプトを変えてセルの強化パッチも兼ねた実戦投入前提の兵器として作った事が、
強さの次元が異なったり正史とは違って殺される前に活動を停止させる出来事が起きた原因と推測される。
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MUGENにおける人造人間15号
Hermoduro氏の製作したキャラが公開されている。
徒手空拳による近接技と気弾による
飛び道具が揃った性能となっている。
超必殺技ではバリアを展開して攻撃したり、大きな気弾を放つ技を使う。
Colosse氏による外部
AIも公開されている。
出場大会
最終更新:2025年05月12日 09:44