キャシー・ケイジ


"I'll be fine. I come from tough stock"

(平気よ。タフな血筋なの)

海外の実写グロ格ゲー『モータルコンバット』シリーズの登場キャラクター。
シリーズ10作目の『モータルコンバットX(MKX)』にて初登場し、次回作の『モータルコンバット11(MK11)』にも続投した。
こっちのキャシィこっちのケイジとは無関係。

同シリーズのキャラであるジョニー・ケイジとソニア・ブレードとの間に生まれた娘であり、
『MKX』のストーリーモードの主人公を務める。
本名はカサンドラ・カールトン・ケイジ。
特殊部隊・スペシャルフォースの一員で両親譲りの格闘センスで戦う他、父親直伝の金的攻撃も使う。
母親由来の美人だが、どちらかと言うと性格は父譲りで、
登場演出ではスマホを弄っていたり試合中にガムを噛んでいたり、SNSにハマっていたりと今時の女子と言った感じ。
しかしやる時はやる性分で、父・ジョニーのサポートを受けながらも、
同期で親友のジャッキー(同シリーズのキャラクター・ジャックスの娘。無論この方とは全くの無関係)や、
ケンシの息子であるタケダにクン・ラオの従兄弟のクン・ジンと言った新世代組(通称「Kombat Kids」)の仲間達と共に、
作中の敵であるクァン・チーとシノックの操るレヴナント(幽鬼)達を打ち倒している。
終盤では地球のエネルギー「Jinsei」を吸収し怪物化したシノックとの激闘の末、緑色の光に包まれてパワーアップを果たし、シノックを撃破した。
ちなみに同作のフェイタリティの1つでは、
「相手の顎をでぶん殴って吹き飛ばし、その状態の相手と記念撮影してSNSに投稿」という現実だったら炎上どころじゃすまない事をやらかしている。
そして後述の『MK1』では親父も似たようなことをやらかした
+ 閲覧注意

前述通り『MK11』にも登場。前作の活躍の功績によって指揮官に昇格し、引き続きスペシャルフォースで活動している。
多くの仲間達を率いてレヴナントの残党であるリュウ・カンが率いる群衆と戦っていたが、
戦いの最中に母・ソニアが己の命を代償にした捨て身の行動によって殉職し、悲しみに暮れる事に。
そして、シリーズの真の黒幕・クロニカの歴史改変により、ソニアやリュウ・カンを始めとした過去の時代の戦士達が現れ、
過去の時代のソニアと互いに衝突しながらもクロニカに立ち向かっていく。
ちなみにDLCであるジョーカーの参戦と同時にジョーカーの相方であるハーレクインの姿になれる新コスチュームも実装。
キャシー自身の生意気で軽口の多いキャラクターと相まって中々似合っていると好評。

神になったリュウ・カンによって再構築された歴史が舞台の『モータルコンバット1』では、
プレイアブルキャラとしては参戦していないものの、ストーリーモードの終盤で他の新世代組共々登場。
……が、何故か敵として立ちはだかる事になり、登場して早々別次元のキタナによって他の新世代組共々無惨に殺されてしまった。
彼女達が何をしたっていうんだ……。


原作での性能

戦闘ではスペシャルフォース仕込みの格闘と銃撃を織り交ぜたスタイルで戦う。
また、一部の通常技では父のジョニーを彷彿とさせるような緑色に発光しながらの打撃も繰り出す。

初登場した『X』では至近距離のラッシュに特化しているジョニー、
手数ではジョニーに劣るものの、高速での二択を駆使したガード崩しが強みである母のソニアに対し、
キャシーは中距離からの差し込みを持ち味とするキャラ。
通常技のリーチ自体は総じて短めだが、ミドル判定で発生が速い上に非常にリーチが長く、差し込み技としては最高クラスの使い勝手を誇る「Hard Sell」、
射程はやや短いが8F発生の地上下段技でキャンセル可能という無茶苦茶な性能の「Shifting Fire」などの存在により、近接での戦闘力は相当に高い。
必殺技も拳銃を発射する隙の少ない飛び道具の「Single Shot」、対空技の「Glow Kick」、コンボの起点となる「Getaway Flip」とバランスよく揃う。
これらの技を駆使してのスピーディーな猛攻を得意とする他に、壁際に追い込んでの攻めも特筆すべきレベルで、
熟練のキャシー使いを相手にすると冗談抜きで目にも留まらないほどの速攻を仕掛けられてあっという間にラウンドを取られてしまうこともしばしば。
総じて穴の少ないハイスタンダードな性能だが、火力を伸ばすにはランキャンセルなどのテクニックを正確に駆使する必要がある上に、
速過ぎる速度が仇となって操作の難度がやや高めなので、真価を発揮するにはそれなりの労力を要する中級者向けのキャラ。
戦闘スタイルは打撃投げ・掴み投げ・空中投げが揃う近接特化の「ブロウラー」、拳銃の扱いに長けた「ハリウッド」
航空支援を受けられる「スペックオプス」の三つ。
優秀な掴み投げの他に打撃投げを当てた後の起き攻めやセットプレイな強烈なブロウラー、牽制やコンボに組み込める空中射撃が魅力のハリウッド、
扱いは難しいがホーミング性能のある支援ミサイルなどで立ち回り能力が大きく向上するスペックオプスと、使いこなせばどれも強力。

続編の『11』では格闘と銃撃に加えて戦闘支援用ドローンを操るスタイルへと変化。
ゲーム全体のスピードダウンに伴って差し合いの強さはやや衰えたが、ガード崩しとして有能で新システムのクラッシングブローに対応の「Hot Take」、
ガードされても反撃を受けにくい「Shocker」、ミドル判定でリーチの長い「Keepin' It Classy」などの強力な通常技コンボ、
牽制技の他にオフェンスゲージを使えばコンボの始動や中継にできる「Kneecappin'」と言った優秀な必殺技にも恵まれ、相変わらずの安定感と強さを持つ。
が、前作に比べるとややテクニカル寄りな性能となった事でコンボの難度が上昇したため、火力を伸ばすには練習が必須。
キャラランクは『X』から『11』に至るまで一貫して上位ランクに位置付けられている。


MUGENにおけるキャシー・ケイジ

様々なMKキャラを製作したtem(A)氏による、オリジナルの3Dモデルを用いたMUGEN1.0以降専用キャラが存在。
氏が製作した他のキャラと同様に『Mortal Kombat Project』用に作られたキャラであり、
外見は『MKX』に登場した際の別コスチュームが採用されている。

主なシステムも原作準拠のもので、原作の技の数々やフェイタリティも搭載されている。もちろん金的も完備。
また、オリジナルのアニマリティも搭載されており、
『マイリトルポニー』を思わせるユニコーンの姿になり相手を吹っ飛ばすというものだが、そんなにグロくはない。
なお、Readmeの類が付属していないため、各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。
紹介動画(公開先へのリンク有り)


"Hashtag you're dead"

(「#アンタ死んでる」、ってね)

出場大会

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最終更新:2025年07月25日 11:25