大神一郎





 年齢:20歳(第1作)→22歳(『2』)→25歳(『V』)
 生年月日:1903年1月3日
 身長:176cm
 体重:65kg
 血液型:A型
 出身地:日本・栃木県

「花見の準備をせよ!」

セガのゲーム『サクラ大戦』シリーズの主人公の一人。
第1作から第4作『4~恋せよ乙女~』までの主人公を務める。
担当声優は 陶山章央 氏。

魔物等の霊的脅威に対抗する秘密部隊「華撃団」を率い、幾度も帝都(『1』『2』『4』)・巴里(『3』)などの都市を救ってきた歴戦の隊長。
日頃は劇場のモギリ*1を務めているが雑用全般もこなし、時には舞台の演出なども行う。
『4』以降は帝国華撃団の総司令および大帝国劇場の支配人を務めている。
また、軍人としての階級もシリーズを経ていく事で、帝国海軍少尉から中尉、大尉へと昇格した。
総司令なのに大佐(基地司令レベル)でさえないのかよ。前任者の米田は元中将やぞ*2
家族は自営農家を営む両親と、姉である大河双葉、弟2人の6人家族。また5つ下の甥(双葉の子)に大河新次郎がいる。

熱血漢で真面目な性格。
帝国華撃団に入隊した初期の頃の霊力は低かったが、共すると反発し合う花組隊員の関係をうまく調整するだけでなく、
自身の霊力には周囲の人間のそれと同調して増幅するという特性が備わっていた事もあり、隊員達の『触媒』の役割をも果たしていた。
また、『4』までの通算6度(『活動写真』含む)にも及ぶ戦いを経ていった結果、
帝国華撃団でも最も霊力の高い金髪少女・アイリスことイリス・シャトーブリアンに匹敵するほどの霊力を得るに至っている
(実際、他の帝国・巴里華撃団の花組は、『4』の黒幕である大久保長安の暗躍に誰一人気付いていなかった)。
海軍士官学校を首席で卒業。賢人機関のメンバーである花小路伯爵の推薦により、20歳にして帝国華撃団・花組隊長に抜擢された。

当初は士官学校時代に自らが目指していた海軍軍人としての勤務とは大きくかけ離れた生活を送らざるを得ない日々、
どう見てもうだつの上がらない酔っ払い親父にしか見えない大帝国劇場の元支配人・米田一基の態度に戸惑いと失望を抱いていたが、
後に敵対勢力・黒之巣会の出現によって華撃団の真の姿を知ってからは改めて帝国華撃団・花組の隊長として奮闘の日々を送る事になり、
また元より男前な顔立ちかつ紳士的、ユーモアも備えながら女心を心得た隊員達のケア、そしていざという時の隊長としての確かな強さと器を備えている事から、
花組の隊員達からも絶大な信頼と好意を得ていく事になる。
プレイヤーの選択肢次第では「あ、体が勝手にシャワー室へ…」するけどな!(当然好感度ダダ下がりの毎作恒例の地雷選択肢)

霊子甲冑での戦闘時には二刀流を使いこなすが、本人も二天一流を修めた熟練の剣士である。
日本刀のみならず戦斧や素手での格闘戦も人並み以上に熟せる他、
銃撃も得意で、士官学校では剣術と共にトップの成績だった。
士官学校を出ている正規の軍人でもあるので当然ながら指揮能力にも優れており、
戦闘時には部隊の斬り込み役として前衛を務める一方、現場指揮官として花組の隊員達を守り抜いている。
『2』時点ではフランス語の読み書きは全くできなかったようだが、
その後数か月で日常会話も問題なくこなせるようになるなど、頭脳面も非常に優秀。

一部作品では、ゲームディスクの警告メッセージを担当している。
『4』での戦いを終えた後は、引退を決めた米田から神刀滅却と帝国華撃団総司令および大帝国劇場支配人の座を譲り受けた
(『2』においても重傷を負った米田から神刀滅却を預けられており、メインヒロイン・真宮寺さくらとの「二剣二刀の儀」の際にも使用した事がある)。

(以上、Wikipediaより引用・改変)

+ サクラ大戦シリーズについて
1996年からセガから発売された、太正時代(大正ではない)を舞台にした和製スチームパンク作品群。
セガサターンオリジナルタイトルとして最高のセールスを記録し、
「1997年CESA大賞グランプリ」「1997年ゲーム・オブ・ザ・イヤー準グランプリ」を受賞。多くのユーザーから強い支持を得ている。

基本的にはアドベンチャーゲーム(ADV)型の恋愛シミュレーションゲームだが、戦略シミュレーションゲーム(SLG)の側面もあり、
主に霊力で動くロボット「霊子甲冑」を操り帝都を防衛する目的で作られた組織「華撃団」の隊長となり、
組織に所属する女の子達と関係を築きながら、悪の組織から都市を防衛して行くゲームとなっている。
霊子甲冑の起動に必要な霊力を持つのは基本的に若い女性が多く、男性は極めて少数なので「華撃団」の隊員は主人公となる隊長以外は若い女性ばかり、
というギャルゲーでは割とありがちな*3設定になっている。
なお、帝国華撃団の活躍により世界中に華撃団が作られ、外国が舞台の作品も多い(が、主人公は殆ど大神君)。
そもそも霊子甲冑を発明したのはアメリカ軍(南北戦争時代の北軍)という設定である。何で黒人宗教であるブードゥー教が南軍の味方してるんだよ…

「華撃団」の本部は劇場であり、団員は平時は「歌劇団」として舞台活動をしている。
大神がモギリをしているのもその劇場である。


MUGENにおける大神一郎

ジシナ氏によるものが存在。
なお、製作者名は日本語で表記されているが、実は外国人である。
ドットはニンテンドー3DS用ソフト『PROJECT X ZONE』のものを用いている。

MVC』風の6ボタン方式にアレンジされており、チェーンコンボやエリアルレイヴ、アドバンシングガードが可能。
二天一流の剣術や銃、ハンマー、斧など、同ゲームの技が一通り搭載されている。
DLは下記の動画から

なお、氏はこの他にも、さくらやジェミニ・サンライズといった他の『サクラ大戦』登場キャラも製作している。


「俺たちは、自分が愛する大切な人たちを、
 守るために戦うんだ!」

出場大会

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*1
劇場入口で客が持っている入場券をもぎって(千切って)半券を回収する係の事。当然、半券をもがれた入場券は二度と使えない。
本来であればエリート中のエリートである海軍士官学校の卒業生、それも将来を約束されているに等しい主席となった人間が就くような仕事ではないのだが
(実際、上層部からの正式な辞令があったとはいえ大神自身も当初はこの仕事にかなりの難色を示していた。
 まぁ本来の任務(歌劇団ならぬ華撃団の前線指揮官)を説明しなかった上層部が悪いと言えるが。人格を見極める為に態となのだろうか?)、
それでも真面目に取り組み続けた結果、大神は劇場のスタッフや来場者を含めた市井の人々とも非常に良好な関係を築くに至っている。
舞台がフランスのパリに移った『3』でも大神は現地の劇場でモギリとして働く事になるが、この頃には既に自分にとっての天職だと確信している様子。

*2
似たようなネタとして『機動戦士ガンダム』では、
「強襲揚陸艦の艦長が中尉って階級低すぎだろ」というツッコミを受けたからか、リメイクする度にブライト艦長が出世する
(TV版では中尉だったのが劇場版では大尉になり、『ORIGIN』では少佐という事になった。
 なおTV版14話までは士官候補生(准尉?)、30話までは少尉だが、この時点では「艦長代理」だったので問題ない
 (料理長タムラ中尉以外の上官は全員死亡したため。階級が上だからと技術士官に艦長代理を押し付けたナタルの方が可笑しい))。
また『艦これ』の提督(プレイヤー)なら最低でも少将(准将?)であろう(戦艦の艦長である大佐より偉くないと話にならないため)。
『ガンダム』のルナツー要塞司令ワッケイン少佐も『ORIGIN』では少将に成っている。

*3
例えば「新発見の深海生物を基に開発された人工筋肉は思春期の少女の精神波に一番反応する」という設定のPCエンジン用ゲーム、
『メタルエンジェル』が発売されたのが本作より3年前。……尤も、『メタルエンジェル』のプレイヤーはコーチであって一切戦う事は無いのだが
(あと、あくまでもパワードスーツ格闘技大会であって、特に陰謀とかは無いし、色恋沙汰も無い)。

後年の作品だと『インフィニット・ストラトス』あたりが有名だろう。こちらはそれこそ主人公が世界で唯一人の男性適合者で、ハーレム物
一方で『スカイガールズ』や『ストライクウィチーズ』だと男性キャラはお呼びじゃない


最終更新:2025年09月29日 14:45
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