- DCコミック『ザ・デーモン』の主人公。本項で解説。
- ゲーム『デジタルモンスター』のキャラクター。 → デーモン(デジタルモンスター)
- ゲーム『テイルズオブ』シリーズの術。 →サモンデーモン
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日本語吹替声優 |
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千葉一伸
- 『バットマン:ブレイブ&ボールド』
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加藤亮夫
- 『ジャスティス・リーグ(DCアニメイテッド・ユニバース)』
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アメリカの
DCコミック『ザ・デーモン』に登場するヒーロー。同作品の主人公でもある。初出は1972年の『The Demon #1』。
名前や外見から一見するとヴィラン(悪役)にしか見えないが、「デーモン」はヒーローとしての名前である。
(正式には
「エトリガン・ザ・デーモン」となるようだ)。
言うなれば、「米国版
デビルマン」と言った所か。
ビジュアルはむしろ妖怪人間っぽいけど
本名
ジェイソン・ブラッド。身長193cm。体重159.7kg。修道士にして冒険家。
元々は
アーサー王配下の騎士団「
円卓の騎士」の一員であったが、
魔女
モーガン・ル・フェイの奸計にはまってキャメロットに悪魔を引き入れ、王国は滅亡。
怒ったマーリンによって、ジェイソンの魂は悪魔エトリガンの肉体に封印されてしまった。
そして、現在に至るまで、モーガンに対する復讐を続けている。
ヒーローとしては、悪魔の肉体による高い身体能力や、炎を吐くなどの魔術を使いこなす。
また予知能力、というよりは運命を読む力のようなものを持っており、日時や時間単位まで正確に過去や未来を言い当てたりする。
長く生きているためか、魔術を含むオカルト関係にも造詣が深く、
バットマンとは情報を遣り取りしていた。
性格は、元々少々傲慢な所があり、さらにはエトリガンに引きずられているためか、かなり短気で粗暴。
魂を見る事の出来る
ゴーストライダーに悪人と見なされたあたり、どうしようもない。
実際、前述の予知能力を使用して見ず知らずの人間に対し、避けえない死を宣告し
(相手しか知り得ない情報を言い当て、自分の予言の信憑性を高めた上で、である)、
さらにその人物が自分の予言通りの死を迎えたのを見て高笑いしたり、
募金を求めている神父に13ドル(
言うまでもないレベルだろうが西洋では
13は
非常に不吉な数字である)を寄付してまた高笑いしたり、
目的のためには特に葛藤することも無く罪の無い子供を殺そうとしたりと、はっきり言って普通に悪党である。
ただし、これらの面は人間であるジェイソンではなく、悪魔であるエトリガンとしての面が露出している割合が多いためであり
時折人格が人間であるジェイソンに戻った際には、これらの行動に対して罪悪感を覚えたりしている。
また、エトリガンが露出している際であっても復讐心からとはいえ悪と戦う心は本物であり、一種のダークヒーローと考えるべきである。
日本では馴染みの薄いヒーローだが、『ヒットマン』や『
ロボ』の邦訳コミックにゲスト出演した際のエピソードが収録されている。
彼に興味を持った方は一読してみてはいかがだろうか。
MUGENにおけるデーモン
Wucash氏によるものと、Marvelvsdcu氏によるものが存在したが、リンク切れやサイト消滅により正規入手不可。
どちらも肉弾戦闘に加え、炎を吐いたり
悪魔を召喚したりと多彩な技を使用する。
また、ゴーストライダーとの
特殊イントロも搭載されている他、カサイ氏によりWucash氏製エトリガンに対応した
AIが公開中。
Wucash氏による専用
ステージ「Jason Blood Apartment」も製作されている。
Wucash氏のデーモンをSwanky氏が改変した物も存在し、こちらは現在も入手可能。
氏が製作したその他のキャラと一括で公開されている。
出場大会
削除済み
最終更新:2025年03月02日 20:07