「近くに自分の大切な人がいて楽しく暮らせれば、それでいいじゃないか…」
地球の裏側(地底世界)、通称「地裏」に存在するただ一つの村クリスタルホルムに住む少年。
村一番のやんちゃ者であった彼は、長老が入る事を禁じている「開かずの扉」に入り、封印されていたパンドラの箱を開けてしまう。
中に入っていたのは喋る
ピンク色の生き物・ヨミ。 その箱を開けてしまったせいで、村の時間が止まり、村人達は凍り付いてしまう。
唯一無事だった長老は、「光と闇のパワーバランスが崩れた」と説明し、アークに責を問い、地裏にある五つの試練の塔で封印を解く事を命じる。
それは、それぞれの塔に封印されていた力を解き放ち、「地表」の世界を創造していく。それにつれ、村人達も元に戻っていった。
村人を元に戻したアークは長老から「天地創造」の命を受け、ヨミと共に今は死滅している地上世界「地表」を蘇らせる旅に出る。
アークは動植物と会話する能力を得て、彼等の力を借り、人間を封印していた敵を倒す事に成功。
しかし人間の封印を解いた後、彼は深い眠り落ちてしまう。
数年後、目覚めたアークは、「地表」の人間が復活している事を知ると同時に、動植物と会話出来なくなっている事を知る。
そして自分を保護していた村の
現人神であるクマリに自身が進むべき道を教えられ、人間社会を復興・発展させるための長い旅に出る。
    
    
        | + | ところが…(ネタバレ注意) | 
 
アークは赤子となり、道中で出会っていたエルと瓜二つの「地表」のエルに発見され、彼女の世話になっていた。
ところが、居る筈の無い「地裏」のエルが突然現れ、まだ力を持たぬ赤子であるアークをさらい殺そうとするが「地表」のエルに止められる。
 その間にアークはあらゆる生命の力を受け、過去の英雄である「地表」の自分と融合し、以前の姿に戻る。その光景に驚愕する2人のエル。
 「地裏」のエルも、自分が殺そうとした赤子が幼馴染みのアークとは知らされていなかったのだった。
 戸惑う「地裏」のエルに業を煮やしたもう1人の刺客…今迄の長い間、共に旅をしていたヨミの口から衝撃の事実が告げられる。
 全ては長老…地球の闇の意思「ダークガイア」の計画した事、ベルーガの大量虐殺もダークガイアの計画のためである事。
 全てを告げたヨミはアークを殺そうとするが、アークを想う「地裏」のエルに邪魔され、彼女はヨミを道連れに消えてしまう。
 哀しみに暮れるアークに「地表」のエルは自分の想いをアークに告げた後、過去の英雄であった「地表」のアークの武具をたくす。
 武具と共に現れた「地表」のヨミを仲間にし、アークはかつての仲間達が集い打倒ベルーガのために遠征に出た報を受ける。
 「全てが終わったら戻って来て」と言う「地表」のエルを背に、アークはシベリアの研究塔へ向かう。
 
 
かつての仲間達ロイド、フィーダ、メイリン、メイホウ、ペルルと連携しベルーガを追い詰めるも、ベルーガは飛行船に乗って逃亡。
アーク、ロイド、フィーダの3人は何とか追い付き、飛行船のコンピュータを時限爆弾で破壊する。しかし脱出装置も機能を停止してしまう。
 ベルーガは自ら開発した空飛ぶ靴で逃走しようとするが、飛行船のプロペラに巻き込まれて死亡する。
 脱出出来ないアーク達だったが、アークの仲間の渡り鳥が1羽飛んで来る。助けに来た数10羽の内辿り着いたのは1羽だけだった。
 ロイドとフィーダはアーク1人を逃がすと、墜落する飛行船と運命を共にした
 (小説版だとロイドとフィーダは生還していた事が判明している)。
 そしてアークは全ての決着を付けるべく、全ての元凶である長老(ダークガイア)を倒すために地裏世界へ帰還した。
 
 
数年ぶりに見た故郷は変わり果てていた。
村人は人の形を留めておらず、クリスタルブルー(この世界のクリスタル)の塊になっていた。
 長老は言う。「地裏は役目を終え、消えつつある」と。
 世界は常に二つの歴史を繰り返している。それは創造と破壊。長老=ダークガイア(闇)は破壊を司り、逆にライトガイア(光)は創造を司る。
 遥かなる昔、光と闇の間に起こった戦いは闇の勝利という形で決着。結果、生命や文明は滅び、大陸は海中に没した。
 その後、ダークガイアは地裏世界に小さな世界を創り、再び光の勢力が復活しない様に監視していた。
 だがいつかは再生のサイクルが訪れ、自分が逆の立場になる事を恐れたダークガイアは一計を案じる。
 それは再生のサイクルを促進しつつ中途半端に終わらせ、時計で言えば12時から再び1時というサイクルを断ち切る事。
 ダークガイアの目論見としてはアークに天地創造の役割をある程度させた後にベルーガに抹殺させ、
 ベルーガが永遠の命による停滞した「13時」とも言うべき状態をもたらす事を期待した。
 しかしベルーガは失敗し、予備策であった地裏エルと地裏ヨミもアークを葬る事は出来なかった。
 仕方無くダークガイアは直々にアークを滅ぼす事にした。
 
 
戦いの最中ダークガイアはある事に気付く。自分が戦っている相手はアークではない。
そしてアークの中に光の使者=ライトガイアが居る事に気付く。
 アークは天地創造を目的として創り出した存在。過酷な任務を乗り切れる様にかつて光の側として戦った英雄を基にしている。
 しかし南極に封じた筈のライトガイアが入り込んでいる事は想定していなかった。
 戦いはアークが勝利し、ダークガイアは封印された。
 
 
地裏世界の創造主である長老が封印された事で、地裏世界は消滅し始め、アークの肉体もまた消滅しようとしていた。
ヨミは、アークのやってきた事の正しさとヨミは一体何者なのかを明かした後、去っていった。
 独り死を迎えようとしていたアークだったが、そんな彼にライトガイアは1日だけ元通りの故郷で過ごす時間を与える。
 
 
アークが気が付くと、死んだ筈の幼馴染みのエルが居た。そればかりか、村も村人も元通りになっていた。長老を除いて…。
 
1人真実を知るアークは、何も知らない村人達(エルを除く)と挨拶を交わし、最後の眠りに就く。
 
その夢枕にエルが現れ、暗殺の件の謝罪と来世での再会を約束し消えていった。
 
その後、渡り鳥となって大空から地表世界を見渡す夢を見て、アークは消滅した…。
 
なお、ゲームブック版ではストークホルムで自身を待っていた地表のエルと再会を果たしている。
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MUGENにおけるアーク
暗黒内藤氏による、原作
ドットを用いて作られたものが存在。
原作のアクションと魔法・召喚魔法を使って戦う。
原作では数はあるものの通常攻撃の方が使い勝手が良かったため、イマイチ出番の無かった魔法であるが、
格ゲーアレンジにより実用的なものへ生まれ変わっているので安心していただきたい。
なお、召喚魔法は一部戦闘向きでは無いもの(ダンジョンからの脱出等)もあるため、戦闘用にアレンジされている。
AIは搭載されていない。
		| →→ or X + → | 前方ダッシュ | 
		| ←← or X + ← | 後方ダッシュ | 
		| A | ジャンプ | 
		| ダッシュ中にA | ダッシュジャンプ | 
		| B | ノーマルアタック | 
		| B連打 | ラッシュアタック | 
		| ダッシュ中にB | ミドルスライサー | 
		| ジャンプ中にB | スピンアタック | 
		| ダッシュジャンプ中にB | レッグスライダー | 
		| C | クロスガード | 
		| Start | 挑発 (一定時間攻撃力UP) | 
		| 接近して→ or ← + B | 投げ | 
		| 喰らい中にZ | レベルアップ (パワー1000 & PB 20消費 コンボ抜け) | 
		| 632 + Y | ファイアフレイム | (PB 1消費、使用回数9回) | 
		| 236 + Y | アイスアロー | (PB 1消費、使用回数9回) | 
		| 214 + Y | プラズマリング | (PB 1消費、使用回数9回) | 
		| 63214 + Y | アースシェイク | (PB 2消費、使用回数9回) | 
		| 41236 + Y | オーラシュート | (PB 2消費、使用回数9回) | 
		| 632632 + Y | ウェルダム | (PB 3消費、使用回数3回) | 
		| 236236 + Y | ブリザード | (PB 3消費、使用回数3回) | 
		| 214214 + Y | サンダーベルト | (PB 3消費、使用回数3回) | 
		| 6321412 + Y | エックスホール | (PB 4消費、使用回数3回) | 
		| 4123632 + Y | ラスターウォール | (PB 4消費、使用回数3回) | 
		| 478 + Y | ラー召喚 | ・ラーの力でHPを全回復させます。 | (PB 80消費、使用回数1回) | 
		| 698 + Y | キングバード召喚 | ・キングバードの力でプライムブルーを徐々に回復させます。 | (PB 15消費、使用回数1回) | 
		| 21478 + Y | クマリ召喚 | ・クマリの力で蘇生します。 | (PB 90消費、使用回数1回) | 
		| 69874 + Y | 湖龍召喚 | ・湖龍の力で試合中ダメージを半減します。 | (PB 70消費、使用回数1回) | 
		| 47896 + Y | 人魚召喚 | ・人魚の力で一時的に無敵になります。 | (PB 60消費、使用回数1回) | 
出場大会
最終更新:2023年10月23日 23:47