ジュウザ


「俺はあの雲のように 自由気ままに生きるのよ」

概要

週刊少年ジャンプに連載されていた漫画『北斗の拳』及びその派生作品に登場するキャラ。
アニメ版の声優は『未来への遺産』のホル・ホース、吹き替え版『X-MEN』のガンビットなどジュウザに負けないプレイボーイ役に定評のある安原義人氏。
北斗の拳ではありがちな事だが、漫画とアニメでカラーリングが大きく違う。原作では黒髪なのだが、アニメ版では白~銀色の髪をしている。

南斗最後の将・慈母星を守護する五つの衛星・南斗五車星に属する拳士の一人。
雲のジュウザの名前が示す通り、性格は自由気ままで飄々としている。
ヒロインのユリア、及びその兄リュウガとは異母兄弟の間柄。
かつてその関係を知らぬままユリアを愛し、真実を明かされ絶望した過去を持つ。

原作では噛ませ二人風のヒューイと炎のシュレンを突破され、拳王軍が最後の将の目前に迫る中、
ラオウを足止めするための最後の切り札として登場する。
北斗神拳の関係者とは昔から付き合いがあったようで、ラオウやトキをからかう幼い日のエピソードが描かれている。
当初は上記の過去のため、五車星の使命には無関心であり、度重なる出陣要請を無視し、気ままに女を漁る無頼の徒としての生活を送っていた。
しかし、最後の将の正体を知り、自らの命を懸けてでもラオウを止める決意を固める。

使用する拳は我流の拳。特定の型を持たず、それ故に変幻自在の拳を操る。
この作品では珍しく関節技を多用しているのが特徴。
ラオウとの初戦では足技で互角以上に打ち合い、愛馬の黒王号を奪うなどの活躍をした。
奥義は「撃壁背水掌」。身を擦り合わすほどの接近戦に持ち込み、
いったん敵に掌底で触れた後僅かな間隙を作って身を引く瞬間に打撃を見舞うというもの。
その威力は僅か数ミリの間隙さえあれば致命的な打撃を与える事ができると言われている。

その最期は壮絶であり、二回目の戦いで奥義をラオウに破られ、拳を砕かれたジュウザは、
相手に自白を強要させ、拒否した場合全身から血を噴きだして死に至る秘孔「解唖門天聴」を突かれ、将の名前を吐かされそうになる。
愛した女の幻影を見ながらもジュウザはこれを拒否、笑いながら全身から血を吹き出し死亡する。
自らの意思を貫き通したその死に様は、ラオウにも「見事だジュウザ!」と評された。
黒王にとっては二番目にその背に乗せる事を許した人物であり、真っ先に死体を埋葬しようとし、
その気持ちを汲み取ったラオウは丁重に死体を葬るよう部下に命じている。

ただし、最後の将について問われた時の拒絶の台詞、
「知れば疾風となって将の下へ走る 天を握ったきさまが最後に望むものがわが将!!」について、
熱いシーンだが、ここまで言われれば自白されなくとも流石にユリアだと気付くと突っ込まれる事も。
…もっともラオウはこの台詞だけでは自分の知り合いなのか?という推論しかできず「解唖門天聴」を突いたのだが。
最終的に、ラオウは「ジュウザがここまで執心する人間は一人しかいない」と最後の将がユリアであると気付き、
野望の成就を深く望ませる結果になってしまっている。

ちなみにユリアの恋人であり、彼にとっては恋敵とも言えるケンシロウとは、
活躍を見届けるシーンはあったものの、本編では直接会話などする事は無いままに終わっている。
『真・北斗無双』ではケンシロウがユリアに相応しいかどうか試したり、シンに敗れて行き倒れていたケンシロウを救助している。

アニメ版では尺稼ぎの都合で五車星全員の見せ場が原作よりも増えていて、
ジュウザも原作では登場しない雲の軍が登場して拳王軍を攪乱したり、
秘孔を突かれた後もなおラオウと戦い、立ったまま命を落とすなどの追加がされている。

後に一部と二部の間を描いたエピソードでは、息子のショウザが登場する。
気質は親譲りであり、ジュウザの生き方を尊敬している。
それまでの長い戦いとユリアを失った悲しみから、抜け殻のようになっていたケンシロウを見守っていたが、
X軍都の司刑隊が村を襲撃、攫われた子供を取り返すためケンシロウに変わって黒王号と共に戦う。
結果としてハリネズミのように矢に撃たれて死亡するが、その死はケンシロウに再び漢の誇りを取り戻させた。
なお、原作第2部(=アニメ『北斗の拳2』)以降で黒王号の片目(左眼)が負傷したのはこの一件があったためである事が判明。
それ以前では色々と議論や推測・考察がされており、主にラオウとの初戦時(=レイがラオウに新血愁を突かれた直後)で
ケンシロウが黒王号の顔面(丁度左側)に拳をブチ込んだ』事が遠因で遅効的な失明という意見が専ら多数であったがこれで白黒ハッキリした形となっている。

その飄々としたキャラクターやラオウとも張り合った実力、そして格好いい最期などから作品全体でも人気は非常に高く、
『彷徨の雲 北斗の拳 ジュウザ外伝』というスピンオフが与えられている。
他のスピンオフ持ちのラオウ、トキ、ジャギ、レイなどのラインナップを考えるとやはり破格である。ハート様やサウザーは勘定に入れていいのかどうか
掲載誌の休刊により全2巻と短いが、南斗五車星の成り立ちやヒューイとシュレンのミックス奥義など見所はある。
なお、同じく原哲夫氏の作品『花の慶次~雲のかなたへ』の主人公・前田慶次は、
「誰にも縛られない生き様をよしとする」「雲のような漢」「馬に認められる」などの共通点が散見され、外見もある程度似ている。
むろん前田慶次自体は実在の人物であり原作は彼を描いた歴史小説ではあるが、
キャラクター造形に関しては少なからずジュウザが基になっていると思われる。敵にションベンかけたりとか

公式パロディ漫画である『北斗の拳 イチゴ味』にも勿論登場する。
この作品でのジュウザは自由の意味を履き違えており、人に指示をされると自由を盾に拒否する天邪鬼な性格になっている。
酷い時期にはリハクがシュレンにメディスンシティに行くよう指示を出すほどだった。
このせいで一時期「星のアイン」に五車星の立場を奪われ、「雲のジュウザ(フリー)」となり、
散っていった(生きている)アインの手袋とコスチュームを継ぎ、
アスカの父親にしてアインのダディである「星雲のジュウザ」となった…が、すぐに無かった事になった。
主人公であるサウザーとは にくらしい程にいじらしい! 勧誘を受け、ラオウを共通の敵とする点もあり割と意気投合している場面が多い。
もっとも、当のサウザーには女の尻を追っかけてへらへらしていると思われ、羨ましがられている。
また、自由を求めるあまり自身の出生に関しての大人の事情に思い至り、自身が自由を求めるのは父親譲りかつ運命であると悟っている。
ちなみに異母兄弟のリュウガとの絡みは特に無く、彼は同じ五車星の風のヒューイと意気投合している。
余談だが、シンのケンシロウに対する思いに気付いている。

サミーの『ぱちんこCR北斗の拳』シリーズにおいては、バトルスペック初代の「ラオウ」「ケンシロウ」時代から当確のリハクを除く、
五車星リーチの最も信頼できるポジションで登場している。
尤も、ここでいう信頼できるというのはラオウと戦う拳王リーチへの発展への信頼度という意味でジュウザが実際に当てるパターンは稀である。
「剛掌」からは確変のラオウバトルモードでも登場。この頃は5人の敵の内の丁度真ん中の強さだった。
「5覇者」では強さランクが一つ下がり、確定以外では最も弱い(当たりやすい)ポジションに格下げ(ある意味格上げ)。
なお、五車星リーチは拳王軍リーチに差し替えられているので歴代で最も五車星の影が薄い。
フドウはVSラオウリーチが追加されているが…。最弱のガッカリーチというあんまりな仕打ち
「6拳王」ではジュウザとラオウの戦いを描いたリーチが追加されている。(一応の)信頼度の面ではトキと並ぶほどのチャンスパターン。
…だが、リーチよりも発展前予告の充実具合やリーチ中チャンスアップの有無で当たる外れるは決まるので、中途半端な予告ではまず当たらない。


MUGENにおけるジュウザ

duracelleur氏によるSNK風のドットのジュウザが公開されている。
スプライトは元々HNK氏達のチームがMUGENを使ったコンプゲー(公開停止)用に作られたもの。
システムは氏独自のKOFアレンジ仕様になっている。

アニメ版のジュウザを参考にしているらしく、カラーリングや乱舞技、敗北演出などに影響が見て取れる。
一応ボイスはあるものの残念ながらほとんど喋らない。
イントロでは黒王号や南斗最後の将も登場する。
性能はトリッキーな動きのスピードキャラであり、コマンド入力により高速移動と回り込みが行える。
相手の頭上を取って跳ぶ為不意を突いて距離を一旦稼ぐのに使える。
また必殺技の掌底は威力こそ低いものの、異常に発動が早い。
超必殺技にはご存じ「撃壁背水掌」や「ジュウザ倍襲撃」などがある。

デフォルトAIは搭載されていない。

出場大会

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