前田慶次

+ 史実における前田慶次
前田慶次(まえだ けいじ 天文12年(1533年?1541年?) - 慶長17年(1612年)?)
本名は前田 利益(まえだ とします)
名は本来の肉親である織田の重鎮・滝川一益の「益」と前田利家の「利」から貰ったものとされる。

戦国時代末期から江戸時代初期にかけての武将で、前田利家の義理の甥。
武勇に優れ、古今典籍にも通じた文武両道の将だったが、奇矯な振る舞いを好む傾奇者としても知られた。
なお利益に関する一次史料はほとんど存在しないため、歴史学などの学術的視点からの研究はあまり行われておらず、事跡に不明な点が多い。
記録に残る通称は宗兵衛、慶次郎、慶二郎、啓次郎などであるが、漫画『花の慶次』の影響で前田慶次という名前で呼ばれる事も多い。


「勝って踊って祝い酒!
  今日もハレ晴レ、喧嘩日和よ!!」

『戦国BASARA』シリーズに登場するキャラクター。『2』より主人公の一人として登場した。
実は『1』の時点でも名前だけのモブとして出ている。
京の町の遊び人集団「京都花街組」の一員で、時に前田軍や上杉軍としても登場する。
異名は「絢麗豪壮」CV担当は 森田成一 氏。

前田利家とその妻まつの甥っ子。恋と祭りと喧嘩を何よりも愛する傾奇者
利家とまつのおしどり夫婦っぷりを見て育ったため、天下統一よりもした相手を幸せにする事が何よりも大切と考え、
出会う人々に恋とは何か問いかけながら各国を渡り歩く。喧嘩好きだが殺生は嫌いなため、
全ての攻撃を峰打ちで放っており、シリーズの登場キャラで唯一、敵武将を絶対に殺さない。
そのため、どの敵武将を倒しても(織田信長でさえ)「撃破」(死亡)ではなく「撤退」「逃亡」のメッセージが表示される。
一部死亡メッセージが出る合戦もあるが、まあバグだから
倒された敵兵が「すげぇ痛いけど斬られてない(要約)」と唖然とするメッセージもある。

考え方は戦国武将というよりも現代人に近い。
『BASARA』に登場する面々の中では一番優しい人物と言っても過言ではなく、味方はもちろん敵兵士からも好かれている。
また上杉謙信から「『絢爛豪華』(二つ名の絢麗豪壮ではない)…そなたとは似て非なるもの」と言われているように、
豪放磊落な生き方の影で、過去の確執や親友の死に悩むナイーブな面を持ち合わせている。
誰だ、単に公式で地味宣告されただけだろと言った奴は?

夢吉という小さな猿を連れている。CVはかすがと同じ桑谷夏子女史。
ちなみにこの夢吉、プレイヤーからは「秀吉の小さい頃の姿」「秀吉の進化前」などと言われ、隠し子扱いされる事もある。理由の方はお察し下さい。
公式も承知しているようで、『4』では秀吉が最上義光に「夢吉君」と言われる場面も。
『BASARA』の最上義光は故意かはともかくやたら名前を間違えて呼び(例:片栗粉十郎君)、
慶次の事も「後ろ向きの後田(うしろだ)くん」と呼ぶ(逆に間違えずに呼ぶのは「政宗君」と「信長公」くらい)。

利家に対しては、よく悪戯を仕掛けて楽しんでいる。*1
まつには利家同様、頭が上がらない。利家とまつにあれこれうるさく言われるのを嫌って現在は京で一人暮らし。
その誰にでも好かれるお人よしな性格から、老若男女問わず非常に人気が高く、京の遊び人達を仲間として連れている。
徳川家康とは遊び友達で、上杉謙信は茶飲み友達。
他にも長曾我部元親や島津義弘、北条氏政とも交流があり、交友関係は非常に広い。

反面周囲の空気を読めていない事が多く、相手の神経を逆撫でする発言も。
ただし、それを察した上で発言している様子も見受けられるので、天然で空気が読めないわけではない。
むしろ相手の心情を察するのは機敏な方であり、他者を慮った台詞も数多い。
それを見るに、傾奇者のイメージに沿わせるためにわざとそうしていると見た方が自然だろう。
『宴』では元来心優しいかすがの心情を慮ってか、戦闘中に気遣う台詞もかなり多い。
また、立花宗茂が迷っている時もアドバイスをして立ち直らせたりと、むしろ空気読めすぎな感じですらある。

豊臣秀吉は元親友であり、秀吉の妻、ねねは初恋の相手。
竹中半兵衛とも友人関係にあったらしく、以前は慶次、秀吉、半兵衛の三人でよくつるんでいたが、
秀吉が天下統一のための障害になるという事で、自らの手でねねを殺した事により秀吉を憎むようになり、それ以来二人とは袂を分かつ事になってしまった。

基本的には大抵の相手に対して友好的な態度で接するが、
戦ばかりで恋の一つもしようとしない真田幸村には「戦馬鹿も大概にしなよ」、
そんな幸村を育てた武田信玄には「あんた、あいつの教育の仕方、間違ってるよ」と批判的。
また、上記の理由により豊臣秀吉には否定的な態度を取り、秀吉の親友である竹中半兵衛に対しても、
「お前は秀吉の友達なんかじゃない。友達だったら秀吉を止めた筈だ」と批判している。
思想的に対極の位置にいるためか、『3』では毛利元就に対して「俺はどういうわけか、あんたのことが大嫌いでね」と発言している。
また『2』では織田信長に対しても友好的と珍しいキャラだったが、『3』では「ここはあんたがいていい世界じゃない!」と強い否定を見せる。
流石の慶次も死者が蘇るのまでは許容できないようだ。

デザインは原哲夫氏の漫画『花の慶次』(ニコニコや2ちゃんねるでは「だがそれがいい」の台詞で有名か)が元となっていると思われる。
どことなく和月デザインの将軍様にも似てる気がするのは気のせいか?ちなみに性格もよく似てる。
『2』で彼の乗る馬は他の武将の馬と違うデザインで、モデルは上記の『花の慶次』に登場する馬、松風となっている。

通称は上述の空気を読めない性格から、「KY」をもじって「KG」と呼ばれている。
まぁ空気読む傾奇者ってのも変な話ではあるが。
余談だが、戦国武将が登場する某連載ギャグ漫画には「戦国一他人に気を使う男 前田慶次」などと言う物凄い謎設定で登場してるのもある。
実際の所『BASARA』の慶次はこれに近くなっているような…。

+ 主人公(笑)?
初登場の『2』では主人公の一人という事になっているが、同じく主人公である政宗や幸村に比べると影が薄く、
イカれた奴だらけの『BASARA』キャラの中では比較的まともな人間なので空気と化している。
さらにグッズ等でもサブキャラのデザインはあるのに主人公の慶次のデザインがないものもあり、『BASARA』における主人公(笑)のポジションである
(特にグッズが三種類で発売される際は、政宗・幸村ともう一つは毛利元就、または長曾我部元親である場合が多い)。
ちなみに、ライバルの豊臣秀吉&竹中半兵衛も、性格的にはまともな部類に入るので影は薄い。揃って哀れ也…。
ストーリーモードの初期カーソルの位置にはなっているが、それでも……。
ただし、エンディングテーマが流れる時は慶次が最初に現れ、主役のポジションをアピールしている。

続編の『英雄外伝』では、ちゃんと主役として独立した外伝ストーリーが与えられている。
…が、この話の内容自体が秀吉メインとなっており、これまた若干空気。
また、前述の通り慶次にとって秀吉は因縁の相手なのだが、秀吉にとっての宿敵は、
天下を今正に掌握しようとしている信長であり、決して慶次のライバルと言うわけではない。

そのため、『BASARA』シリーズのイケメン人気キャラで唯一共に意識し合うライバルがおらず、不遇の扱いと言っていいだろう。
しかもそれまで「大武闘会」モードの最終ステージで、他の主役2人と一緒に登場していたのだが、外伝になってハブられてしまうハメに
(初回のみ。2回目以降は最後にクリアした2人が相手になる。更に補足すると、
 『戦国BASARA』は固有のキャラが敵味方合わせて四人までしか同時に出せない。恐らくこれらの仕様のためにハブられた可能性が高い)。

その後の『バトルヒーローズ』では、OP中終始死闘を続けている政宗と幸村に対して、彼には戦闘シーンすら与えられていない。
さらに言うと、政宗と幸村には主役特典として隠し要素の第9武器、第10武器が用意されているのだが、
主役であるはずの彼には他の武将達と同じく『1』~『8』までの武器しか用意されていない。恐ろしく露骨な差別である。
アニメ版のOPでもワンカットしか出番が与えられておらず、またも政宗と幸村は死闘を演じており、年々空気化が進行してしまっている。
人気の方もいまいちパッとせず、上記の四人(政宗・幸村・元就・元親)には負けっぱなし。
仮にも主人公なのに、今まで一度もベスト5入りしてなかったりする。……不憫な。

主人公を降板してからの『BASARA3』公式サイトで行われた人気投票では、
今回プレイヤーキャラではない片倉小十郎と猿飛佐助までもが6位、8位にランクインしている中、
中間、最終共に10位という主人公を張ったキャラの順位としてはギリギリの所であり、更にベスト10の中で唯一3ケタの得票数である。
ちなみに中間では11位の天海とかなり近い得票数(6票差)であり、一歩間違えたら変態に10位を取られていた可能性もあった。

アニメでは、対信長包囲網を築くためいがみ合っていた各地の武将同士に同盟を結ぶよう勧めたりと、国事関係で機転の働く面を見せたが、
明確な戦闘シーンというと最初に政宗に敗北してから、5~6話で謙信と戦うシーンが少しあった後は最終話まで無し。
しかも最終話の相手に至ってはただの雑兵の群れである(それも攻撃一発分だけ)。
結果、登場話数は12話中たったの5話。分かっててやってないか?もちろん公式的な意味で。
ちなみに人気キャラである元就と元親はOPには登場せず、出番も1話と最終話での顔見せのみだが、
この2人が主役のDVDの特典映像(デフォルメキャラのショートアニメ)が作られており、その点では慶次より優遇されている。
が、後に慶次(前田家)、元就、元親がメインとなるオリジナル回が収録されたOVAが発売された。やったね!

そして、一期では何かと不遇だったが死んではいないので、アニメ二期にも登場できた。
「一期には登場しなかった秀吉&半兵衛が登場するので、きっと因縁浅からぬ慶次が目立つ機会も多くなるだろう、多分。
 『3』のストーリーでは因縁ガン無視で家康が秀吉を倒した事になっていたけれども、まあアニメでは既に家康死んじゃってるし……」
これが二期が放送される前までに記載された内容である。
+ アニメ二期ネタバレ
話の都合上アニメ二期の慶次は徹底的に戦闘を避けようとするのだが、それはほとんど空回りしていた。
アクションゲームのアニメ化である以上、戦闘シーンが無いと駄目なので当然の結果なのだが、
そういうアニメで戦闘しようとしない慶次はどうしても活躍できなくなるわけで……。
おまけに死んだと思った家康は成長した姿で忠勝共々豊臣軍にいた。

だが、第11話のタイトルは「覇走豊臣大本隊!本気の慶次、断腸の抜刀!!」と、彼の最大の見せ場を期待せずにはいられないもの。
そして徳川軍は秀吉が向かったのとは逆の方向である九州に進軍し、秀吉と絡む可能性は消滅。
遂に慶次が本気を出して秀吉と戦う見せ場か!?と思いきや、なんと刀を捨て豊臣軍を止めようと説得しようとした。
確かに抜刀はしたもののタイトル詐欺甚だしい内容である
(また、公式サイトのあらすじでは「信念からその刀を抜くことなく、しかし全力で戦った慶次」とあり、実際の内容と矛盾している)。
ちなみに結果はと言うと、豊臣軍の馬に車田ぶっ飛びさせられた。
一応政宗が彼のフォローをしてくれたが、これなんてナウシカナウシカと違って和解という奇跡は起こせそうになかったが
刀も踏み付けられてベキベキに折られてしまったため、最終回でも前線に出られず、秀吉は政宗一人で倒した。
というか政宗と秀吉が戦ってる間慶次はずっと寝てた。
最終的に精神世界で慶次と秀吉、半兵衛が対話をし、秀吉がねねのお守りを慶次に託して別れを告げたが、
これにより秀吉の心中を理解し、政宗が秀吉を倒す事も不本意ながら容認していた事によりしがらみはなくなったと思われる。
ただし、秀吉にこのお守りを届けたのは夢吉であり、慶次は失くしてしまったと思い込んでいた。
今期では夢吉の方が活躍しており、慶次自体は実質的に一期以上に何もしていない迷走ぶりである。
流石にこれは余りに哀れと言わざるを得ない…。
3話で利家と戦った時に慶次の見せ場は終わっていたのかも知れない…正に哀れ也……。

その後劇場版の存在が明かされたが、わざわざ家康と三成を顔見せさせている辺り『3』ベースになる可能性が高いので、劇場版での活躍も微妙だろう。
……不憫な子。
+ と、思いきや……(劇場版ネタバレ)
テレビ版の鬱憤を晴らすかのように、まさかの活躍を見せる
劇場版では、長曾我部元親と共に、家康が貫こうとする「絆の力」による太平の世に賛同。
その思いを布教すべく、全国行脚の旅に出ていた。
しかしその最中、徳川軍を陥れようとする石田軍の暗躍を知り、石田軍が待ち受けているであろう関ヶ原へと単身出発。
そして道中で、決着を付けようとする政宗と幸村の一騎打ちに彼のデビュー作・『2』のOPよろしく突如乱入を果たし、
「この天下の一大事に何やってんだ!」と一喝。
更にはこの両者を同時に相手にし、戦闘を見事力ずくで止めさせるという実力を見せ付けた。
これには流石の二人も感嘆し、素直に手を引く事となった。
彼等と共に関ヶ原へ到着して家康と合流した後は、石田軍及び毛利軍の策略によって勃発した大乱戦へと参戦。
そのまま、復活した織田信長との最終決戦にも、
小十郎や佐助といったレギュラーキャラ達が雑魚掃討に臨み、また毛利と元親もお互いの事で手一杯となる中、
幸村・政宗・家康・三成の主人公四人組と共に信長へと立ち向かうという破格の扱いを見せた。

テレビ版では何かと不遇だったからだろうか、劇場版では相当に優遇されていると言っても過言ではない。
上述した信長との最終決戦での扱いから見ても、彼は紛れも無く『戦国BASARA』の主人公である。

とにかく、最大の問題はキャラクターが総じてぶっ飛びすぎな事だが、そこは『戦国BASARA』だからしょうがない
作品を象徴するビジュアルを持ちながら他者の個性に負けている、という点で某愛の鉄拳少女アイドルと似ているが、
他に明確な主人公、それも突然主君と暑苦しく殴り合いを始めたり英語バリバリで刀6本を同時に振り回したりする、
出オチじみた主人公がいる分こちらの方が色々と辛いものがあるか。

『3』の公式サイトにおいても、真っ先に紹介されたのは主役となった家康とそのライバルとなる石田三成、
そして政宗と幸村で、他のキャラクターも続々公開されているが慶次は中々公式サイトに載らない状態が続いた。
その後しばらくして、ようやく正式に参戦決定。もちろん夢吉も一緒。よかったね!
『3』では秀吉の死後、上杉軍に仕官して謙信のもとにいる。脱ニートおめでとう。
また、恋が大事と言いつつ今までまつ以外の女性キャラクターに縁が無かったが、
今回は新キャラの雑賀孫市(何故か女性)とのイベントも存在する。
ちなみに声優交代の噂もあったらしいが、これまで同様、森田氏のままである。
+ そして……(『3』のネタばれ注意)
マルチエンドになった『3』のストーリーでは、ED数が本能寺ルートを含めて5個という屈指の多さを誇り、
ルート次第でシナリオがギャグにもシリアスにもなる上、そのイベントの濃さもあって空気キャラから脱却どころか、影の主役とも言える優遇である。
まずとあるルートにおいては、上杉軍の用事で雑賀集の元へ向かった際、孫市に一目惚れ
そのまま彼女の役に立ちたいという理由で、雑賀集に居座る事になった。
最初こそ孫市も慶次をぞんざいに扱っていたものの、次第に満更ではなくなったのか、
まつが東軍の人質に取られた際には独自に調査をして慶次を助けたり、
更にエンディングでは彼を雑賀衆に誘ったりと、最終的には互いに良い仲になっていた。
うらやましいぞ、慶次。

しかしその一方で、二周目以降にプレイできる紫ルートは、かなりのシリアスパート。
このルートでは、親友の秀吉が死亡した事が慶次の心に大きな影を落としており、
それとどう向き合っていくべきなのかを模索していた。
そして、秀吉の部下だった石田三成や大谷吉継の戦いを経た後、彼は秀吉を倒した家康に挑む。
家康が秀吉を倒した理由については「俺も同じ事を考えていた、だから分かる」と理解を示したが、
同時に「まだ自分の罪を後悔させていなかった、あいつは生きなきゃいけなかったんだ!」
「もう二度と会えない!ぶん殴る事も、謝らせる事も出来ないんだ!」と、涙を流して訴えた。
これには家康も共感し、自らの行いを慶次に詫びる。
その後、秀吉は最後まで己の意思を貫き満足して死亡したと慶次に告げ、和解する事となった。
このルートは、慶次の心からの本音を聞ける唯一のルートである事もあり、『3』でもかなり評価が高いものとなっている。

一応上杉軍所属キャラではあるのだが、ストーリーの都合上、
慶次でプレイ時、戦闘中に謙信やかすがの台詞が聞けるのは自由合戦の時のみとなっている。
ちなみに設定的には東軍所属キャラなのだが、ルートによっては東軍になったり西軍になったり、
東軍も西軍もまとめてぶっ飛ばしたり、どちらとも敵対せず慶次個人で動くルートもある。

なお、『3』での敵としての登場は、なんと上杉軍のホームステージである「川中島凍土戦」のみ。
これは、プレイヤーキャラでは「本能寺の変」のみの織田信長、と並んでぶっちぎりのワースト1位である。
まあ、謙信が傷心から自身の領地に引き篭もっているせいであり、彼のせいと言う訳でもない
(実際、謙信とかすがも、出番は「川中島凍土戦」のみ)。

とはいえ、プレイヤーとしてのシナリオの多さとのギャップは著しいと言える。
あまりに少なかったためか、『宴』では、彼が大将を務める「京都花火祭」が追加された。

『4』ではそれまでの風来坊の立場を返上し、利家から家督を引き継ぎ新生前田軍の総大将となった。
周囲からは喜びや驚き、時にお説教と様々な反応をされながらも、利家とまつに支えられ国長として明るく前田軍を引っ張っていく。
+ 『4』での慶次(ネタバレ注意)
ドラマルートでの慶次は考えた末、袂を分かった親友である秀吉との過去に決着を付けに行く。
豊臣覇城ステージにおける流れは『戦国BASARA2』の慶次ストーリー最終章と対比した構成にもなっており、慶次の精神的成長を見る事が出来る。
対話の結果は慶次にとって痛みをもたらすものとなったが、最後に秀吉から、今までには無かったある言葉が投げかけられた。

その後慶次は上杉謙信から頼まれた約束を果たしに京の都、足利義輝の元へと向かう。
ドラマルートのエンディングは友垣を大切に想う慶次らしい、新たな友との晴れやかな幕引きとなっている。

『2』~『英雄外伝』においては、他の武将とはかなり異なる性能の持ち主である。
専用アイテム「傾奇者が通る」を装備すると、挑発ボタンを押して踊ると周囲の敵がつられて踊るようになる。
踊った回数に比例してBASARA技の最後の回転数が増えるという隠し要素が有り、
挑発ボタンを押して放置しておくと、ステージ中ずっとBASARA技で攻撃し続ける事も可能(そこまでする意味はほぼ無いが)。
固有技「恋のかけひき」は他の動作をキャンセルする技で、使用するタイミング次第で連続攻撃となったり、
広範囲&高威力の豪快な一撃となったりと、様々な様々なバリエーションがある。
しかも、ステージに1度のみだが死亡さえもキャンセルする事ができ、慶次の固有技の中でも価値が高い。
他にも寝転がってBASARAゲージを回復し、その間は夢吉が戦うという慶次らしい(?)固有技もある。
パワータイプ特有の攻撃毎の隙の大きさ、パワータイプとしては微妙に一撃が軽い等の欠点を抱えている反面、
上記の「恋のかけひき」の性能の特殊な性能のおかげで中堅上位に位置している。
また、第七武器(通称「お楽しみ武器」)は巨大なおみくじとなっており、大吉が出ればほぼクリティカルヒットになるという変わった特性を持っている
(逆に凶を引くと、クリティカルヒットはほぼ出ないため火力が低下する)。

+ 『3』以降における性能 バトルコンセプト:『かけひき上手で多彩な攻撃!』
前作までのパワータイプから、今作から追加されたテクニカルタイプへと仕様が変更された。
発売当初は地味な性能で空気ぶりに拍車をかけていたが、ネタ技揃いかと思われた固有奥義群の内、
昼寝をして体力を回復させる「夢心地」の反則と呼べるほどの回復スピード、突進技の「押しの一手」の威力が注目を浴びる。
ダメージを受ければ安全地帯に逃げて一眠りすれば体力を全回復させる事も可能。
「恋のかけひき」による死亡キャンセルも健在なので、死ににくさならNo.1である。
一方、攻めさせてもリーチの長い得物による広範囲攻撃やスムーズに攻撃を繋げられる「恋のかけひき」、
威力も申し分の無い「押しの一手」などがあるので基本困る事は無い。
政宗がラッシュに長けた器用万能なら、慶次は攻守ともに何をさせても優れた器用万能といえる。
また、この「寝るが勝ち」というファイティングスタイルが彼のキャラクターを如実に表している。
ちなみに、相棒の小猿・「夢吉」は固有奥義「恋文送り」で活躍する。
慶次が夢吉におつかいを頼み、色々なアイテムを持ってくる…のだが、
慶次の有利になるおにぎりなどももちろん持ってきてくれるわけだが、爆弾などの不利になるアイテムも持ってくる。
言うまでも無く性能面はすこぶる悪いネタ技だが、可愛らしい夢吉を見たい人向けの遊び技と見れば選びたくなる…かも。

また、挑発によるバサラ技のパワーアップも健在である
(敵まで踊りだす固有アイテムは無印では削除されていたが、『宴』において専用アイテムの仕様変更により復活。
 おまけに踊る敵の種類も増え、性能もパワーアップした。)。
前述の通り、挑発を数時間続ければステージ時間中ずっと続ける事が可能なのだが…。
※常人には2倍の速度で見えています。
これそういうレースじゃねぇから!

第五武器(前作におけるお楽しみ武器)は
普段は閉じているが、ジャンプの落下中や攻撃時には開いた状態になる。
ちなみに、『英雄外伝』での浅井長政のお楽しみ武器も傘で、ギミックも全く同じ。
加えて『3』では長政が出ない事から、「使い回し」「長政(ファン)に対する嫌味」など反応は不評で、
「『2』のおみくじみたいなお遊び要素がなくなってて淋しい」「攻撃の度に傘が開いて画面が見づらい(長政の傘より大きい)」という声もある。
一応、鉄傘は前田慶次お馴染みの武器である事を付け加えておく(『花の慶次』では鉄傘を広げて鉄砲を防いだりもしていた)。

ちなみに属性は。周囲の敵を引き寄せる効果があるため、雑魚戦に便利。
残念ながら『3』では引き寄せ効果が無くなり、HIT数+3に変更されてしまったが、他の属性に比べて追加ダメージが高いという利点がある。
『4』では敵を浮かせる効果が追加された。雑魚戦では頼りになるが、武将戦では本来繋がるコンボが繋がらなくなる事がある。


戦国BASARA Xでの性能

長いリーチを持ちつつも、立ち回りが弱いといったタイプのダルシムのようなキャラクター。
恐ろしく巨大な刀「超刀」(柄の部分に鞘を取り付けると朱槍になる。BB戦士みたいなギミック)を武器とし、これを軽々と振り回したり投げたりする。
そのため攻撃のリーチは恐ろしく長く、刀で薙ぎ払う「横恋慕」は主力となる技で、相手を吹っ飛ばす事が出来るのでブーストをかけて追い討ち可能。
ダッシュは前後に飛び跳ねるバックステップのような形となっている。
ガードキャンセルの吹き飛ばし距離が短いため、全キャラ中唯一ガーキャンに即追撃が出来るのも強みか。

BASARA技(超必殺技)は巨大な竜巻を起こす「恋の嵐」、
ディズィーの「インペリアルレイ」のように巨大な地割れを起こす「一目惚れ」(援軍アシスト可能)と派手である。
どちらも派手な割に威力は少々残念なのだが、実はこれ、ロケテ当時に一目惚れがぶっぱから5割」という、
何か間違っちゃった性能だったための調整の結果である。

稼働当初から研究されてもあまり強さが変わらない事から、田舎farmerと並んで最弱かそのすぐ上かと言われていたが、
研究の結果多くの状況から持っていけるダメージ効率の高い永パ(戦国走り幅跳び)が発覚。晴れて最弱を田舎farmerに押し付ける事に成功した。
その肝心の永パだが、「牽制からでも始動でき、ダメージ補正の高いBASARAXでも即死」という、ちょっと何言ってるのか分かんないような性能を誇る。
要するに、ほぼ画面3分の1を占める様な超デカいリーチの牽制に当たったら死亡。本当何言ってるのか分からない。

しかし、レシピはキャラ限定が非常に多く、始動も1Pと2Pでちょっと違う上、技の操作性もよろしくない。
このため、本当に「どこからでも即死」には大量の慣れと知識、つまりやり込みが必要となってくる。
慶次自身「ダッシュが特殊・バックステップは無敵が短すぎる」と立ち回りが弱い上、援軍の性能もあまりよろしくないため、
見た目や性格とは違って非常にテクニカルなキャラクターとなってしまっている。

こういった事情もあり、凄まじい永パを持ちながらも、ダイヤグラム的には下位の上位~中位くらいとなっている。
しかしキャラ性能が全体的に特殊な尖り方をしているため、相手キャラとの相性も少々特殊。
特に代表的なのが本多忠勝である。
まず、慶次の妙な喰らい判定が災いし忠勝の主力コンボが入らない(途中でスカる)。
無理に攻めてもコンボが続かない上、対する慶次側は様々な状況から永パを狙う事が可能。
ファンネルを使った強力なラッシュ&ループコンボが持ち味の忠勝にはこれだけでも十分致命的だが、
さらに大きな問題として、普段は使いづらい慶次の技が、忠勝には異常に機能するという事が挙げられる。
  • 優秀な下段技を持つ慶次にはガードポイントが機能せず、逆に忠勝の攻撃は超低姿勢技の2Bで殆ど躱せてしまう
  • そもそも体が大きく動きも遅い忠勝には、大振りだが画面半分以上のリーチを持つ慶次の攻撃を躱すのは困難
等々、とにかく慶次の性能が狙ったかのように有利に働くため、忠勝側にはどうする事も出来ない。
また、秀吉やお市といった凄まじい荒らし性能を持つダイヤブレイカー二人にも、極端にではないが全体的に有利に立ち回れたり、
キャラランク二位の真田に対しても不利は不利でも極端な不利を付けられなかったりと、
下位とされるキャラでありながら、他のキャラが苦戦しやすい相手に対して対応しやすかったりする。

一方で欠点も尖っているために、そこを突かれてしまう相手には永パを極めてもなお厳しい戦いを強いられる。
代表的なのが信長と毛利である。
まず信長だが、機動力で負けている上に高性能な飛び道具である「遠雷遥」でこちらの立ち回りが強烈に制限されてしまう。
さらに最悪な事に、慟哭スル魂を付けた状態の2Cによるラッシュに対して耐性が皆無であり、
  • バクステ:無敵が短いためにやっても抜けられない
  • ガードキャンセル:姿勢の関係で当たらない、どころか相手の2Cがカウンターヒット
  • PG、JPG:全く距離が離れてくれない
…と、一発でもガードさせられただけで試合全体に暗雲が立ち込める。
しかも慶次自身の機動力が無いので、慟哭スル魂を邪魔するのが難しいというおまけ付き。
そして毛利はこのゲーム史上屈指の絶望的な相性差となっている。詳しくはダイヤグラムのページを参照。
簡単に言うと、このキャラのコンセプトでもあり最大の強みでもある長リーチの牽制が、
毛利の槍兵によって全て台無し、キャラコンセプトそのものを真っ向から否定されてしまう。
ネタで11:-1なんて言われてしまう事もある。
他にも全キャラ中最強クラスの高機動力を持つ上に技相性が悪く、木騎が来ると詰みかねない元親などにも厳しい戦いを強いられてしまう。

+ 謎の喰らい判定
彼は見た目通りやや大柄なキャラクターなのだが、喰らい判定が凄く変である。
どっかの病人オクラのようにただ小さいだけではなく、「変」なのだ。
どう見ても当たってるだろという場所でもスカったり、逆にどこに当たってるんだよと言う場所で当たったり。
ちなみに、この喰らい判定のおかげで一部のキャラクターは汎用コンボを上手く機能させられなくなっているため、
割と大きな利点となっている。

参考動画

まつ「前田利家が妻、まつ、参上いたしました。」
利家「いいぞまつ!さすが前田家の嫁だ!!」

援軍は「豪放磊落」(『1』のみ「槍の又左」)前田利家(CV 坪井智浩)と「賢才瞬麗」まつ(CV 甲斐田裕子)の二人。

  • 前田利家
前田家当主にして、前田軍総大将。人が良く、素直で純粋な青年。慶次からは「利(トシ)」と呼ばれている。
天然で三枚目な存在だが、心情を見抜いたり鋭い指摘をしたりと人を見る目は鋭い。
妻のまつを溺愛しており、彼女の作る飯が大好物。大食いでいつもお腹を空かせている腹ペコキャラ。
屋敷内では一丁で過ごしており、戦場でもイラストの通りほぼ素っ裸で走り回っているため、
敵や味方から「服を着てくれ」と心配されている。人好きのする性格のため、部下からは「殿」と呼ばれ慕われている。
「槍の叉左」の通り名通り槍を豪快に振るって戦うが、瓢箪の酒を使って口から火を吐いたり鷹を呼び出して攻撃させたりもする。
『3宴』からはジャストタイミング入力で技の威力がパワーアップする仕様となっている。
  • まつ
しっかり者の良妻賢母。利家の事を幼名の「犬千代様」と呼ぶ。慶次からは「まつ姉ちゃん」と呼ばれている。
『1』~『2』のストーリーモードOPでの戦装束に着替えるシーンはセーラームーンを彷彿とさせる。
料理上手で口調も丁寧であり、一見おっとりした女性に見えるが、武家の妻の自覚を持って戦う凛々しさ、
野生児そのものの利家を引っ張るかかあ天下ぶり、自由奔放な慶次が頭が上がらないほどの厳しさなど、強気な部分も目立つ。
利家との夫婦仲は所謂バカップル。その熱々ぶりは親しい間柄の家康はおろか、他勢力のキャラも呆れるほどである。
薙刀(1では小刀)を扱う他、下記の動物達を呼び出しての攻撃が強力。
神速の居合で周囲を凍結させるけんしんさまとコンパチの『1』仕様、狼の四郎丸が周囲を超高速で斬り裂く『2~宴』仕様、
動物達が全員集合してフルボッコにする『4皇』仕様と、バサラ技が都合3種類ある唯一のキャラ。

『3』で夫婦揃って初めてNPCに降格されてからは、次作『宴』で復帰したと思ったらさらに次作の『4』でまたNPC、次の『皇』で復帰と、
プレイヤーとして使用できる作品と出来ない作品が飛び飛びになっている。

普段はまつが戦い、モグラの三郎丸を地面から呼んで攻撃。レベルが上がると最高三匹まで数が増えていく。
援軍アシストの時には鷹の太郎丸、猪の次郎丸を呼んで攻撃。
援軍レベルが100の時には援軍アシストで利家も参加し、最後の一撃に熊の五郎丸が現れる。
ただし援軍レベルの上昇が遅い事、また対空援軍が空中ガード可能な上、
判定の高さ的に宇宙旅行に連れて行かれたら助けてくれない等、やや性能が低いのが難点か。

まつ「前田の本分とは、一に家、二に武芸、三に犬千代様!」
利家「前田の本分とは、一にまつ!二にまつ!三にまつ!」
まつ「犬千代様、ごっちゃになっておりますれば。」
利家「(´・ω・`)」

↑『3』のムービーで利家が本当にこんな顔をする。
ある意味必見の可愛さ。


MUGENにおける前田慶次

現在4体の慶次と2台ののりものが公開されている。

+ アフロン氏製作
  • アフロン氏製作
現在は公開停止。
完成度50%のβ版であり、援軍システムを始め実装されていない要素も多いが、技は全て搭載されている。
一撃BASARA技の発動条件・仕様は原作と異なり、ゲージが5本分溜まると発動準備が出来るようになる。
発動するとゲージがゼロとなりそのラウンド中は溜まらなくなるが、次のラウンドには元に戻り、一撃技も再び発動出来るようになる
(原作とは異なるので注意)。

青色⑨号氏によって外部AIが製作されている。
ゲージがMAXになると即オーモーイーガーを狙ってくるため、注意が必要。
また、遠距離からひたすら鞘を投げまくる事があるため、「鞘の錬金術師」と呼ばれる事がある。
キャラ本体は公開停止中だが、このAIの動きが面白いためか、その後も動画で見かける機会は多い。

+ rei氏製作
  • rei氏製作
上記アフロン氏製慶次の改変版で、援軍等のシステム追加し、仕様をより原作に近付けたもの。
AIもデフォルトで搭載されているため、今後更なる活躍が期待できる。
なお、このAIはrei氏恒例の対人用なのだが、油断してかかると容赦なく上記の「戦国走り幅跳び」を決めてくる。
人操作でも可能だからというのと、「永久しないと全キャラ一コンボダメージが低いので永久して一人前」だかららしい(ReadMeより抜粋)。
戦国陸上だからしょうがない。ただし、相手のサイズによっては上手く決まらない事が多い。
まあ元ゲーでもキャラ限コンボだらけなので致し方なし。
rei氏慶次の走り幅跳び(第三試合)

+ 生姜氏製作
  • 生姜氏製作
アフロン氏の慶次をベースに、援軍等の原作システムを追加した他、
「オリジナル技追加、ダメージ補正が緩い、援軍Lvの上昇が速い」等のアレンジが加えられている。
AIは未搭載の模様。

+ 月砂氏製作
  • 月砂氏製作
生姜氏の慶次をベースに「永久とかバグのないBASARAXで強キャラな慶次」をコンセプトにアレンジされている。
援軍は削除されているものの、「駆け引きキャンセル」などのシステムや新技が追加されている。
デフォで11段階に調整出来るAIが入っておりなかなかの強さ。
また、黒・金カラーも搭載されており金カラーでは
ゲージMAX 体力微回復 一撃出し放題 ステップ速度、空中ダッシュ速度2倍
一撃突進速度20倍 横恋慕が常に最大溜め(強制ガークラ)と容赦の無い性能となる。

2014年3月の更新により戦極ドライブ・戦刻ブーストなどのアクションBASARA版システムが搭載された。
更にカウンターを取る、一部技を当てるなどの特定行動で独自の桜ゲージが溜まるようになり、
攻撃の特定タイミングに桜ゲージを消費する事で、駆け引きキャンセルをフォースロマンキャンセルの如く使えるようになった。
この他、技性能も大幅に変更されており、金・黒カラー性能なども削除され、以前とはほぼ別物となっているので注意
(実質の金カラー相当の強化モードである婆娑羅モードはある)。
デフォルトAIは削除されたが、Eiton氏のAIが公開されている。

+ ひょっとこ斎氏製作 戦国御輿
  • ひょっとこ斎氏製作 戦国御輿
一撃BASARA技の際に、どこからともなく現れる御輿がMUGENキャラとして登場。
所謂のりものキャラであり、公開当初は御輿単独だったが、後に慶次もドライバーの一人として搭乗した。
他のドライバーはジョニートキ。更新によりレンも加わった。
ドライバー、バイトビームのやられ役と、慶次的には一人三役で何気においしいポジションかも・・・?

+ TUGUNAI勢氏製作 魔法のじゅうたん
  • TUGUNAI勢氏製作 魔法のじゅうたん
勝利演出の一つで前田夫妻と一緒に座るござは、実は空飛ぶ絨毯だった…!?
のりものキャラその二。こちらはお覇王系の絶対許早苗をベースにして製作された。
絨毯に座りながら「俺はまだ立ってるぜ」などとのたまう光景は中々にシュール。

+ 大会ネタバレ
  • 長いリーチで相手を牽制し、刺されば即座に一撃技へ繋ぐ
  • 一撃技の高い突進力を活かし、単発で差し込む
という単純だが強力なスタイルを貫き、怒涛の快進撃を見せる。
最終戦績は10勝2敗。
惜しくも優勝は逃したが、二桁勝利を挙げたのは慶次ただ一人であり、ぶっちぎりの最多勝である。
その戦いぶりから「問題児」「黄金の処刑人」などと呼ばれ、大会を代表するキャラの一人となった。


「命短し、人よ恋せよ
  恋も喧嘩も、心が通う瞬間っていいよなぁ…」


出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止
凍結
【戦国御輿】
【魔法のじゅうたん】

出演ストーリー

+ 一覧


*1
伝えられている史実では、 利家を「悪戯はやめる」と自宅に呼び出し、
訪れた利家に風呂を勧め、水風呂であるにも拘らず「丁度良い湯加減だ」と嘘を吐いて入れさせた。
温和な利家も激怒し慶次を追おうとしたが、慶次は逃走用の馬を用意して利家の着替えも隠し、万全の状態で逃走した。
このエピソードは『2』の利家ストーリーOPでも再現されているが、利家は一見普通に湯気が立っている湯船に触れた瞬間、全身が凍結してその場に転がった。
水風呂ってレベルじゃねーぞ!
ちなみに、上記のエピソードは現在では創作の可能性が極めて高いと言われている。


最終更新:2022年04月29日 22:58