パパイア


「おろかものどもめ!

 とどめの天罰をくれてやるぞ!!!」

漫画『コロッケ!』原作の格闘ゲーム『コロッケ!2 闇のバンクとバン女王』に登場するシシカバブーの幹部であり、ブルータワーの門番も務める。
筋骨隆々の肉体に頭から膝上までを覆う青色の布、そして何よりが特徴。
本人曰く大天使らしい。お前のような天使がいるか
…というかどう見ても 青いサービスマン である。
担当声優は同作でラスボスを務めるシシカバブーとの兼任の他、
次作『3』のサーロインや『ストV』のバーディー、『北斗が如く』でのジャギも演じた 宇垣秀成 氏。

筋肉を活かしたパワーファイトに留まらず、
シシカバ兵を幽霊から生み出し、ウスター、プリンプリン、キャベツを洗脳するなど戦力調達はお手の物。
ワープ能力も持っているなどユーモラスな見た目によらず多彩。
ちなみに、原作の外伝話にも同名のキャラが登場するが、こちらはウスターと同じ猫人間で、特にバンカーと想われる描写は無い。


原作での活躍

ストーリーモードでの初登場はシシカバ兵を生み出すシーンから。
バンカー達から奪った禁貨の様子を見に来ていたパパイアはプリンプリンとアンチョビに見付かり、戦闘を開始。
敗北したところで禁貨を奪われてはならぬと禁貨ごとワープして逃走。そのままブルータワーに帰る。

その後ブルータワーにて乗り込んできたプリンプリン、クシカツ、T-ボーン、ポーと戦闘。
戦闘前にT-ボーンにスルーされてシシカバブーの下に行かれそうになったり急に女性口調になったり
ポーに対して無礼をメモするなど天然と変人と常識人の入り混じったカオスな会話と化した。

+ 裏シナリオネタバレ注意
特定の条件を満たすことで分岐する裏シナリオでは、正体が バン女王の分身体 であることが判明。悪役といえ可愛いバン女王の化身がこんなのって…
表ストーリーのラスボスであるシシカバブーに代わり真のラスボスを担当する。
…のだが、その時のカラーリングが白に変化しており、その姿は…どう見ても完全に サービスマン です、本当にありがとうございました。
バン王が神なのでバン女王も神の可能性があり、その場合は天使どころか神の片割れということになる
(ただし、バン女王は自分の都合の良い願いしか叶えない邪神の部類である)。
シシカバ兵を作ったり洗脳するということもバン女王の片割れと考えると納得できる能力である。

バン女王の狙いは人間界に永遠に存在することだが自分で自分の願いを叶えることはできないため、パパイアを遣わして代行者を探していた
シシカバブーの幹部という立場もあくまで目的遂行の過程に過ぎず、逆にシシカバブーを利用している。
パパイア自身もバン女王と再び合体するためなら行動を惜しまない。

終盤で敗北したシシカバブーを「お前に忠誠を誓った覚えはない」の一喝と共に抹殺し、
真の色に姿を変えてコロッケ達と最後の決戦に臨む。

最終的にコロッケに敗北し、バン女王の野望は食い止められることになる。
しかしパパイアが死ぬとパパイアの手で蘇った人物達は消滅することになり、パパイアは死に際にその事実を笑いながら吐き捨て、完全に消滅。
バジル、シシカバ兵、さらにはシシカバブーに処理されたため描写されなかったテキーラまでもが道連れで消えていった。


原作での性能

ボス勢の中ではそこまで強い部類ではない。というか人操作でも強いとは感じられない強さ。
そんな彼の強みはCPU操作。的確にダッシュ攻撃を入れられたり空中強攻撃のフライングプレスがうざく、
迂闊に攻撃すると反撃され、攻撃しに向かうとフライングプレスで調子を狂わせる。

裏シナリオではシシカバブーからの連戦でキャラを変更することができないが、
シシカバブーはともかくパパイアは変色したとはいえブルータワーの時とそこまで変わらないので
自分の得意なキャラで攻略情報のあるパパイアと再戦と考えるといかに裏ラスボスといえど
そこまで強いと思わず中ボス時と同様の感覚で倒すことができるだろう。

必殺技「シークレットガーデン」は性能が高めだが、本当にヤバいのは技の演出。
具体的には 相手を自分の服の中に入れ飛び上がってダメージを与える というもの。
どこから見てもアレに首を突っ込ませているとしか思えず、女性陣なら絶叫モノだろう。
発動カットイン時は「特別にサービスしてやる~!!」と発しており、
この技の存在が パパイアがサービスマンと呼ばれる最大の原因 である。
さらに、ブルータワーでパパイアと戦うのがよりにもよって『2』唯一の 女性キャラ であるポーなので、色々と酷いことになってしまう。


MUGENにおけるパパイア

KuR氏によるパパイアが存在する。
原作には無いアレンジカラーや裏ストーリーで見せたカラーが用意されている。
AIはデフォルトで搭載されている他、カオス同盟氏による外部AIも公開されている。

出場大会



最終更新:2020年12月06日 14:50
添付ファイル