「笑わせるな!それがお前の実力か?」
原作での活躍
シシカバブーに忠誠を誓う忍者バンカー。
自分より強いバンカーはシシカバブーしかいないと豪語し、シシカバブーの野望を叶えるために名も無き雪山に大量の金貨が隠されている噂を流布し、
それに釣られて集まって来たバンカーから金貨を奪っている。
シシカバ兵を倒して雪山を目指す道中のコロッケとウスターの前に立ちはだかり、退屈しのぎとしてコロッケにバンカーバトルを仕掛ける。
この時の性能は後述するが、初見ではまず勝てない。
と言っても強制負けイベントではないため、頑張ろうと思えばコロッケ一人でも勝てる(分かりやすく言えば
初見殺し)。
*1
コロッケを圧倒して瀕死に追い込むとメンチとウスターを拉致し、
パパイアにウスターを引き渡してプリンプリンやキャベツ同様に洗脳をかけた。
その後、シシカバ兵、ウスター、プリンプリン、キャベツを引き連れて北の雪原に移動するが、
ウスター、プリンプリンの洗脳を解き、クシカツを仲間に加えたコロッケ達に追い付かれる。
当初はメンチを返すよう要求するコロッケを相手にしなかったが、激昂したコロッケのハンバーガーを受けて、
以前よりも数倍パワーアップしたことを悟り、本気で戦うことを決意。コロッケに名前を尋ね、再びバンカーバトルとなる。
バトルの末に敗れるとメンチを奪還され、ウスター達にバンクを返すよう問い詰められるが、
一連の騒ぎは自分一人で引き起こされたものではないこと、集めた金貨は闇のバンクに捧げられることを明かし、
コロッケにリベンジを約束して木の葉隠れの応用によってその場を去った。
フォンドヴォーによって破壊された闇のバンクのカケラを手に入れるために再びコロッケ達のいる島に戻り、
名も無き雪山の山頂でパパイアや
テキーラと待ち合わせをしていた所をコロッケ・フォンドヴォー達と鉢合わせ、
闇のバンクが破壊されシシカバブーに傷を負わせた借りをここで返すと襲い掛かり、戦いの末に敗れるとウスター達に敗北したテキーラと合流。
再びリベンジを誓い、巨鳥のピータンに乗って絶海の孤島へと戻った。
シシカバブーの計画を阻止するために絶海の孤島へ降り立ち、タワー屋上を目指すコロッケ、
リゾット、キャベツをイエロータワーの番人として立ちはだかる
(余談だが、この戦いに先立ってリゾットが四獣士の
タンタンメンに敗北すると、
金貨を奪いカラスミ復活のためにシシカバブーの元を目指すタンタンメン、モッツァレラ、ピロシキをコロッケ達到来前に血祭りに上げている)。
己の力の全てを懸けてコロッケ達に戦いを挑むものの敗れ、満身創痍となって戦える状態でなくなってもなおコロッケ達の通過を命に代えて阻止しようとしたが、
コロッケに摑まれて死んだら悲しむ人がいるはずであること、
バンカーとして友達の為に戦うことはあるが無意味な殺し合いは絶対にしないことを懇々と諭され、通過を認めた。
屋上へ出た所でシシカバブーに叩きのめされるだけだと告げたが、
コロッケは「一人だったらやられるかもしれないが仲間と一緒に戦えば絶対に負けない」と返し、バジルに別れを告げて屋上へ向かった。
最後までコロッケの言葉を素直に信じることが出来なかったが、「死ぬなよ、コロッケ」とその無事を祈った。
1周目でのバジルの出番はこれが最後であり、以後は登場しなくなる。
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裏シナリオ(ネタバレ注意) |
2周目でも上述の通り、コロッケを倒してメンチとウスターを連れ去る所から始まるが、
北の雪原にクシカツを連れていくことが条件で裏シナリオ分岐のフラグが成立すると共にバジルに関する情報が明らかになる。 *2
クシカツによれば、バジルは既に滅んだとされる忍者集団「 鬼の一族」の最後の一人であり、通常の 忍者よりも身体能力が高い。
そして、2周目以降で仲間に加えることができるタロを名もなき雪山に連れてくることにより、裏シナリオへ分岐する条件が成立。
記憶を断片的に思い出したバジルは、テキーラを置いて一人シシカバブーの所に戻る。
そこで自分が既に故人であること、パパイアの能力によって現世に蘇ったこと、
さらに一族を滅ぼしたのがシシカバブーだということを知り、シシカバブーに反旗を翻す
(正確には暴走したバジル自身の力によって滅んだらしいが、詳細は不明)。
その後、イエロータワーに着いたコロッケ一行は倒れているバジルを発見。
バジルは自分を救ったコロッケ達の仲間になり、共にシシカバブーの下に向かう。
なお、この時のメンツがコロッケ(主人公で扱いやすい)、リゾット(基本性能が高い初心者向きのキャラ)、
キャベツ( 永久持ち)、タロ(原作の時点で最初に願いを叶えた、バーグに並ぶ伝説の元バンカー)の4人に加えて、
バジル(中ボス性能を持つキャラ)と、とんでもないメンツでイエロータワーを上ることに。
他のタワーのメンバーに振り分けて欲しいものである
(特にポー、プリンプリン、 T-ボーン、クシカツと基本性能に難があるキャラが多いブルータワーは鬼門)。
なお、表シナリオでバジルがいた所には タンタンメンが待ち構えており、禁貨を奪う一歩手前だったらしい。
バジル一人に四天王三人がかりで勝てなかったのにラスボスであるシシカバブーに勝てるとは思えないけど。
この時、リゾットが戦闘メンバーにいた場合はタンタンメンと一騎打ちになるので注意。
そしてシシカバブーと対決し、勝利したと同時に裏ボスである サービスマンパパイアが本性を現し、連戦になる。
最後はパパイアを打ち倒し、バン女王の野望を阻止することに成功した。
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…しかし |
しかし裏エンディングでは、パパイアが死ぬと今まで彼が召喚してきた過去の亡霊がこの世に存在することが難しくなることも明らかになる。
パパイアは死に際に笑いながらバジルにそう告げるが、バジル自身は既にその事実を知り、かつ覚悟もしていたために動じなかった。
最期は一人消えゆく所をコロッケに看取られつつ、彼からは「お前が消えても俺達はずっと友達だからな」という言葉を贈られ、
「…ああ!もちろんだ!!」と言い遺し、静かに消滅していった。
コロッケはウスター達に「バジルは修行の旅に出た」と嘘をつき、バジルが消えたことを隠して『2』のストーリーは幕を下ろすこととなる。
……コロッケの願いは死んだ父を生き返らせるというものであるため、
死者の側から復活を拒否された場面は、彼としては複雑な気持ちだったに違いない。
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原作での性能
初戦時はレベル1のコロッケ一人で高レベルのバジルと対戦することになる
(HPから判断するとレベル2なのだが、このゲームは最高10レベルであり、1と2では攻撃力に倍近い差がある)。
このゲームには4すくみの属性が設定できるが、コロッケのデフォルト属性「熱」に強い「冷」が設定されているのも厄介な点。
ダッシュが素早い上、タイミングの違うダッシュ技を2種類持つためガードのタイミングを揺さぶられて押し込まれやすい。
特に槍で突くダッシュ技の「疾駆槍激」はBボタン連打での連携をガードしきった隙に
反確として差し込めるほど早く、ダウンも奪えるため展開を有利にしやすい。
さらにこの時点では
ゲージ技の「飛竜駆け」で8割削られるため、大体この技でごっそり体力を持っていかれてから
通常攻撃で止めを刺される。
そのため、速い突進技である飛竜駆けをどうにかしないといけないのだが、
コロッケには
飛び道具が無く近接戦闘しかできないため、全力で回避しなければならない。
とはいえ、ガード不能なわけでもなく反確もそれなりにあり、そもそも勝てなくてもいい勝負なので勝つのはおまけ程度でいいだろう。
2回目以降は明らかに弱体化しており、勝つのは容易である。
飛竜駆けも避けにくいのは変わりないが、威力自体は低くなった(相対的に防御力が上がっている)ため、そこまで脅威ではない。
裏シナリオで仲間にした場合、Bボタン連打で出せるコンボのB2~B3の繋ぎの部分に不利フレームがあるため、
ボス戦などは運が悪いとガードされるか、攻撃の早い敵からは反撃をもらってしまったりと、通常攻撃がやや使いづらい。
とはいえ中ボス性能だけあって基本性能は高いため、上述の疾駆槍激をメインに揺さぶるとよい。
HP20%以下で出せる
超必殺技の「九頭竜刈り」はジャンプして下方向に連続で突きを放つ。
威力こそ高いがガードされやすいので使わない方が無難だろう。
MUGENにおけるバジル
KuR氏が製作したバジルが存在。
原作の「TPゲージ」を再現しており、通常のゲージは使用しない。
このため
ゲジマユなどの恩恵は受けられないので注意。
1Pと2P以降では仕様が異なり、
1Pは
原作再現なのに対し、2P以降は格ゲーを意識したアレンジ仕様となっている。
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詳細な仕様の違い |
- 1Pの仕様
- ダッシュを好きな時に中断することができず、一定の距離を進む。
- 相手のゲージが0の場合こちらの攻撃が全てガード不能になる。また、こちらの攻撃を空中、しゃがみ状態でガードすることができない。
- 攻撃で削りが発生しない代わりに相手のゲージを削る。
- 相手の攻撃をガードした場合TGが一定量減る。ガード削りを受けない。
- 自身のTGが0の場合、もしくは空中にいる場合ガードができない。しゃがめないので当然しゃがみガードもできない。
- 自身が落下、吹っ飛び状態の場合無敵状態になる。
- 相手が落下、吹っ飛び状態の場合攻撃が当たらない。
- 勝利演出固定。
- 2P以降の仕様
- ダッシュで好きな距離を移動できる。
- 自身のゲージが0の時でも空中しゃがみどちらもガードでき、相手もゲージが0の時でもガードできる。
- 攻撃で削りが発生するが相手のゲージは削らない。ガードしてもTG減らない。ガード削りも受ける。
- 自身が落下や吹っ飛び状態でも無敵にならず、相手が落下や吹っ飛び状態でも拾える。
- 技の仕様や性能が異なる。
- 勝利演出に辛勝Verがある
※りどみより引用。
この他、2Pでは原作に存在しない投げ技が追加されている。
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デフォルトで簡易
AIが搭載されている他、カオス同盟氏による外部AIも存在する。
ランクは並~凶上位とのこと。
出場大会
*1
なお、クリアデータをセーブしたファイルをロードして再び初めからプレイする場合、
コロッケが負けた所からスタートする仕様となっており、最初のバジルを倒すには改めて新規データでプレイするしかない。
*2
ちなみに、クシカツは原作においては第1部「バンカ―サバイバル編」で対戦相手として登場して以降、
原作本編ではその後再登場することが無かった所謂
「チョイ役」であり、
普通に考えたらクシカツよりもウスターやプリンプリンなど、コロッケと付き合いの長いメンバーを戦列に加えがちなので、
攻略本や攻略サイト無しだと結構分かりにくい。どうしても先入観が働く場合が多いだろうし。
最終更新:2024年06月01日 23:04