「あれはネイティブアルターなどではない。
君も見た向こう側の世界、その領域の結晶体だ」
アニメ『スクライド』に登場する自立稼働型アルター。
CVは同作のヒロインの一人、桐生水守を演じた
永島由子
女史の音声を機械加工したものが用いられている。
「向こう側の世界」から出現した謎のアルターにして、6年前に
劉鳳の母を殺害した「右腕が黒、左手が白で、稲妻を纏ったアルター」そのもの。
外見は『
ジョジョの奇妙な冒険』の
スタープラチナに酷似している。
電撃や真空弾を操り、第一形態の
カズマを易々と叩きのめす事が出来るパワーを持つ。
その正体は「向こう側の世界」で自然に生成された再構成物質の集合体であり、特定のアルター使いは存在しない。
理由は不明だが強力なアルター潜在能力者を求める性質を持ち、6年前の惨劇も劉鳳と接触するために起こってしまった事故であった。
劉鳳がアルター能力に目覚め、アルター使いへの憎悪を募らせる原因となったアルターであり、
本編でもカズマと劉鳳の二回目の決闘に割り込んで再々隆起現象の切っ掛けを作ったり、カズマとの戦闘により彼を第二形態に進化させたりと、
要所要所で現れるキーパーソンとしての役割を果たした。
その後、向こう側に侵入して来た
無常矜侍に吸収されて傀儡化し、劉鳳の前に立ちはだかる。
一度は命を奪うものの、ヒロイン・シェリスの自らを犠牲にしたアルター能力行使により劉鳳は復活。
再戦時は最終形態の劉鳳と激戦の末に切り刻まれて敗北する。
多くの関係者の命を奪った仇ではあるが、その最期に劉鳳は、
「奴もまた、さまよっていた。これでいい。これでいいと、俺は思う・・・。」と気持ちに寄り添う姿を見せた。
本来のラスボスである無常が小物かつ、ほぼカズマとのタイマン勝負であった事から、劉鳳サイドにおけるラスボスという印象が強い。
漫画版では登場しないが、マーティン・ジグマールのアルター「ギャラン=ドゥ」のモデルとなっている。
MUGENにおけるアルター結晶体
low氏によって製作されたものが存在していたが、現在は入手不可。
WinMUGEN専用となっているが、
MUGEN1.0以降でも動かす事は可能。
雷光や真空弾の他、『
KOF』の
オロチを彷彿とさせる
全画面攻撃を行ったりと、ボスキャラと呼べる性能に仕上がっている。
その分少々特殊な仕様になっており、パワーが常時減少するようになっており、数値や扉カウントとの関連よってライフが減少したり回復したりする。
また、相手のパワーによって基礎攻撃力も変動する。
扉カウントはバーストにより+1加算され、必殺技の攻撃量が変動する他、最大値で特殊技が発動可能になる。
カラー差があり、2Pでは常時パワーが最大になり、攻撃中は無敵になったりと大幅に性能が強化されている。
AIもデフォルトで搭載されている。ランクは1Pで強、2Pで狂下位。
出場大会
最終更新:2022年07月07日 01:30