マーヴルコミックス、特に『X-MEN』関係に登場するヒーロー。初出は1995年の『X-Man #1』。
コードネームは
「X-MAN」で、これは「X-MENの一員」という通常の用語とは違い「
謎の人物」とされていた事によるもの。
身長175cm。体重78kg。
プロフェッサーXがX-MENを結成する前に殺されてしまい、
アポカリプスに征服されてしまったパラレルワールド「エイジ・オブ・アポカリプス」の出身で、
その世界の
サイクロップスと
ジーン・グレイの遺伝子から生まれた。つまりAOA世界の
ケーブルに相当する人物である。
名前は本来ネイト・サマーズだが、後にケーブルとの区別のため母方の姓である「グレイ」を名乗るようになっている。
ケーブルの体を蝕むテクノオーガニックウィルスに冒されていないため、いつもの世界では見る事ができない
フルパワーのケーブルと同等の潜在能力を持つ、
非常に強力なミュータント。当初は
フェニックス・フォースに匹敵するなんて設定もあったんだとか。
一人のミュータント個人が
コズミックビーイングに匹敵するってそんな無茶な。
しかし若く戦闘経験に乏しいため、ベテラン戦士であるケーブルと比較すると実戦能力という点では引けを取ってしまう。
AOA世界では養父であった
フォージをアポカリプス軍に殺され、その仇討ちとして戦いに向かい、
エグゼビア亡き後X-MENを組織してアポカリプスと戦っていた
マグニートーと合流して共同戦線を張る。
しかし乱戦の中で偶然手にしたエムクラン・クリスタルの力で崩壊寸前のAOA世界から離脱し、マーヴルのメインストリーム世界EARTH-616に転移してしまう
(その後、マグニートーはアポカリプスを倒して滅び去る世界と運命を共にした……
が……ろくでもない続編が作られてしまって……)。
ネイトにとっては「自分が生まれた世界とは違う異郷」でありながら「自分の世界よりも正しい世界」であるEARTH-616では、
中々気軽に人付き合いを広げる事はできず、かといって素直にX-MENに合流する事もままならず、放浪の旅を続けていく事になる。
そうこうしている内に
オンスロート事件が勃発。
ネイトは強大な力を持っているがためにオンスロートに囚われてしまい、
同様に囚われたプロフェッサーXやフランクリン・リチャーズ(
Mr.ファンタスティックの息子)共々、その力を利用されてしまう。
当初オンスロートはマグニートーと同様に「人類を滅ぼしてミュータントが世界を支配する」事を目的としていたが、
ネイトの「実際にミュータントが世界を支配した場合の世界」の記憶を見て、それが最終的に破滅をもたらすものでしか無かった事を知って激怒。
「ミュータントも人類も、どちらも生存するに値しない」と結論付け、
全てを破壊しようとX-MEN、さらにはマーヴルヒーロー全軍を相手に最終決戦を繰り広げる。
プロフェッサーXは戦いの途中で助け出されて最後の総攻撃にも参加しているが、
ネイトは最後まで囚われたまま、ぱっとしない扱いで一大
クロスオーバーを終える事になってしまった。
この大勝負に参加できなかったというのはネイトの扱いの酷さの象徴のような気がする
後に『ダークレイン』で復活し、ノーマンを
グリーンゴブリンから解き放つ。
また、『アベンジャーズ VS X-MEN』ではニューミュータンツの一員としてサイクロップスに加勢した。
MUGENにおけるネイト・グレイ
2種類のネイトが存在する。
90年代に華々しく登場して人気を博したキャラであるだけに、MUGEN黎明期には既にキャラが作られていた。
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LoKoLoKo氏製作 |
WinMUGENで動作可能。
上記のComedyHaHa氏製の改変で、システム周りが整備されている。
様々なX-MEN関係のキャラクター達の映像で連続攻撃を仕掛ける 超必殺技があり、
その中には本当の父親である「AOA世界のサイクロップス」が入っているのが嬉しい所なのだが、
何故か さくらが混ざっているのは一体どういう事なのか。
AOA世界の日本はアポカリプス軍の攻撃で日本列島ごと消滅しているのでAOA世界のさくらが生存している可能性は極めて低い
こちらにもAIは搭載されていない。
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出場大会
最終更新:2023年05月24日 22:34