ゴルベーザ


「動けぬ体に残された瞳で
 真の恐怖を味わうがいい!」

『ファイナルファンタジーIV』(以下『FF4』)に登場するキャラクター。
『ディシディア』やDS・PSP版といった声付き作品での担当声優は鹿賀丈史氏。
同氏は俳優を本業とされている方であり、
サブカルチャー的には映画及びミュージカル『DEATH NOTE』の夜神総一郎、ドラマ『アカギ』の市川が有名。
それと私の記憶が確かならば、'90年代の料理対決番組『料理の鉄人』の司会としても知られている。

劇中で主人公のセシルの前に幾度となく立ちはだかるライバルキャラクターであり、
セシルがバロン王国を出奔した後に、彼に代わって飛空艇部隊「赤い翼」の隊長に就任した魔導士だが、
その裏でセシルが離反した後バロン王国を影から支配し、竜騎士カインを洗脳。
以後は赤い翼を用いてバブイルの巨人の起動に必要なクリスタルを集め始め、
部下のゴルベーザ四天王などの部下を差し向けたり、時には自ら前線に立ちセシル達と対峙した。
名前の由来は聖ゲオルギウスの竜退治伝説に登場する毒虫。

かなりの実力者の一方で非常に質の悪い性格をしており、
ファブール城の戦いで拉致したローザの身柄と引き換えにセシル達に土のクリスタルを持ってくるように命じ、
命令通りの行動を取ったにもかかわらず平然としらばっくれたり、
ドワーフの城でのクリスタル防衛戦でリディアの加勢により倒されたかと思いきや、腕だけの姿となり奪取に成功したり、
カインの洗脳を弱めて解けたように見せかけて機が来た所で洗脳を強めて再度手駒にしたりと、
卑劣な手段も辞さない冷酷非情の典型的な悪役かと思われていたのだが……。
+ネタバレ
その正体は邪悪な月の民ゼムスによって操られているセシルの実の兄で、本名は「セオドール」。
つまりゴルベーザもまた被害者なのである。
幼少期に父のクルーヤが何者かに殺され、母のセシリアはセシルの出産の際に死亡し、
両親を立続けに失った悲しみをゼムスにつけこまれて洗脳されたらしい。
クルーヤは青き星(地球)の外から来た月の民であるため、セシルとゴルベーザは宇宙人と地球人のハーフである。

バブイルの巨人を司る制御システムを破壊したセシル達の前に立ちはだかるも、フースーヤの手により洗脳は解ける。
その後は自身の犯した罪を償うべく、彼と共にゼムスとの決着の為に月の最深層へと向かう。
セシル達が彼らと再会した頃には、下記の余談でも触れた通りWメテオによってゼムスは倒されたかに思われたが、
直後に完全暗黒物質ゼロムスとして復活。
Wメテオが通じず、クリスタルの力で弱体化を図ろうとしたが、一度憎しみに落ちた者ではその真の力を発揮する事が出来ず敗北。
決着はセシル達の手に委ねられる事となった。
ちなみにイベント戦闘における味方加入時のHPは2943であり、「憎しみ」の語呂合わせとなっている。

+余談
ゴルベーザに関するエピソードで最も有名なのが、
味方となったゴルベーザがフースーヤと協力して大魔法「Wメテオ」を放った際の台詞である、

「もう一息じゃ パワーをメテオに!」

「いいですとも!」

である。
それまで悪役として振舞っていたゴルベーザのキャラ像からかけ離れた敬語が絶妙なインパクトを持ち、
彼を象徴する迷台詞としてネタにされている。
ボス格を倒すか倒せないかの瀬戸際の緊迫した空気の中で放たれただけに、余計にゴルベーザらしくないギャップが際立つ。
この時のゴルベーザは本来の善良な人物に戻っているため悪役をイメージしないような台詞にしたのかも知れないが、
結局のところ結果は腹筋崩壊だった……。

『ディシディア』ではなんと隠し要素としてこの台詞が登場。
シークレットボイスを入手していると、EXバーストである「双月」発動時にゴルベーザが呼び出した黒竜が低確率で「パワーをメテオに!」と前振りし、
ゴルベーザが「いいですとも!」とボイス付きで言ってくれる。なんというか、ノリの良過ぎるしもべである。ゴルベーザ「ご苦労!」

『FF』と『ドラクエ』双方の30周年を記念する『いたスト30th』では『FF4』からの代表としてプレイヤーキャラ化。
盤面の状況によってはケフカ・パラッツォ「いいですとも野郎」呼ばわりされてしまうことがある。
また、ケフカに協力を求められた際には不本意そうな態度を見せつつ「いいですとも!」と答えるシーンも。

+『FF4TA』では
『FF4TA』では「月の民編」にて当初長き眠りに就いていたが、月の異変を感じ取ったフースーヤの手により復活。
共に異変の調査にあたっていた所、突如として現れた襲撃者「謎の少女」と交戦しこれを撃破。この際に再び「いいですとも!」と発言している
この件により月や青き星の危機を感じ、再び青き星へと降り立ちリディアやエッジと関わる事となる。
なお、その際の服装が腰布一枚の半裸に黒いマントを羽織っただけという怪しすぎる格好だったため、度々ネタにされている。
HPは2971(「償い」の語呂合わせ)である他、最終盤での戦闘において彼を含む特定のパーティーメンバーにしなければ死亡退場してしまう。

ちなみに、『FF4TA』の主人公であるセシルの息子セオドアはゴルベーザの本名が由来と思われる。


MUGENにおけるゴルベーザ

Juanmagnifico氏の製作したキャラが某所で公開中。ファイル名は「Dark Mage」。
スプライトはソーシャルゲーム『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』のドットを根性キャプチャーしたものが使用されている。
ビームやメテオなどの飛び道具を主体に戦う性能となっている。
ゲージ技ではゴーレムやドラゴンを召喚する。
AIは未搭載。

余談だが、ゴルベーザがMUGEN入りする前からセリフだけはMUGEN動画でも何かとネタにされていた。

出場大会

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最終更新:2021年08月21日 16:32
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