セシル・ハーヴィ


「行こう、僕達の戦いに」

スーパーファミコンのRPG『FINAL FANTASY Ⅳ』の主人公。
後のDS版以降のリメイク及び『ディシディア』等、声付き作品での担当声優は程嶋しづマ氏。同氏は主に舞台を中心に活動しており、
『FFIV』の人物像をモチーフに取った『ライブ・ア・ライブ』中世編を原作にした舞台作品に出演したこともある。

出生不明の捨て子だった所をバロン王に拾われ、その下で育てられた経緯を持つ青年。
若くして最強軍事国家バロンの主力部隊である飛空艇団「赤い翼」の隊長を任される程の有望株だったが、
非力な魔導師達の街ミシディアから水のクリスタルを強奪するという非道な任務に対してバロン王に意見したことで不興を買い、
赤い翼の隊長を降ろされた挙句、ボムの指輪を竜騎士である親友カインとミストに届ける任務を受ける。
しかし、それはミストの召喚士を滅ぼそうとするバロン王(に化けたゴルベーザ四天王の一人水のカイナッツォ)の策略であり、
セシルは意図せずミストを壊滅させる大惨事の片棒を担いでしまう。

この一件でセシルは完全にバロンからの離反を決意し、不可抗力とはいえ自らが母を殺めてしまったミストの生き残りであるリディアを連れて逃亡。
旅で出会った仲間達と共に新たな「赤い翼」団長となったゴルベーザから各国のクリスタルを守るべく奔走することになる。

良くも悪くも真面目で堅苦しい性格の持ち主。また意外にもシリーズでは数少ない(ナンバリングに至っては唯一)一人称が「僕」の主人公。
とりわけその精神力はFF主人公の中でも屈指で、上記の勝ち組コースから一気に転落するプロローグを経て、
意図せず大量虐殺の実行者にされるわ親友が洗脳され敵対するわと散々な目に遭うが、
それでも悩みこそしたが折れることも腐ることもなく、自分のやるべきことを見失わない高潔さを持つ。
序盤、恋人のローザとの関係にうじうじ思い悩む姿はリディアに「よわむし!」と詰られそうな有様だったが
当初はバロン王の下で身に着けた強力ながらも自らの身をも削る暗黒剣を操る「暗黒騎士」だったが、
バロン離反後に自身の心の闇と戦う試練を経て「パラディン(聖騎士)」へとクラスチェンジ。
単独で行える全体攻撃を失った点では弱体化したものの、宿敵ゴルベーザに対抗し得る光の力を得た。

また、リバイアサンに襲われ重鎧で海に投げ出されても溺れずに無事だったり、
伝説の剣を扱えるなど普通の人間ではない事が示唆されているが……?

+ ネタバレ注意
実は純粋な人間ではなく、「月の民」と呼ばれる異星人である父・クルーヤと地球人の母セシリアの間に生まれた、宇宙人と地球人のハーフ。
また、道中で憎み合いながら戦ってきたゴルベーザが自分の兄・セオドールであることが発覚し、
真の黒幕であるゼムスに操られていただけに過ぎないという残酷な事実に直面する。

かつて、クルーヤが何者かに殺され、セシリアは弟の出産の際の負担で他界したことで、
セオドールは立て続けに両親を失った悲しみをゼムスにつけこまれ「全ては弟のせいだ」と思うようになり、
セシルを捨てたのである(小説版曰く「殺す事は出来なかった」とのことでギリギリ身内としての情愛は残っていた模様)。

セシルの名前はバロン王が命名したらしい。
ただし、元々バロン王はセシリアとは面識があったが、何らかの理由で彼女を国外追放せざるを得なかったらしく、
「セシリアに似ている」という理由から、本当に彼女の息子とはつゆ知らずに彼女の名に肖ったセシルの名を与えたという。
フランス語だと女性名だが、英語だと男性名なので問題ない。

続編『ジ・アフターイヤーズ 月の帰還』では新たにバロン国王へ就任。ローザを王妃に迎えて一人息子のセオドアを儲けている。
セオドアが試練の洞窟へと向かった後にバロン城を多くの魔物が襲い、迎え撃つもリディアに似た謎の少女が幻獣神バハムートを従えている光景に驚愕。
その後はギルバートなどかつての仲間たちを追い返すなどで豹変し、皮肉にもかつてのカインに似た立ち位置となってしまっている。



MUGENにおけるセシル・ハーヴィ

暗黒内藤氏の製作したキャラが公開中。
『ファイナルファンタジーレコードキーパー』のドット絵を用いて作られたちびキャラである。
防御力を下げるという体裁でヒット時に攻撃力を上げる「アーマーブレイク」や、相手ゲージを減少させる「マジックブレイク」などの技を使って戦う。
超必殺技は自身もダメージを負う広範囲攻撃「あんこく」、10秒間、被物理ダメージ90%カットの「センチネル」、
3連続攻撃「レイウィングス」、強力な連続攻撃 「セイントダイブ」の4つ。
AIは未搭載。

出場大会

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最終更新:2022年06月20日 02:02
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