キーラ

特撮『ウルトラマン』に登場する怪獣。別名「光熱怪獣」。
第38話「宇宙船救助命令」に登場。『スマブラSP』のラスボスではない。

巨大な目玉が特徴の怪獣で、太陽系に存在する謎の惑星Q星に棲んでいる。
硬質な皮膚を備えており、科学特捜隊のニードルS80も通用しないばかりか、
ウルトラマンの八つ裂き光輪を尻尾で弾き返し、スペシウム光線も効かない程。
最大の武器は両目から放つショック光線で、まともに直視したサイゴや、
カメラ越しに見ていた記者団や科特隊を目を晦ませて一時的に失明させる程の輝きを放つ。
生物相手には殺傷能力はないが目潰しとしては有効で、さらに無機物に対しては燃焼させる効果があり、
劇中では人工衛星のBMヒューズが切れる、照射を受けた岩に爆発が起きるなどの現象を起こしていた。

前半ではサイゴとナワバリ争いしており、パワー差で圧倒されるもののショック光線で逆転して勝利。
その後、観測機から予備の部品を取り出している科特隊を襲うが、ウルトラマンに妨害され戦闘となる。
当初は格闘戦で圧倒されるものの、隙を突いてショック光線でウルトラマンの視界を封じたばかりか、
上記の通り強固な外皮で二大必殺技も受け付けず優位に戦うものの、短時間でウルトラマンに視界を回復されてしまい、
ウルトラサイコキネシスによって宇宙の彼方に放り出され、爆発して倒された。

あまり知名度が高くないマイナー怪獣だが、
ゼットンと並んで二大必殺技を凌いだ数少ない怪獣であり、隠れた強豪として知られている。

デザインは成田亨氏だが、モチーフはカミキリムシ、フナムシ、ヤゴなど諸説ある。

他作品における活躍

  • 『ウルトラファイト』
何故か同作では「キーラー」という呼称が使用されている。
殴られても蹴られても取り憑かれたようにリンゴをかじり続けたり、
刀を用いて居合を披露したりと、印象に残る怪獣となっている。

キーラ自体は登場しないが、バロッサ星人二代目が「キーラフラッシュ」という牽制技を使用している。
バロッサ星人はプロップの流用で他種族から略奪した武器や怪獣の死骸を加工した装備を使う宇宙人であり、
恐らくキーラの眼を加工したコンタクトレンズか何かでショック光線を再現したと思われる。


MUGENにおけるキーラ

カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
残阳伏羲氏から提供されたスプライトを用いて作られており、改変は禁止とのこと。
『マン』と『ウルトラファイト』をミックスさせたような技をしており、
閃光や斧を用いて戦う他、当身技「狸寝入り」も搭載されている。
また、原作を再現して飛び道具無効となっている。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で、「必殺閃光」「悪党仁義」に加えて、
食らった相手を前後不覚にする「ショック光線」がある。
閃光技は空中の相手には無効だが、ガード不可であり強力。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画

出場大会

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最終更新:2022年01月06日 18:42
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