このページでは【スーパーファミコン】のゲーム、
スターフォックス
を解説する。
キャラクターの総称としての名称は【スターフォックス】を参照。
スターフォックス |
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他言語 |
Star Fox (英語・北米) Starwing (英語・欧州) |
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ハード |
【スーパーファミコン】 | |
メディア |
8Mbitロムカセット スーパーFXチップ搭載 |
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ジャンル |
シューティング | |
発売元 |
任天堂 | |
開発元 |
任天堂 アルゴノートソフトウェア |
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プロデューサー |
宮本茂 山内溥(エグゼクティブプロデューサー) |
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ディレクター |
江口勝也 | |
プレイ人数 |
1人 | |
発売日 |
1993/02/21 (日本) 1993/03/01 (北米) 1993/06/03 (欧州) |
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値段 |
9,800円(税別) | |
シリーズ |
スターフォックスシリーズ | |
移植・リメイク |
Switch:【スーパーファミコン Nintendo Switch Online】 【ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン】? |
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日本販売数 |
約80万本 | |
世界販売数 |
約299万本 |
【スーパーファミコン】向けに発売したゲームソフト。
「スーパーFXチップ」を搭載し、SFCの性能では困難とされている3Dポリゴンをゲーム内で描写した3Dシューティングゲーム。
基本的なルールは一般的な疑似3Dシューティングと同様だが、本作はオブジェクトの全てがポリゴンで描写されるという最先端映像を特徴としており、自機・敵・攻撃・アイテムなどのほぼ全てをポリゴンで描いている。
時代が時代故に視認性に難があり、遠近感が掴みにくかったり、常に処理落ちが発生したりと、現代の視点から見ると相当の無理をして作られた作品である事が伺える。
『スターフォックスシリーズ』の1作目として基礎となる世界観は構築されているものの、【スターフォックス64】以降のストーリーはパラレルワールドとして設定されており、本作の時間軸は独立したものとなっていた。
ストーリー上で続き物となった続編の【スターフォックス2】も開発されていたが、発売中止となった。
しかし、インターネット上で流出した事で一部のファンからは有名となり、後に【ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン】?で公式の作品としてプレイ可能となった。
スーパーFXチップとエミュレーターとの相性が悪く、【バーチャルコンソール】では配信されなかった。
『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』では再現が可能となったようで、それ以降では配信も行われている。
ライラット系…。広大な銀河のほぼ中央に位置する惑星集団である。ここに住む全ての生き物は、周りの星々が羨むほどの恵まれた環境の中で、ゆっくりとした時の流れを楽しんでいたのだった、あの男が現れるまでは────────────
アンドルフ皇帝、かつての天才科学者Dr.アンドルフのことである。ライラット系Ⅳ惑星コーネリアで生まれ育った彼は、子供の頃から異彩を放ち、若くして超次元空間における動力機関開発の第一人者となった。しかし、その優れた頭脳を私欲のためだけに使うようになってからは危険な実験を繰り返し、ついにはコーネリア星から追放されたのだった。
時がたち、人々がDr.アンドルフの名を忘れ始めていたある日、コーネリア防衛隊は第Ⅰ惑星ベノムの異常に気付いた。ベノムより発進される、様々な未確認物体。思えばこれがコーネリアに怨みを抱く、アンドルフからの宣戦布告だったのである。
完全にアンドルフ皇帝の軍事基地と化していた、第Ⅰ惑星ベノム。そして瞬く間に、ライラット系の他の惑星にもアンドルフ軍の魔の手は伸びていった。コーネリア防衛隊長ジェネラル・ペパーは、開発中だった超高性能戦闘機アーウィンの戦線投入を決定。だがアーウィンを乗りこなすパイロットを養成するには、事態はあまりにも緊急を要していたのだ。
「そうだ!スターフォックスだ!!」
ペパーは叫んだ。宇宙狭しと名を馳せる、雇われ遊撃隊スターフォックス。彼ら4人に下された任務は、惑星ベノムの奪回とアンドルフ軍制圧である。うまくアーウィンを操り、ライラット系の平和を回復できるかどうか。チームリーダーである、あなたの腕にかかる期待は計り知れない…………